善知鳥 を開栓しました。
すっごく寒くて、天気も下り坂。
バレンタインデーは1月15日の開店からちょうど一カ月でもありました。
しかし、いつかは来るであろうお客様ゼロの日が今日ではないか?と覚悟の開店。
ところが、結果的には平日と変わらない程のご来店。
ホッとしました。
さらに、11時頃にご来店の男性一人のお客様がお二人。
どちらもお馴染様。
で、結局3時頃まで3人で盛り上がっておりました。
その勢いで、開店当初から登場のタイミングを探していたお酒を出すことになってしまいました。
『田酒』で知られた青森の西田酒造店の
『善知鳥(うとう)』です。
これで、深夜の乾杯。
酔いが醒めるような澄み切ったお酒。
三人ともしばらく言葉が出ませんでした。
澄み切ってはいるけど、重厚で強い旨味と滅茶苦茶
すばらしいキレ。
以前、田酒の山廃特別純米を呑み、
その上品なヨーグルト香に感激しましたが、
さらに味わいの深みがあります。
『善知鳥(うとう)』は西田酒造の元々の銘柄
『喜久泉』の大吟醸に冠された銘柄名。
『善知鳥』とは鳥の名前でもあり、青森が青森に
なる前の地名でもあるそうです。
詳しくは西田酒造さんのHPをご覧ください。
西田酒造のお酒は田酒は純米、喜久泉は非純米です。
しかし、このお酒を「アル添酒」呼ばわりする人がいるとすれば、それは野暮でしょう。
わずかなアルコール添加によってこの重厚さが引き出されているのですから。
旨いものは旨いのです。
上品な吟醸香。
舌の真ん中程まではサラリと流れ、奥に行くに従って重厚な旨味が
しっかりと感じられ、嚥下するとスッ~と消えてゆく余韻。
これは絶対に呑む価値ありです。
『浦和 和酒処さなぶり』のHPへ
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by sakenihon | 2010-02-16 01:49 | さなぶり