20年ぶりに復活した酒蔵 小松酒造場 『豊潤』

国東半島の北の付け根、大分県宇佐市の小松酒造場の『豊潤』というお酒。

いままで聞いたこともないお酒。
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裏ラベルにはこう書かれています。

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 昭和63年に休業した酒蔵に、再び活気を取り戻したい。。。

  平成20年11月28日。
 20年ぶりに酒造りを復活させることができました。(後略)

       小松酒造場 6代目
          杜氏 小松潤平
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
HPにその経緯が詳しく記載されています。

6代目の小松潤平氏は昭和52年生まれの33歳。

ですから、潤平氏が11歳の時に蔵は醸造をやめてしまったのです。

それからの20年間は、他の酒蔵への委託製造という形でギリギリ酒蔵の体を

維持してきたということです。

そして、潤平氏が東京農業大学で醸造学を学び、いくつかの酒蔵で修行を積んで

平成20年に杜氏として蔵に戻ってきたというのです。

潤平氏の熱意も凄いと思いますが、それ以上に息子が一人前になって帰って来るまで

待った、お父様(5代目 弘見氏?)の気持ちを想像すると胸が熱くなります。

そして、見事にその期待にこたえて待ちに待った醸造再会を迎えた時の感慨は

どんなだったのでしょうか・・・・想像もできません。

全国で次々に廃業・休造が増えている日本酒業界の中で、わずかででもこのように

新たな酒造りが始まっているのは本当に心強く頼もしいものです。

頑張れ~~~~~~!!!


こうゆうお酒に出会うと飲んでみたくなるのが人情。

今回は純米吟醸ではなくて敢えて純米酒を仕入れてみました。

舌先にピリリとくる+6度の辛味、嚥下の際に舌の奥で感じる芳醇な旨味とわずかな苦味。

酸と香りは穏やか。 余韻の中にかすかに木香のようなものを感じます。

キレは良好。

裏ラベルに記されたコンセプトは『芳醇な味わいながら、キレの良い食中酒』。

コンセプト通りのお酒が2年目にしてできています。

欲を言えば、ここまで辛口にしないほうがさらにバランスのいいお酒になりそうな・・・

まだ2年目。 そしてもう3年目の造りも始まっていることでしょう。

コンセプトがはっきりしているのですから、これから毎年良くなってくるでしょう。

今回のお酒の味はそのベンチマークとして記憶しておきたいと思います。

(といってもすぐに忘れてしまうので、このブログの記事がその記録。

 来年ここ見返して確認しよっと!)

  精米歩合60%  日本酒度+6 酸度1.7  アミノ酸度1.2  alc 15~16度




【さなぶり寄席のお知らせ】

 12月5日は第八回 さなぶり寄席 です。
  【日時】  12月5日(日) 開演15時
  【場所】  さいたま市コニュニティーセンター・コムナーレ
        (JR浦和駅東口 パルコ10階)
  【木戸銭】 1000円
  【懇親会】 寄席終了後にさなぶり2階で開催 (参加費4000円/要予約)
  【問い合わせ】  048-882-3721(またはさなぶりHPよりメールにて)

 皆さまのご参加を切にお待ちいたしております。


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by sakenihon | 2010-12-01 03:05 | さなぶり  

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