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たぶん日本で一番小さな酒蔵 『御所泉』

昨夜、書いた『やちや酒造』さんから徒歩15分のところに、もう一軒酒蔵があります。
有限会社武内酒造店さん。お酒は『御所泉』です。
こちらへも『やちや酒造』さんと同じ日にお邪魔してきました。
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私の推測ですが、全国最小規模のお蔵さんの一つだと思います。
武内酒造さんの石高はなんと100石です。
日本酒の生産量を表す時は『石高(こくだか)』という言葉をつかいます。
1石は一升瓶(1.8リットル)100本分です。
100石ということは1年間のお酒の生産量が一升瓶で1万本ということになります。

普通、酒蔵として成り立つには400石以上の規模が必要と言われています。
原材料となるお米の購入費に加えて、不動産、設備の維持、杜氏さんや蔵びとさんのお給料などの固定費を賄うためには、その程度の規模が必要となるのは推測できます。

『御所泉』が現在の規模でなんとか成り立っている秘密は販売方法にあるようです。
問屋さんや酒屋さんを通さず、蔵近隣の約200軒の消費者へ直接販売することによって、流通コストをほぼゼロに抑えていることが、特徴だとおもいます。

200軒で年間一升瓶1万本の消費するわけですので、平均1軒あたり50本、毎月4升飲んでくれるお客さんが200人いるということになりますね。すごいヘビーユーザーさんです!
一度に6本、12本と箱買いすることも珍しくないそうです。
昔からの近隣の愛飲家に支えられたお酒といますね。
蔵元が最終消費者宅まで直接届ける究極の直販ですが、昔はこれが普通の姿だったんですね。
東京向けの味ではなく、昔からの石川の酒の味が残っているとも言えますね。
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最近の純米酒傾向に全く背を向け、すべて醸造用アルコール添加原酒のアルコール度数は20%とかなり特徴のある酒造りです。
蔵元の武内さんの軸足にブレはなく、『これしかない!』という姿勢でやっておられます。

こうゆうお蔵が残ってることは嬉しいものですが、経営は楽ではないようで副業として酒蔵の隣にコンビニエンスストアを経営されています。
蔵元の奥さまが店長をされ、家族の総力でお酒造りを続けておられるお蔵です。
なんとかこれからも酒造りを続けていただきたいものです。

蔵元のHPがなくなってしまいました。
酒販店(石川県・宮崎酒販店)さんのHPに詳細がありましたのでリンクします。



松井秀喜が通った金沢星稜高校がお蔵の目の前です。
写真には大学しか映ってませんが、高校もすぐ横です。
松井の下宿もこの近く金沢市御所町だったと聞いています。
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by sakenihon | 2008-11-01 12:54 | 酒蔵めぐり  

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