本日の一献 《11月13日》 『泉川』を飲んだど~~

昨夜の『本日の一献』は『泉川』でした。

と、ここで「お~~っ」と思ったあなたは、かなりの日本酒通です。
ほとんどの方は「何それ?」だと思います。
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しかし『飛露喜』というお酒であればご存じの方も多いはず。
ネット上の人気口コミランキングでも上位を占めている、福島県河沼郡会津坂下町の廣木酒造本店さんの超人気銘柄です。
現在でも品薄が続いており、限られた酒販店さんでしか手に入らないお酒になっています。

これに対して、『泉川』は廣木酒造本店の元来の銘柄です。
現在でも地元福島向けには『泉川』が主力銘柄です。
と、いうよりも『飛露喜』が東京向けの第二ブランドといったほうがいいかもしれません。
『飛露喜』は(表現は悪いですが)「田舎の廃業寸前の小さな酒蔵が放ったサヨナラ逆転満塁ホームランのようなお酒です。正にマーケティングの勝利!って感じで。

もちろん、 『泉川』『飛露喜』では酒質も味わいも材料(米)も違います。
『飛露喜』『泉川』で培った技術に基づいて東京の味覚と価格に合わせて造られたお酒だと理解しています。
それに対して『泉川』は昔からの福島の地酒の味が守られているはずです。
そう思って、あえて『泉川』をネットで探して購入しました。
精米歩合55%の純米吟醸です。(米種は不明)
価格も1.8Lで2300円程度と『飛露喜』よりも断然お手頃です。


それを45℃程度のお燗にしていただきました。
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 これが、旨いのなんの・・・・・・・いやー予想をはるかに超えてました。
ネットの書き込みでは「やっぱり泉川は飛露喜ほどうまくない」という評価が目につきます。
でも、それはきっと冷酒で飲んだのではないでしょうか。
確かに、『泉川』は冷やして飲むと少し雑味を感じますし、飽きがくるような”ひつこさ”も感じました。
『飛露喜』の方が洗練されたすっきりした味わいです。
東京ではいい日本酒はほとんど冷酒で飲まれますから、『飛露喜』はそれに合わせた造りになっているようです。
しかし、お燗をすると状況は変わります。
元々、福島の人が日本酒を冷やして飲んでいたとは考えにくいですよね?
だとすると、『泉川』はお燗を前提に造られているはずだとおもっていましたが、その推測は当たっていたようです。
すっきりした旨味、甘み、かすかな酸味のバランスが抜群、吟醸香も控え目で食中酒として最高レベルの酒だと思いました。

東京ののんべえさん達も吟醸酒=冷酒という変な常識は見直した方がいいのでは?
お燗の方法や温度には配慮が必要で面倒ですが、日本酒本来の味わいが楽しめると思います。
お燗すると臭い、というのは居酒屋で使っている「お酒じゃないお酒」の味しか知らない方が多いためでしょうね。誠に残念です。

合わせた肴は、のんべえオリジナルメニュー!!『ニシンのカボス漬け』です。 
もちろん福島の珍味『ニシンの山椒漬け』を真似たものです。
ミガキにしんは手に入りますが、山椒の葉がなかったため、いただきものの大分県産のカボスの果汁をお酢の代わりにして漬けこんでみました。
8月に漬けたのでかなりやわらかくなって、福島の酒と肴でばっちり楽しめました。

先日の高円寺のお蕎麦屋さんからかつお出汁をいただいておりましたので、それにお酒とみりんと醤油を少し加えてタコ(右)と砂肝(左)を炊いてみました。
砂肝の方には臭み消しで生姜も加えました。
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これがまた大当たり!!
特に砂肝のほうが大変満足な出来でした。
お蕎麦屋さんの出汁が砂肝に大変マッチして旨かった~~~

というわけで、昨夜はかなりの規定量オーバー、つまり飲み過ぎとなりました。
しかし、今朝はすっきりしてました。
やっぱり、美味しいものを美味しく頂いたせいでしょうかねえ。

でも、カミサンの白い眼が痛かったーー。
以後、注意しまーす。 


あっ、そうそう、明日15日は高円寺のお蕎麦屋さん『信濃』での寄席に行く日でした。
飲み過ぎないように自制しなくちゃ!
その模様はまたご報告いたします。





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by sakenihon | 2008-11-15 01:02 | 本日の一献  

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