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カテゴリ:日本酒と健康( 5 )

 

のりぴー事件に想う

のりぴー事件、ビックリしました。
人には裏と表があるものと解ってはいたつもりですが・・・・・


アルコールと違法ドラックでは、その薬理作用、常用性、依存性、では大きく違うのだと思います。

違法ドラックを服用することはもっての外であることは言うに及びません。


しかし、アルコールも常用性、依存性を有しており、飲み方一つで毒にもなります。

のんべえとしては全くの他人事とは思えません。


人には”心の隙間”が生まれることがどうしてもあります。

頑張れば頑張るほどその反動で、隙間が広がるということもあります。

そうゆう時、酒の力を借りて精神的に乗り越えたこともありました。


しかし、人によっては、そのままアルコール依存症になってしまうこともあります。

アルコールも一種の薬物であることに違いはありません。

正しい飲用方法と、間違った飲用方法を知っておくことは大切なのではないでしょうか。


佐賀県酒造組合のサイト内のコラムに組合長の天吹酒造蔵元さんの一文があります。
『学校教育にない「酒育」のすすめ』というタイトルです。
共感し、以前から紹介の機会を探しておりました。

ご一読ください⇒ ⇒ ⇒佐賀県酒造組合コラム

未成年者は飲んではいけない。
だから未成年にはお酒の飲み方は教えない、教えられない・・・・・
それでは間に合わない現実が、今そこにあります。
三人の娘を持つ親として、考えざるを得ない問題です。



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by sakenihon | 2009-08-08 23:56 | 日本酒と健康  

気温と日本酒消費の関係

1月26日に『食物の陰と陽』というテーマで書いた際に、「国内の都道府県別気温の高低と日本酒の消費量には相関がある」という仮説を検証するとお約束しておりました。

ようやく、そのご報告となりました。
こんなに時間がかかった最大の理由はエクセルのデータをこのブログにキレイに張り付ける方法がわからなかった、ということ。

(エクセルのカメラ機能でペイントに貼り付けJPEGファイル化して、写真と同じ要領でブログにアップしています。もっといい方法があったら教えてください。お願いします。)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

さてさて、本題。

【仮説】
焼酎は身体を冷やす効果が高く、日本酒は冷やす効果が少ないという陰陽の理論から以下のような仮定をしました。
① 気温が高い県では日本酒(清酒)消費量が低く、気温が低い県では消費量が高い。
② 焼酎は日本酒の反対に気温が高い県ほど消費量が多い。

【使用データ】
これを検証するため、都道府県別の「成人一人当たり日本酒消費量」と「平均気温」のランキングを比較しました。
日本酒の消費量は国税庁酒税統計DBの平成17年のデータを使用しました。
平均気温は総務省の気象統計の平成17年度データを使いました。

この二つのデータに相関があれば消費のランキングが高い県ほど気温のランキングも高くなっているはずです。

【結果】
以下が成人一人当たりの日本酒消費量のベスト10とワースト10の都道府県です。
f0193752_13584617.jpg


結果としては、「気温が高い県では日本酒消費量が少ない」という傾向はあるようですが、「気温が低い県は日本酒消費が多い」とは言えないようです。
特に最も気温が低い北海道・岩手・青森の日本酒消費が多くなかったことは意外でした。

日本酒消費が多いのは平均気温が11℃~15℃の日本海沿岸の都道府県が多いようです。
これは稲作に向いたエリアということではないでしょうか。
日本酒消費は単純な気温の高低ではなく、原料米との関係の方が強いということですね。

当たり前の結果のようですが、現在のように物流・流通が発達した時代においても、
「産地=消費地」の傾向が強いところに日本酒飲酒の歴史を感じます。
稲作と日本酒の結びつきは日本人のDNAの中に擦りこまれているのかも・・・

ただし、例外もありました。
和歌山県、高知県、佐賀県は平均気温が高いにもかかわらず、日本酒消費が多いのです。
f0193752_14362329.jpg

   高知・和歌山・佐賀の共通点といえば、捕鯨をはじめとする遠洋漁業が思い浮かびました。
   そういえば高知県には酔鯨というお酒もありましたね。
   佐賀県には鯨の軟骨を酒粕に漬けた松浦漬なんて珍味もありました。
   高知の漁師さんは暑い盛りに甘~いにごり酒のワンカップをグビグビ飲むそうです。
   アルコール飲料というより糖分補給のビタミン剤の位置づけなのか?

   漁師さんには焼酎よりも日本酒が合うイメージですね。
   『漁業と日本酒』も面白そうなテーマですね。


思ったような結果にはなりませんでしたが、イロイロわかって面白い作業でした。

次回は焼酎の消費量を分析してみたいと思います。



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by sakenihon | 2009-07-04 23:38 | 日本酒と健康  

身体の”陰”と”陽”


『マクロビオテッィク』という言葉があります。
健康志向やダイエットにも欠かせない知識のようで、雑誌や書物もたくさんでているようです。

『マクロビオティック』とは長寿のための食事療法で、根菜類や海藻類を中心とした食生活を意味するようです。  ⇒ Wikipedia 『マクロビオテッィク』

『マクロビオティック』の理論の中の一つとして、「食物の陽性と陰性」というものがあります。
陽性と陰性の特徴を簡単にまとめると以下のようになります。

【陽性食物】 ⇒ 人間の身体を温める効果を持っている。
         身体・血管・腸管を引き締める。
         寒冷気候で良く育つ根菜類に多い。
         熟成味噌や醤油など、ナトリウム(塩分)を多く含んだ食物。

         陽性体質 : 筋肉質で活発で声も太く、便秘がちで食欲旺盛

【陰性食物】 ⇒ 人間の身体を冷やす効果を持っている。
         身体・血管・腸管を引き収縮させる。
         暑い気候で良くし育つ葉物野菜に多い。
         カリウムを多く含んだ食物。

         陰性体質 : 虚症、色白、太っていても水太り、冷え性、低血圧、低体温。

【結論】 人間の健康・長寿のためのは陽性と陰性のバランスが重要だということです。

  ( こちらのサイトを参考にしました。 ⇒ 食べ物の陰陽について )
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

さて、ここからが本題です。

お酒は強い陰性の食物(飲料)です。
ですから、身体を冷やす効果があります。

でも、お酒の種類によってその効果の強弱があるそうです。
日本酒はもっともその効果が弱い、つまり身体を冷やしにくいお酒なんだそうです。
 
陰生が強い順に並べると・・・ 
   ウイスキー・ジン > 焼酎 > ワイン > ビール > 日本酒 

日本酒と焼酎を比較すると、焼酎の方が身体を冷やしやすいんですね。

ですから、焼酎の肴は陽性(身体を温める)食材、たとえば肉類との相性がよく、日本酒にはカボチャや大根などの野菜や蕎麦・豆腐など、中庸系な食材がよく合うのだそうです。
人間の味覚が陰陽のバランスを自然にとってくれているように感じます。

 (yutakahashiさん、泡盛「どなん」と豚角煮は抜群の組み合わせですね。)

さらに、その地方の寒暖と好まれるお酒も関係があるようです。
暑い沖縄や南九州では陰性の強い焼酎が好まれ、東北などの寒い地方では日本酒が好まれる。
そうゆう傾向があるんだそうです。
暖かい地方では日本酒は腐りやすく造りにくいから、日本酒が定着しなかったと思っていました。
しかし、造れなければ運んでくればいいのですから、理由としてはあまり説得力がありません。
陰陽の効果との関係の方が筋が通るように思えてきました。

では、国内の都道府県別気温の高低と日本酒の消費量には相関がある?

そんな仮説を立てて調べてみました。

その結果は次回。




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by sakenihon | 2009-06-26 01:26 | 日本酒と健康  

長寿の国 オキナワ?

今日は暑かったっすねえ。
夏の空気でした。
カラッとしてくれるといいんですが・・・

最近、のんべえは五十肩というのに苦しんでまして、病院にいきました。
五十肩なんてものは原因をはっきりわからない老化病みたいなものらしいんで、病院へ行っても湿布薬をもらうくらいしか期待してませんでしたが・・・

先端医療っていうんでしょうか?
普通のレントゲンで骨に異常がないことを確認したら、MRIで筋肉とか腱とか軟骨とかの状態を調べるんです。
従来は痛み止めとか飲みながら一生お付き合いしなくちゃならなっかったようですが、腱の断絶の兆候が見られたら手術をすると、比較的早く治るんですって・・・

医療の進歩は素晴らしいけど、まさか五十肩で手術なんて想定外ですよ。

診断結果を聞くまでドキドキでした。
結果的にはあまり深刻な状態ではないそうで、ホッとしました。 よかった~~
運動不足で筋肉が固まったような状況らしくて、しばらくリハビリしながら2週間に一度程度は炎症緩和の注射を患部へ直接打つという治療になり、さっそく一本打ってきました・。

原因はパソコンのやりすぎかも・・・・
最近はこのブログも含めて、ほとんど一日パソコンの前に座ってる生活なんでね・・・・
皆さんも気をつけてくださいね。


そんなことも関係してか、本日は「長寿と健康」のお話です。

長寿の県といったら”沖縄”ってイメージですよね。
ところが最近、そこに大きな変化がでているそうです。(これまた日経記事がきっかけ)

調べてみましたら、女性は今も全国一の長寿なんですが、男性はなんと26位で全国平均以下なんです。
1985年頃までは男性も日本一だったんですが1990年頃から変わり始め、2000年以降急激に悪化してしまったというんです。
寿命というのは平均余命で測るんですね。
チョットややこしいので、できれば以下のリンクの資料を見てください。
   ⇒⇒⇒ 【都道日県別男女の平均余命】

つまり、65歳以上の沖縄県男性は今でも長寿なんですが、現在のゼロ歳児の平均余命が26位ということなんです。

原因は食生活の変化だそうです。
従来の沖縄の食生活が急激に欧米化(肉食・多脂肪)した結果だそうです。
戦後のアメリカによる占領などの歴史もあり、急激に食生活が変わったのです。
(なぜ、男性だけなのかはわかりませんが)

さらに肥満度ランキングでは沖縄が男女ともにワースト1!
驚きです。
 ⇒⇒⇒ 【社会実情データ図録】

食生活の重要性が如実に現れた結果ですよね。

日経の記事では日本食の”ダシ”の効用に触れていました。

沖縄は従来、昆布の消費量が日本一でしたが、現在は第十位。
それでも鰹節は第一位、しいたけは第三位だそうで、沖縄の伝統食は”ダシ”をうまく使った料理であることがわかります。
ダシをうまく使うことで塩の使用量を減らすので、塩の消費は少ない理想的な食生活。
それが急激に失われたことが、結果として平均余命に現れたのですね。

”ダシ”がどうして身体にいいかというと、”アミノ酸”を多く含んでいるからでしょう。
昆布、カツオ、しいたけ、とどれも乾燥させることでアミノ酸が飛躍的の増え、それが旨味成分となるんですが、多様なアミノ酸を摂取することで人間の体のバランスが図られるんです。
”ダシ”重視の食生活を送っていれば、アミノ飲料やサプリメントは不要なんですよね。

脱線しますが、”痛風”の原因となる”プリン体”もアミノ酸の一種。
だから痛風は、美味しいものばかり食べてる人が罹る「贅沢病」って呼ばれるんです。

そして”アミノ酸”といえば『発酵食品』
味噌・醤油などの調味料、漬物、納豆、干物などなど日本食は発酵食品であふれています。
これも日本人の長寿の立役者。

無理やりに結びつけることもないのですが、当然我らが”日本酒”も発酵飲料。
そしてこれほどふんだんにアミノ酸が含まれたアルコール飲料は世界でも類をみません。
「適度な量」の条件付きですが、アミノ酸がしっかり含まれた『本物の日本酒』は大変優れたアルコール飲料ですね。

料理に日本酒を使うのも日本酒のアミノ酸で旨味をだすため。
だから安いパックの合成酒を料理酒にしては駄目ですよ。

しかしアミノ酸を取るために日本酒を飲むというのは、のんべえの理屈ですね。
では、酒粕はどうでしょうか?
火を通すことでアルコール分は除けますし、もろみに含まれた多量なアミノ酸は摂取できます。
甘酒も冷やして飲むと夏でもゴクゴクいただけます。
酒粕を使ったクラッカーはおやつにも酒の肴にもいいです。
  ⇒⇒⇒ 【寺田本家HPから酒粕料理コーナーを参照ください】

泡盛を中心としたアルコール度数の高い蒸留酒が中心の沖縄では、日本酒はほとんど飲まれていないのは重ねて残念!
食生活が変わった分、せめて日本酒を飲んでくれればなあ・・・・

しかし、そこにもそれなりの理由はあるわけで・・・
あすは「飲食物の陰と陽」。 
アルコールの温冷効果について少し書いてみたいと思ってます。


堅い内容でご退屈さまでした。

p.s. 現在の長寿県は(1位)長野県、(2位)福井県、(3位)奈良県となっています。
   その原因は?  そこまでは調べてません。 あしからず。



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by sakenihon | 2009-06-24 02:29 | 日本酒と健康  

日本酒の健康な飲み方

『酒は百薬の長』といいます。
のんべえの言い訳ではなく、古くは日本酒は本当に薬として利用されていた時代もありました。
まさに酒=薬です。
『薬』なんですから、当然ながら用法・用量は守らねばなりません。
風邪薬を一度にたくさん飲む人はいませんが、お酒は油断するとつい飲みすぎてしまいます。

でも日本酒も用法・用量を守って摂取すれば正に薬としての効果を発揮してくれます。
では日本酒の用法・用量とはなんでしょうか?
私は以下の点に気をつけて飲んでいます。

① 『適量』を守る。 
  適量は人によって違いますが、私の場合は一日2合程度です。

② ゆっくりいただく。 
  アルコールは酔いが回るのに時間がかかりますので、一気に飲むと酔いを感じる前に適量
  オーバーの危険性があります。ですから特に最初はゆっくりと。

③ 必ず『肴』をいっしょにいただく。
  お酒の旨味と肴の旨味が合わさって幸せ10倍です。
  ゆっくりいただくことにも通じます。肴も味わいながらゆっくりと。
  
④ 一人酒は極力避けます。必ず楽しい会話をしながらいただく。
  理想は3人ですね。会話が最も盛り上がる人数。
  多すぎると宴会的な盛り上がりでペースが壊れてしまします。
  家での晩酌の場合は、家族を巻き込みます。
  さらに家族は飲みすぎを止めてくれます。叱ってくれます。

⑤ 肴はできるだけ自分で造る
  自分で作ったものは、ゆっくり食べたくなるものです。
  家族にも食べて意見を言ってほしいもの。できれば「おいしいね!」って。
  そうすれば、自然に家族との会話が生まれます。

⑥ そして『和らぎ水』が大切です。
  バーでウイスキーのストレートやオンザロックを頼みますと、「チェイサー」と呼ばれる水が
  セットで出てきます。
  それと同じものを日本酒の場合『和らぎ水』といいます。
  『和らぎ水』は氷は入れず、あまり冷やさずがいいようです。
  贅沢をいえば軟水の柔らかいものの方が酒や肴の邪魔をしないのでお薦めです。
  お酒と同等位の『和らぎ水』をいただけば、アルコール度数は半分になります。
  また、時々お水で舌を洗うことで、味覚が衰えずいつまでもお酒を美味しくいただけます。

  アルコール摂取は逆にのどが渇いてしまう効果がありますので、喉の渇きを癒すために
  さらに飲んでしまい飲みすぎとなります。
  適量の酔いを感じたら、水の比率を上げてゆきます。要は口がさみしいだけですから。 
  
そうはいっても中々その適量を守れないのがのんべえの常なんですがね。
特に外では差しつ差されつだとマイペースでは飲めませんし、『和らぎ水』を出してくれる店もまだまだ少ないでしょう。
でも、これを実行すれば『日本酒は薬』になります。

是非お試しくださいまし。

(日本酒の効能についてはまた後日・・・)

なお、この記事は三宅島のmbabanomeさんから私の飲みすぎを心配したコメントがキッカケで作成しました。
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by sakenihon | 2008-10-21 19:20 | 日本酒と健康