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ちょっいと お休み。


暑いですねえ~~

すみません。
ちょっと忙しくてブログ更新できていません。

次回、30日になりそうです。
それからはまた普段のペースに戻ります。

いろいろ書きたいことはたまっているんですが・・・・
懸案の調査結果もなかなか面白いかも?

しばらくの間、お待ちくださいませませ。



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by sakenihon | 2009-06-29 00:28 | その他いろいろ  

身体の”陰”と”陽”


『マクロビオテッィク』という言葉があります。
健康志向やダイエットにも欠かせない知識のようで、雑誌や書物もたくさんでているようです。

『マクロビオティック』とは長寿のための食事療法で、根菜類や海藻類を中心とした食生活を意味するようです。  ⇒ Wikipedia 『マクロビオテッィク』

『マクロビオティック』の理論の中の一つとして、「食物の陽性と陰性」というものがあります。
陽性と陰性の特徴を簡単にまとめると以下のようになります。

【陽性食物】 ⇒ 人間の身体を温める効果を持っている。
         身体・血管・腸管を引き締める。
         寒冷気候で良く育つ根菜類に多い。
         熟成味噌や醤油など、ナトリウム(塩分)を多く含んだ食物。

         陽性体質 : 筋肉質で活発で声も太く、便秘がちで食欲旺盛

【陰性食物】 ⇒ 人間の身体を冷やす効果を持っている。
         身体・血管・腸管を引き収縮させる。
         暑い気候で良くし育つ葉物野菜に多い。
         カリウムを多く含んだ食物。

         陰性体質 : 虚症、色白、太っていても水太り、冷え性、低血圧、低体温。

【結論】 人間の健康・長寿のためのは陽性と陰性のバランスが重要だということです。

  ( こちらのサイトを参考にしました。 ⇒ 食べ物の陰陽について )
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

さて、ここからが本題です。

お酒は強い陰性の食物(飲料)です。
ですから、身体を冷やす効果があります。

でも、お酒の種類によってその効果の強弱があるそうです。
日本酒はもっともその効果が弱い、つまり身体を冷やしにくいお酒なんだそうです。
 
陰生が強い順に並べると・・・ 
   ウイスキー・ジン > 焼酎 > ワイン > ビール > 日本酒 

日本酒と焼酎を比較すると、焼酎の方が身体を冷やしやすいんですね。

ですから、焼酎の肴は陽性(身体を温める)食材、たとえば肉類との相性がよく、日本酒にはカボチャや大根などの野菜や蕎麦・豆腐など、中庸系な食材がよく合うのだそうです。
人間の味覚が陰陽のバランスを自然にとってくれているように感じます。

 (yutakahashiさん、泡盛「どなん」と豚角煮は抜群の組み合わせですね。)

さらに、その地方の寒暖と好まれるお酒も関係があるようです。
暑い沖縄や南九州では陰性の強い焼酎が好まれ、東北などの寒い地方では日本酒が好まれる。
そうゆう傾向があるんだそうです。
暖かい地方では日本酒は腐りやすく造りにくいから、日本酒が定着しなかったと思っていました。
しかし、造れなければ運んでくればいいのですから、理由としてはあまり説得力がありません。
陰陽の効果との関係の方が筋が通るように思えてきました。

では、国内の都道府県別気温の高低と日本酒の消費量には相関がある?

そんな仮説を立てて調べてみました。

その結果は次回。




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by sakenihon | 2009-06-26 01:26 | 日本酒と健康  

梅雨の晴れ間

今日は梅雨の晴れ間のような一日らしいですね。
湿気が多くて快適ではありませんが、土砂降りよりはずっとマシ。

愛媛あたりの渇水は解消したんでしょうかね。
四国には四国山地という大きな山があるんですが、そこに降った雨の大部分は高知県側へ流れ、愛媛県側へは行かないって、四国の酒蔵巡りの時に聞きました。
それで高知には四万十川などの豊かな河があって渇水知らず、反面愛媛は有数の水不足県なんだそうです。

酒とか健康とか、少し堅い話題が続いていますので、小休止。
息抜きします。

たくさん雨が降って、
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暖かくなって、
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一気に花が咲いて、
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蝶も寄ってきました。
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ユリの香り、
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ラベンダーの香り、  いろんな香りが漂います。
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山桃も赤く色づき始めました。
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ブラックベリーも赤から黒へと日々色を変えてゆきます。
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やさいもどんどん大きくなります。
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4月の初めころ、桜が満開だったあの川のほとり。
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いまは紫陽花が満開です。
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蒸し暑い梅雨の晴れ間。
真夏がもうすぐそこです、



パワーがあったら夜もう一回、予定通り”食べモノの陰と陽”なんかの話題で更新します。



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by sakenihon | 2009-06-25 15:36 | 木と花と野菜  

長寿の国 オキナワ?

今日は暑かったっすねえ。
夏の空気でした。
カラッとしてくれるといいんですが・・・

最近、のんべえは五十肩というのに苦しんでまして、病院にいきました。
五十肩なんてものは原因をはっきりわからない老化病みたいなものらしいんで、病院へ行っても湿布薬をもらうくらいしか期待してませんでしたが・・・

先端医療っていうんでしょうか?
普通のレントゲンで骨に異常がないことを確認したら、MRIで筋肉とか腱とか軟骨とかの状態を調べるんです。
従来は痛み止めとか飲みながら一生お付き合いしなくちゃならなっかったようですが、腱の断絶の兆候が見られたら手術をすると、比較的早く治るんですって・・・

医療の進歩は素晴らしいけど、まさか五十肩で手術なんて想定外ですよ。

診断結果を聞くまでドキドキでした。
結果的にはあまり深刻な状態ではないそうで、ホッとしました。 よかった~~
運動不足で筋肉が固まったような状況らしくて、しばらくリハビリしながら2週間に一度程度は炎症緩和の注射を患部へ直接打つという治療になり、さっそく一本打ってきました・。

原因はパソコンのやりすぎかも・・・・
最近はこのブログも含めて、ほとんど一日パソコンの前に座ってる生活なんでね・・・・
皆さんも気をつけてくださいね。


そんなことも関係してか、本日は「長寿と健康」のお話です。

長寿の県といったら”沖縄”ってイメージですよね。
ところが最近、そこに大きな変化がでているそうです。(これまた日経記事がきっかけ)

調べてみましたら、女性は今も全国一の長寿なんですが、男性はなんと26位で全国平均以下なんです。
1985年頃までは男性も日本一だったんですが1990年頃から変わり始め、2000年以降急激に悪化してしまったというんです。
寿命というのは平均余命で測るんですね。
チョットややこしいので、できれば以下のリンクの資料を見てください。
   ⇒⇒⇒ 【都道日県別男女の平均余命】

つまり、65歳以上の沖縄県男性は今でも長寿なんですが、現在のゼロ歳児の平均余命が26位ということなんです。

原因は食生活の変化だそうです。
従来の沖縄の食生活が急激に欧米化(肉食・多脂肪)した結果だそうです。
戦後のアメリカによる占領などの歴史もあり、急激に食生活が変わったのです。
(なぜ、男性だけなのかはわかりませんが)

さらに肥満度ランキングでは沖縄が男女ともにワースト1!
驚きです。
 ⇒⇒⇒ 【社会実情データ図録】

食生活の重要性が如実に現れた結果ですよね。

日経の記事では日本食の”ダシ”の効用に触れていました。

沖縄は従来、昆布の消費量が日本一でしたが、現在は第十位。
それでも鰹節は第一位、しいたけは第三位だそうで、沖縄の伝統食は”ダシ”をうまく使った料理であることがわかります。
ダシをうまく使うことで塩の使用量を減らすので、塩の消費は少ない理想的な食生活。
それが急激に失われたことが、結果として平均余命に現れたのですね。

”ダシ”がどうして身体にいいかというと、”アミノ酸”を多く含んでいるからでしょう。
昆布、カツオ、しいたけ、とどれも乾燥させることでアミノ酸が飛躍的の増え、それが旨味成分となるんですが、多様なアミノ酸を摂取することで人間の体のバランスが図られるんです。
”ダシ”重視の食生活を送っていれば、アミノ飲料やサプリメントは不要なんですよね。

脱線しますが、”痛風”の原因となる”プリン体”もアミノ酸の一種。
だから痛風は、美味しいものばかり食べてる人が罹る「贅沢病」って呼ばれるんです。

そして”アミノ酸”といえば『発酵食品』
味噌・醤油などの調味料、漬物、納豆、干物などなど日本食は発酵食品であふれています。
これも日本人の長寿の立役者。

無理やりに結びつけることもないのですが、当然我らが”日本酒”も発酵飲料。
そしてこれほどふんだんにアミノ酸が含まれたアルコール飲料は世界でも類をみません。
「適度な量」の条件付きですが、アミノ酸がしっかり含まれた『本物の日本酒』は大変優れたアルコール飲料ですね。

料理に日本酒を使うのも日本酒のアミノ酸で旨味をだすため。
だから安いパックの合成酒を料理酒にしては駄目ですよ。

しかしアミノ酸を取るために日本酒を飲むというのは、のんべえの理屈ですね。
では、酒粕はどうでしょうか?
火を通すことでアルコール分は除けますし、もろみに含まれた多量なアミノ酸は摂取できます。
甘酒も冷やして飲むと夏でもゴクゴクいただけます。
酒粕を使ったクラッカーはおやつにも酒の肴にもいいです。
  ⇒⇒⇒ 【寺田本家HPから酒粕料理コーナーを参照ください】

泡盛を中心としたアルコール度数の高い蒸留酒が中心の沖縄では、日本酒はほとんど飲まれていないのは重ねて残念!
食生活が変わった分、せめて日本酒を飲んでくれればなあ・・・・

しかし、そこにもそれなりの理由はあるわけで・・・
あすは「飲食物の陰と陽」。 
アルコールの温冷効果について少し書いてみたいと思ってます。


堅い内容でご退屈さまでした。

p.s. 現在の長寿県は(1位)長野県、(2位)福井県、(3位)奈良県となっています。
   その原因は?  そこまでは調べてません。 あしからず。



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by sakenihon | 2009-06-24 02:29 | 日本酒と健康  

我が家の家系は、すごいぞ!

昨日は”父の日”だったんですねえ。

娘たちからプレゼントをもらいました。
なんと、酒のツマミ用のカワキモノでした。
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やっぱりのんべえの娘だけのことはありますな。
3人でおこずかい出し合って、長女が買ってきたそうな・・・・
嬉しかったですよ。

それにしても自分のオヤジの嗜好をよく理解しれくれているなあ~と思いきや、
長女は隙なく自分用の缶酎ハイ(500ml)を買ってきておりました。
「一緒に酒盛りしようと思って・・・」 だと。
そりゃ二十歳になったんで、止める理由はありやせん。
まして自分の普段の所業を考えると、なんも言えません。

しかし、教育というより血筋ですな。
次女と三女も間違いなく飲める口です。

なぜなら、のんべえ家、及びカミサン家の親戚縁者の中での下戸率はゼロ。
一人残らずお酒好き。

特に、のんべえ家の家系(福岡)は筋金入りです。
法事で親戚が20~30人集まると(8割が老女さんなんですが)、例外なく全員が焼酎をクイクイと召し上がります。70、80代はは当たり前、90歳代の方までお元気良く、クイッと。

女性はみなさん御嫁さんですから、血統は別々のはずなのですが、全員が酒好きって凄くないですか。

まさに純血のんべえ血統家系ですわ。

数年後には我が家の3人娘も・・・・
家族全員で酒盛りができるまで、のんべえも元気でいなくちゃ! ですね。




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by sakenihon | 2009-06-22 21:08 | その他いろいろ  

『國酒』とは?

今日は、いかにも梅雨といった一日。
外に出る気もありません。

ようやくカミサンの賛同も得て、梅干しを作ってみることになりました。
もうシーズン終わりかけてますが、昨日買ってきた梅をこれから洗おうかというところです。

週末に小難しい話題が続いてしまいますが、『國酒』という言葉をご存知でしょうか?
「酒米の調達方法」の中でこの言葉を使いましたら、yutakahashi さんから”聞きなれない”とのご指摘をいただきました。
のんべえも『國酒』を知ったのはホンの最近、酒蔵巡りを始めてからです。

しかし、醸造業界にはかなり浸透した”業界用語”のようです。
今回、酒米について調べている過程で、偶然こんな記事に遭遇しました。

醸界タイムスの最新記事。(醸界タイムスってネーミングもなんか凄いですね。)
日本酒造組合中央会第56回通常総会 國酒誇る「沖縄宣言」採択
 
結構長い記事ですがポイントは、
  ① 日本酒造組合中央会の総会が始めて沖縄県で開催されたこと
  ② 「沖縄宣言」を満場一致で採択
    伝統民族酒である國酒(日本酒、本格焼酎・泡盛)の製造業者が「國酒として誇りうる酒造り」を行う決意を表明し、法制において國酒たる明確な位置づけを求めた。
  
ということのようです。
つまり、『國酒』とは日本酒と泡盛を含めた本格焼酎であり、そのことを法的に明確にしてゆくそうです。ん~~すばらしい。
なるほど、泡盛も國酒なんですね。
泡盛は日本の焼酎の元祖ですからね。

凄いですねえ『國酒』
『國』の字が『国』でないとこが、またイイ! と思うのはのんべえだけ?


実はこの記事でのんべえが一番注目したのが、一番最後の竹下財務副大臣が業界に対し自らの言葉で語ったという一節。
是非ご一読下さい。
いや~いい事言うなあ!
のんべえもそう思いますよ!
座布団3枚くらいあげたいです。
今度の選挙、やっぱ自民党に入れよっかな・・・(いやいやそれは早計か)


ところで、竹下財務副大臣って竹下登元総理の弟さんなんですね。
さらに竹下総理の生家が造り酒屋だったて知りませんでした。(勉強不足です。)

調子に乗ってウィキペディアで調べてみると、造り酒屋出身の偉い人って沢山いるんですねえ。
  ウィキペディア⇒⇒⇒ 【造り酒屋出身の著名人一覧】
麻生さんも見方によれば酒屋の孫っ子ということか・・・・
ビックリ!です。 
さすが地方の名士が揃っておられるんですね。
なのになんで日本酒業界はこんなに衰退するのか?

ところで竹下財務副大臣!
民主党政権になったら民主党に移ってでも約束を守ってくださいねー。
ホント、お願いしますよぉ!



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by sakenihon | 2009-06-21 16:50 | 日本酒が抱える問題  

前回記事についての補足です

今回は肩の凝らない軽い話題にする予定だったんですが、急遽前回の『酒米の調達方法』の記事についての補足となりました。
興味のない方、ごめんなさい。

まずは、日本経済新聞の記事が日経ネットでも見つかりましたのでご報告。
         ⇒ 【日経ネット】

この記事をよく読むと、「加工用米」と書いてありました。
その点を見落としておりました。。
そのため酒蔵は酒造用酒米のほとんどを全農(JA)から購入しているというニュアンスの前回の記載は間違いです。
あくまで「加工用米」の調達の問題であり、酒造好適米や食糧米などの一般的なお米は、すでに食管法から食糧法へ変わった時点で、自主流通米の容認が始まり流通自由化が進んでいるということのようです。
「加工用米」は減反カウントから除外されるなど、難しい問題が関係しているようで自由化からも取り残されていた部分だったようです。(未だによく理解できてません。)

新聞記事を充分理解しないままに取り上げてしまったことをお詫びいたします。  ペコペコ。


その後、この件について少し調べてみて、解る範囲で補足します。

今回の20年3月の食糧法の法改正は、例の三笠フーズの事故米に端を発しているようです。
加工用米とは多目的用途米ともいい、米粉からほぼ食糧米に近いものまで含み、酒造のほか米菓子や切り餅、和菓子などに使われているようです。 (事故米は工業用米で加工米とはまた違うもの。)

その加工用米は各農家から全農に集められ、全農が各業界への割り振りや価格を決めているという構図だったようです。
しかし、今回の事故米混入によって、従来の方法がかえって流通を複雑にし、米のトレーサビリティーを妨げているという問題が明らかになったため、その改善のために今回の法改正が行われたという経緯のようです。
結果として価格が下がるのはさらにいいことですし、酒製造者と米生産者がより近くなり、顔が見えるようになることは大変いいことです。

今更ですが、「加工用米」は酒造好適米でもないし、一般米でもありません。
したがって、このブログを読まれている皆様がお飲みの日本酒にはほとんど使われていないものだと思います。
普通酒の中でもパック酒のようなもの、または大手酒造メーカーが行う、(米を蒸さずに高圧蒸気で融かす)融米造りなどで使われるお米なのではないかと推測します。

こんな記事も見つけました。   ⇒ 【醸界タイムス 6月5日】
今回の法改正とは関係なく、加工米全体の価格決定システムは生きています。
そして今年はJAを通して購入すると昨年より値上げになってしまうとのことです。
特定名称酒に軸足を移している酒蔵はそれほど関係がないのかもしれませんが、未だに普通酒に頼っている酒蔵にとっては死活問題です。


では、なぜ秋田県酒造組合が今回このような動きを行ったのか?
これは、完全なのんべえの推論ですが、米処・酒処としての秋田の特性が影響しているのだと思います。

第一に、秋田は日本有数の米処のため、米の減反政策による過剰米ができやすい(=程度の良い加工用米ができやすい)土地柄なのではないかという米の供給サイドの要因が考えられます。

第二に、秋田県は言わずと知れた酒処で、加工用米の需要が高いという需要サイドの要因です。
秋田県は兵庫・京都の大手メーカー集積地を除いて、清酒製造高は新潟に次いで全国第二位。
さらに日本酒の成人一人当たり消費量も新潟に次いで全国第二位。
 (出典) 平成19年度酒税統計情報
したがって、秋田県は地産地消での清酒消費傾向が高い有数の県です。
そこで地元で飲まれる普通酒製造用に加工用米を大量に必要にするのではないかと考えました。

以上の背景からJAを通して割高な原料を購入するより、地元の農協と直接契約するメリットが大きく、全国に先駆けて直接調達への変更を実施することのなったのではないか?
さらに農家側にとってもJAの中間マージンがなくなる分、高く売れるというメリットがあったために契約締結となったのではないか?

以上がのんべえの推論です。

秋田県の名誉のために書き添えますが、秋田に限らず酒処の日本酒呑みは普通酒が中心です。
純米だの吟醸だのを毎日ガブガブは飲めませんからね・・・・
そのため、「旨い普通酒」を如何に造るかに日夜真剣に取り組んでいる、地元顧客主体の酒蔵が数多く存在します。
残念ながら、それらは全く都市部へは出てこない、全国的には無名のお酒がほとんどです。
そのようなお蔵や銘柄が今後も生き残れることを、一人ののんべえとして祈ります。


また、今回の問題は灘、伏見の大手酒造メーカーが最も関係することだと思いますが、その部分は敢えてノータッチといたしました。(正直なところ、よく解りません。)

ド素人が推測ばかりで書いておりますので、多々間違いがあることと思います。
良くわからないままのことを長々と書いてしまって申し訳けありません。
間違いがありましたらご遠慮なくご指摘いただき、是非ご教授をお願いいたします。




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by sakenihon | 2009-06-21 01:52 | 日本酒の作り方  

酒米の調達方法


今日は池袋サンシャインで年に一回の”日本酒フェア”の開催日。
行くつもりだったのですが、五十肩で外出が辛くて断念しました。(あすはMRI検査です。)
鑑評会入賞の酒500銘柄の試飲ができて、全国の酒蔵さんと話もできるという又とないチャンスだったんですが、まことに残念!
自分の根性無しを悔やまれます。
皆さん、行かれましたか~~?



日経新聞の記事ネタを無理やり持ってくる気などサラサラないのですが、今日(17日)の記事でどうしても取り上げたい記事がありました。
近々、酒米の自家栽培に取り組んでいる酒蔵をまとめたいと準備をしていたところで、大変タイムリーな記事でしたので取り上げたいと思います。

以下概略です。

【酒米 地元農協から調達】 
(制度改正利用  生き残りへ知恵を絞る)

秋田県酒造組合加盟30社は、日本酒の原料米全量を従来は全国農業組合連合会(JA)などの集荷業者から仕入れていたが、一部を地元の農協から直接購入する。
3月に実施された加工用米の制度改正を利用した全国初の試みで、コストは一割程度削減できるとみている。(従来、60kg当たり1万6000円のところが9500円前後で購入の見込み)


以上が記事の概要です。

従来、酒蔵は食糧法での制限のために、JAを経由しないと地元産のお米さえ調達することができなかったということです。この制限が今回やっと緩和されたということのようです。
JAにしても県の農協にしても、一度集積した大量の米をまとめて処理するので、この田んぼの米がほしいといった希望はかなえられないわけです。
なんとも古めかしく不合理なお話に思えます。

もちろん、こんな制約とは関係なく農家と直接に契約して酒米の栽培をしている酒蔵もあります。
しかし、大きな問題になるのは精米作業です。
精米作業は、高精米になると50~100時間もぶっ続けに行う必要があり、中小規模の酒蔵では人件費の関係上、外部に委託するしかないという場合が少なくありません。
酒蔵の中に精米機はあっても製造石高が減ってしまって、現在は使っていないという酒蔵をのんべえもたくさん見てきました。

しかし、各県の精米所はJAの運営でありJAから購入したお米しか精米してくれないそうです。
したがって、独自の契約栽培や自家栽培を行う場合は、自家精米か独自の委託先を確保しなければなりません。
ここのお米が使いたいとか、有機無農薬のお米でお酒造りをしたいと思っても、簡単にはできないのが現状のようです。(県によって多少の状況差はあるようです。)

今回の規制緩和は一歩前進ではありますが、本来であれば地域の優れた篤農家と志の高い酒蔵が協力し合って、優れた酒造りに邁進できるような制度を作り上げることが、「国酒」たる日本酒を護るべき国の役割だと思います。
フランス、イタリア、ドイツ、スペイン、とどの国も自国のワインの品質維持と振興のための制度づくりが行われており、その結果として日本へも大量に輸出されています。
日本は酒税を徴収することが唯一最大の目的で、産業振興は後回しとなっているのが残念です。
まずはお酒の監督官庁を国税庁から経済産業省へ移管する必要があると思うのですが・・・・・・・


こんな窮屈な日本の酒造りの現状ですが、2月に訪れた青森県弘前市の三浦酒造(豊盃)さんのように、たった400石でも自家精米で頑張っているお蔵もあることを思い出しました。
自家精米が可能であるから”豊盃米”という独自米で酒造りが可能であり、思いきった酒造りができるということなんですね。
ただし規模は家内工業で、かわりばんこの寝ずの番が可能な400石に限られるということになります。


以上の問題以外に独自の酒米の栽培にはいろいろな問題があり、全国的にも自家栽培を行っている酒蔵はほんの一握りのようです。
現在、下調べ中です。
まとまりましたらご報告したいと思います。

(追記) もう一つの調達方法として契約栽培があります。
     高級品種や特殊な品種に多いようです。
     もっとも有名なのが兵庫県三木市産の山田錦。
     大吟醸など高精米向きの日本一の酒造好適米ですね。
     こちらのお値段は60kgで4万円を軽く超えます。
     ご興味のある方は、こちらの過去記事もどうぞ=> 【お米のはなし】 



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by sakenihon | 2009-06-18 01:45 | 日本酒が抱える問題  

”ベリー酒” 準備着々

昨夜の雷雨で庭の被害は?と見てきましたら、ほとんど被害なし。 よかったー!
枝豆が少し傾いていたんで、直してあげました。

ついでに庭の近況報告。

現在、我が家の庭はベリーベリーベリーの状態。

ワイルドストロベリーは収穫終了して、ラズベリーもそろそろ終了というところ。
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その代りにブルーベリーがようやく色着きはじめました。
30個くらいの実が収穫できそうです。
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大事なブルベリーが鳥に食べられないように、不織布を使って袋かけしました。
昨夜の雨でも大丈夫で  ホッ・・・
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ブラックベリーの実もだんだん膨らんできました。
これから真っ赤に変わったあとで真っ黒になります。
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こちらはイチゴ。 いくつ実が付くか楽しみに大事にしてます。
でも娘が感動もなく食べてしまうんですがね。
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ワイルドベリーで造り始めた果実酒でしたが、ラズベリーも追加で投入。
これから採れるブルーベリーも混ぜてしまう予定です。
結局、ベリーミックス酒となりそうです。
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ついでに菜園の状況写真。
キュウリの丈が急に伸びました。
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キュウリの葉が”うどんこ病”らしき症状になったので、mbabanomeさんからのご指導通りにヤバい葉っぱは切り落としました。
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ミニトマトも順調に実をつけてます。
これからしばらくは娘のトマトダイエットのためのトマト買わずにすみそう・・・
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by sakenihon | 2009-06-16 13:41 | 木と花と野菜  

”晩酌” と ”寝酒”

只今15日の午後9時。
恐ろしいほどの勢いで雷雨が来襲しています。
庭の被害が心配・・・・


以下、昨日の日曜日の日本経済新聞の受け売りです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

眠れずに、ついついアルコールの力に頼るのが『寝酒』。

しかし、寝酒は睡眠の導入にはある程度の効果があるものの、睡眠を浅くしたり夜中に目が醒めやすくなったりしてしまい、結果として不眠を増幅するんだそうです。
(寝酒後の睡眠は通常時の1.4倍、途中で目が醒めるとのデータも)

また、いびきが多くなったり睡眠時無呼吸症候群へもつながることも睡眠を浅くするそうです。

夜中に目が覚めて、また飲んでしまう・・・・なんてことを繰り返すとアルコール依存症へと、いいことはないようです。

ただし、ストレスを和らげるための晩酌はこの限りにあらず。

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言われてみれば当たり前なのですが、「晩酌」と「寝酒」は違うんですね。

ここからはのんべえのつぶやきです。

サラリーマンをやっていると残業で帰宅が10時、11時ということも。
それから夕飯となると、疲れを癒すためにツイツイ一杯となりますよねえ。

晩酌のつもりが、そのまま寝酒につながることになってしまいます。
結果、疲れを癒すつもりが翌朝の目覚めがかえって悪くなってしまう。
このパターン、すごく身に覚えがあるんです。

結局、遅い晩酌は極力我慢するのがいいのでしょうね。
我慢が出来ないのんべえは、日本酒を”和らぎ水”とともに少なめに頂くというのがベターだと思ってます。

あまり目新しさがない記事だったかな・・・・




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by sakenihon | 2009-06-15 21:33 | 日本酒が抱える問題