津軽じょっぱり 酒蔵巡り 《レビュー》
先日の函館~青森への酒蔵巡り旅のご報告を早く始めたいのですが、なかなか・・・・・・
そこでとりあえず、どんなところへ行って来たかだけでも、ざっとご報告させてください。
【2月11日(水)】天候:曇り
朝7時02分 上野出発 ⇒ 13時14分 函館着
函館駅前で味噌ラーメンの昼食後、ブラブラと観光
19時~夕食 ネットで探して予約しておいた『いか清』さんというお店で、北海道の地酒と
地元の海の幸を思いっきりいただきました。
宿泊 湯の川温泉 湯の川グランドホテル (ビジネスパック 朝食付6500円)
函館郊外にある北海道南部最大の温泉地だそうです。
海が目の前のホテルで、8階屋上の露天風呂は絶景。
風がピューピューで激寒でしたが、晴天の朝風呂は最高!でしたよ。
【2月12日(木)】 天候:晴れ
10時40分 函館発 ⇒ 13時47分 弘前着
レンタカーを借りてお蔵廻りスタート!!
14時30分 『三浦酒造』さんへ訪問。
『豊盃』というお酒を醸しているお蔵さんです。
『豊盃』は”知る人ぞ知る”の人気銘柄で、製造量が限られていてなかなか入手困難
なお酒です。
今回は蔵にしか売っていないものまで、たっぷり仕入れてきましたよ。
二人の兄弟が中心になって酒づくりに取り組んでおられます。
申し訳なくって、ゆっくりお話を聞くことはできませんでしたが、”奇跡的”に少しだけ
お蔵の中も見せていただけました。
16時 『玉田酒造店』さんへ訪問
銘柄は『津軽じょんがら』
弘前藩のお抱え蔵として大変歴史のあるお蔵さんでした。
一年で最も忙しい時期に、蔵元さん(社長兼杜氏)にたくさんのお話を聞くことができました。
これも奇跡です。
宿泊は『石場旅館』さん。
明治時代の建物をそのまま残すすっごく趣のある旅館です。
すごいホスピタリティーを感じることができる旅館でした。
今回の旅の影の立役者です。
【2月13日(金)】 天候:小雨
9時に石場旅館さんを出発して、隣の黒石市へ移動。
『菊の井』の『鳴海醸造店』 さんと『玉垂』の『中村亀吉』さんへ訪問しました。
二つの蔵は『こみせ』とよばれる歴史的建造物群の中に隣接して建っておりました。
どちらも歴史あるすんご~い蔵元さんでした。
お昼御飯は黒石の新しい名物『つゆやきそば』をいただきました。
B級グルメとして、今人気急上昇の”つゆのあるソースやきそば”です。
お昼の後、もう一度弘前へ戻りまして、最後の訪問先『齋藤酒造店』さんへ訪問しました。
お酒の銘柄は『松緑』で、女性社長の土居真理さんと若い杜氏さんの二人三脚で
醸されています。
元々は酒母屋さんをされていて、津軽一円の酒蔵はすべてこちらの酒母を使っていた
という歴史をお持ちの酒蔵です。
こちらでもお忙しい時に押し掛けてしまって、大変ご迷惑をお掛けしました。
その後、急いで弘前駅へ向かい、レンタカーを返して16時23分の電車に飛び乗り、
上野に着いたのは22時を回ったころでした。
以上が今回の旅行の全行程となります。
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それぞれの酒蔵がそれぞれ頑固にこだわって酒造りを続けている。
そんなことを大変強く感じた旅となりました。
弘前 黒石の酒蔵はまさに『じょっぱり』揃いでした。
(『じょっぱり』とは津軽弁で『頑固者』という意味です。)
「各酒蔵さん」「石場旅館さん」「いか清さん」については、一つずつゆっくりご紹介して参り
ますので乞うご期待ください。
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by sakenihon | 2009-02-18 02:32 | 酒蔵めぐり