本日の一献 《 豊盃 『ん』 》
開栓して冷やで一口。
まあ、『普通酒』という範疇ではくくれません。
軽やかな吟醸香さえ漂います。
飲み口はかなりすっきり。
ほとんど雑味らしい雑味もありません。
飲み飽きしない、誰にでも嫌われることがない酒。
その軽やかさは、特に女性には受けると思います。
三浦酒造さんの良心を感じると同時に、今要求されている酒質を
冷静に把握された上で提案されているなと感じました。
次に、40度程度のお燗をしてみました。
残念ながらお燗で旨味が膨らむことはありませんでした。
それなりにアル添されているため、スッキリの反面膨らみを期待するのはチョット無理なようです。
danchuの記者さんもきっと冷やで飲んだんだと思います。
『冷やで美味しく毎日飲める酒』としては秀逸と思います。
麹米60%、掛米65%で1800円という価格を考えれば『ん』はキレがあって、飲み飽きせず
かなりのお薦めです。
青森の味付けは雪国にしては思ったほど濃くなく、しょっぱくなく、どちらかといえば淡白でした。
そのためお酒も柔らかい口当たりで、旨味を大事にした辛くはないタイプが多いようです。
それを念頭に置いて、行きつけの御徒町『吉池』さんで
北海道産の『こまい』の一夜干を購入してきました。
身がホクホクの一夜干しで、塩辛くはありません。
それにしても吉池さんは産地表示が徹底しています。
特に『自社工場製』は安心して買えます。
当然ですが、『ん』のスッキリした飲み口には、淡白で薄塩の『こまい』は邪魔することなく、
ピッタリの肴でした。
おいし~ぃく いただきました。 感謝、感謝。
2つのランキングへ参加してま~す。
お手間をかけますが、ポチっとワンクリックのお恵みを!
日本酒関連のブログがいっぱい!酒ブログランキングへ⇒⇒⇒
お酒全般!人気ブログランキングヘ ⇒⇒⇒ 人気ブログランキング
by sakenihon | 2009-02-24 00:50 | 本日の一献