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日本酒 需要と供給のジレンマ

昨日は暑いくらいにいい天気でした。
今日も引き続きよさそうです。
今は早朝。 
すずめのさえずりがウルサイくらいです。
 
今日は久々に朝っぱらから日本酒の話です。

ネット上をフラフラしておりましたら、こんなページを見つけました。
【日経 WagaMaga 《食べる》最新記事】

なんと日経さんに”磯自慢”の紹介です。
さすがに日経。
チャンと取材されて簡潔にまとまったいい記事で、日本酒ファンとして少し嬉しくなりました。
磯自慢がお金を払って書いてもらったPR記事ではなさそうです。

しかし、ここでまたのんべえとしては考えてしまいます。
ああ、またこれでますます入手しにくくなるなあ・・・・
記事にもあるように既に需要が供給を上回り、厳しい販売制限をしているのに、こんな記事が載るとますます大変なことになってしまいますね。

先般の青森の酒蔵巡り旅でも感じたことですが、日本酒の造りの量にはいくつかの区切りがあるようです。(あくまで私の勘です)
経営が成り立つ最低限が200石。      (360KL 年商約3千五百万円)
家族的な手作業生産での理想が400石。 (720KL 年商約7千万円)
杜氏・蔵びとを使った最低限が2000石。  (3600KL 年商約2億五千万円)

最近、人気で引っ張りだこなのは400石以下の酒蔵がほとんどです。
寒仕込み、吟醸づくりで手をかけてじっくり造れるのはどうしてもこの規模になってしまいます。
設備投資して蔵人を雇い規模を大きくすると、稼働率を維持するためにどうしても普通酒比率が上がってしましますので、心ある酒蔵はその道を選びません。(磯自慢さんもそうです。)

しかし、400石(1升瓶四万本)では”幻の酒”にもなりません。
”幻”と呼ばれるには、せめて20~30人に1人くらいは飲んでいないと話題にもならないと思います。
ところが400石では、4合瓶を1年に1本手できるのは200人に1人という計算です。(日本の潜在飲酒人口を2000万人とした場合)
ここに日本酒のジレンマがあるように思います。

有望で志ある酒蔵が手頃で優秀な日本酒を次々に世に問うているのですが、私のような
極楽のんべえが飲みほしてしまうほどしか量ができないのです。
本当に美味しい日本酒は、日本酒になじみのない若い女性をも虜にします。
しかし、そんなお酒を口のする機会というのは努力しないと得られないのが現状です。
だれが悪いわけでもないのですが、ここに日本酒が停滞する原因の一つがあるように思います。

じゃあ、どうすればいいのか・・・・残念ながら私には明確な答えがありません。
獺祭さんの生産方法は一つの回答だと思います。
はせがわ酒店さんが取り組まれているようなチョイ飲みして買える酒販店というのも有効ですね。

のんべえにできるのは周囲の人に美味しいお酒を教えてあげることぐらいですかね。

またまた、朝からの長文・駄文 お粗末でした!



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by sakenihon | 2009-05-19 06:23 | 日本酒が抱える問題  

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