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添加物も一つのテクニックということか・・・・

『大輪菊盛の原酒』について、コメント感謝します。
お陰で頭の中が少し落ち着いてきました。


なるほど、酒呑親爺さん、高橋さんご両人のご指摘のように『酒税』
重要なキーワードですね。
22度未満が現在の税法下での最高度数ということになるわけですねえ。

アルコール度数第一で造られた酒と考えるのが自然ですね。
あまり高すぎて、結果的に添加物で調整せざるを得なくなったということですか・・・

条件や方法を選ばないのであれば、高度数を出すことは難しくはないでしょうが、
高度数でありながら旨味豊かなお酒に仕上げるのは大変だそうです。
並行複発酵の日本酒なればこそ、杜氏さんにとってはチャレンジする甲斐がある目標なのかもしれませんね。

そういえば数年前、とある有名吟醸蔵で名人杜氏が引退した途端に、
目指した17度程の度数がどうしても出なくなったという話を聞いたことがあります。


昨年お邪魔した金沢の『武内酒造店(御所泉)』にはわずか100石の製造石高ながら、
20度の吟醸原酒がありました。
ここは近隣200軒の消費者にほぼ限定した販売で維持している蔵で、まさにユーザーニーズ直結の酒造りだったので感激しました。
地元でそのようなお酒への需要があるとすれば、それは一つの日本酒文化になるのでしょう。

青森の丸竹酒造店さんも同様な背景があるのであれば素敵ですね。
もう一度、弘前まで行って確かめたくなってきましたねえ。



ところで、『原酒』という表示、分かりにくいですね。
普通は『原酒』といえば『混ぜものがない酒』と思いますよ。
まさか、『加水してない酒』の意味だとは思いませんよね。

本当に日本酒の表示というのはわかりにくい!
国税庁さん、酒税徴収もいいけど・・・・もうちょっと考えて!



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by sakenihon | 2009-05-24 19:43 | 本日の一献  

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