暑い! 今宵はやっぱりビールですか!?
いくら日本酒ファンだからって、これだけ暑ければやっぱり最初の一杯ぐらいはビールですね!
キリンがアサヒを抜いたとか、第三のビールが人気だとか、話題の多い季節です。
ってところで、タイミング良く?今回はビールの消費量ランキングです。
ビールはアルコール飲料の中でも最も低い温度帯で飲む飲料ですね。
そして、ほぼ唯一の発泡性アルコール飲料でもあります。
その温度、喉ごしによって喉の渇きを癒すには最高の飲み物ですよね~~
日本人もビール大好き!
なんでこんなにビールが飲まれるのか?
ランキングから何かがわかってくるのでしょうか・・・・?
【ランキングデータの前提】
今回も「都道府県別の成人一人当たり消費量」のランキングです。
データの出典は今回も国税庁ですので「小売販売量=消費量」です。
ビール消費は変動が大きい可能性があるので、最新の平成19年のデータを使用しました。
「第三のビール」は独立した数値がないので、便宜上「リキュール」と「その他」を加算した値を使用しました。
データ出典元へ⇒ 「国税庁」
ランキングも 『ビール』 『発泡酒』 『第三のビール』を分けてみないとダメなようです。
① まず最初はご本家『ビール』のランキング。
東京・大阪の大都市がワン・ツーですね。
会社帰りの一杯などの外食需要が多いためでしょうかね。
その反動で埼玉・千葉(=居住地)の消費量は少ないのかな?
ベスト3位以下にはあまり共通性はなさそうですが、日本酒消費が多い県が並んでいるような・・・・
ワーストトップは奈良県。 どうしてでしょうね。
沖縄、鹿児島は暑いのにビールは飲まないんでしょうかね?
② 次に発泡酒と第三のビールのランキングは・・・
おっと! いきなり沖縄がトップです。
沖縄はビールより発泡酒や第三のビールが中心。やっぱり質より量なのでしょうか。
オリオンビールの商品ラインナップの影響もあるのかも・・・・
沖縄・高知・宮崎と暑い地域がスリートップ。
でも鹿児島県が見当たりません。
鹿児島県民はひたすら焼酎なんでしょうかね。
ベスト10は暑い地方と寒い地方が並んでいますね。
大阪も夏はすっごく蒸し暑いですからね~~
ワースト10の方には暑くも寒くもないような都道府県が多いようです。
北海道、青森、秋田が高ランクって、甲類焼酎のランキングを思い出します。
③ では、ビール系全体でのランキングは?
「ビール」 「発泡酒」 「第三のビール」の構成比も一緒にランキングしてみました。
東京・大阪の大都市の間に高知県が割り込んだ形のスリートップですね。
東京のビール比率の高さも目につきます。
やはり青森・新潟・秋田の東北3県もベスト10入りしていますね。
のんべえのまとめ
いろいろランキングしてきましたが、のんべえの直感的な感想は・・・・・
ビールはみんなが好きなんだ!!ということ。
それがビールの最大の強みだし、魅力。
日本酒好きも、焼酎好きも、大酒飲みも、たしなむ人も、老若男女問わずビールを飲む。
ビールだけの人も少ないが、ビールは嫌い、というのんべえはほとんどいない。
だから、飲酒傾向の高い都道府県では自然とビールも飲まれる。
アルコール度が低く、下戸率が高い日本人向き。
「チョット一杯」、「かる~く一杯」、「一杯だけ・・・」というときはまずはビール。
古来の日本の乾杯は日本酒。
でも、現在ではビールで乾杯が当たり前。(日本酒ファンとしては残念!)
そして、高温多湿の日本の気候にピッタリの酒。
東京・大阪の都市部で消費が伸びるのも、その蒸し暑さが大きく関係しているのでしょう。
青森・秋田・新潟の日本海は積雪地帯。 湿度は高いですね。
反面、ビール消費が少ない都道府県をよく見ると、湿度が低くそうな地域が多くないですか?
山梨・長野・群馬・栃木・茨城と空気が乾燥しているイメージがあります。
ビールの消費は湿度に大きく左右されるのかも。
これからの温暖化で日本はビールがますます美味しい国になるのかも・・・・
一つ残った疑問は、『日本屈指ののんべえ県、鹿児島県でビール消費は何故低い?』(32位)
これはわかりません。どこかの鹿児島県民さん、カミングアウトお待ちしまーす。
日本酒ファンののんべえが、今回は最大限ビールを持ち上げました。
あくまで、客観的な分析・感想のつもりです。
あまり面白い”まとめ”にはなりませんでしたね。
おそまつ!
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by sakenihon | 2009-07-10 22:56 | その他いろいろ