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宮城県大崎市 と 鳴瀬川

今回の酒蔵巡りの最初の目的地は「大崎市」

しかし、東北新幹線の駅名は「古川駅」

調べてみますと「大崎市」というのは2006年3月に合併で出来た新しい行政区分なんですね。

古川市、遠田郡田尻町、志田郡三本木町・松山町・鹿島台町、玉造郡岩出山町・鳴子町が合併。
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今回、この付近をレンタカーで走り回ったのですが、印象は「河」「お米」です。

鳴子温泉方向の源流から流れ、石巻市内で旧北上河に合流する”江合川(えあいがわ)”

山形県境から流れて松島湾へ注ぐ”鳴瀬川(なるせがわ)”の二つの河川。

さらにその二つの河川からわかれる無数の運河状の支流が網の目のように流れます。

その水を使って栽培される広大な稲田。

特に今回は稲穂が頭を垂れる季節だったため、その印象が強烈でした。
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新澤酒造さん付近を流れる鳴瀬川

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そして、この豊富な水とお米から醸され続ける銘酒の数々。

河村瑞賢が東廻り航路を開拓した江戸時代初期から、この付近はお米が豊富で江戸への

移出だけでなく、お酒を造る余裕も十分にあったのでしょう。

いま残る酒蔵も、もとは農家(庄屋)だった蔵もあります。

まさに水処、米処、酒処。

今回の行動エリアの地図です。(赤丸が酒蔵) クリック拡大してください。
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鳴瀬川に沿って酒蔵が存在することがわかっていただけますでしょうか?

できたお酒は運河や河で運ばれ、沿岸部へも流通していたのかな?などと空想が広がります。


次回は松山エリアの『一の蔵 酒ミュージアム』のレポートです。

”一の蔵”  第一次地酒ブームを支えた酒蔵の一つ。

のんべえのようなオヤジには懐かしい銘柄です。



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by sakenihon | 2009-09-16 19:50 | 日本の風景  

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