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一の蔵 酒ミュージアム

f0193752_21415079.jpg総石高19000石。 

『一の蔵』は宮城県最大の酒造メーカー。

県内4つの酒蔵(松本酒造・浅見商店・勝来酒造・桜井酒造)の企業合同で

昭和48年に生まれた会社。

合併ではなく合同ですので、4社の蔵元が持ち回りで社長を務めています。

赤い枡のようなロゴマークはその4社の合同を現わしています。

松本酒造があった大崎市松山に現在の『株式会社 一の蔵』はあります。

元々の酒蔵の場所からは少し離れたところに近代的な蔵を新築し、

当初の酒蔵跡は『酒ミュージアム』という施設になっています。
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東京農業大学醸造科学科創設にかかわった松本憲次教授の実家が

松本酒造だったそうです。 ⇒ 醸造科学科50年史

こうゆう背景が、現在でも全量手造りを続けていることにつながっているのでしょうかね。

松本憲次氏の生家は酒ミュージアムの前にそのまま残っています。
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酒ミュージアムは有料です。(300円)

館内はきれいに整っていて、ヤマタノオロチとスサノウノミコトのアニメーションでお酒造り

を説明するなど、お金がかかった内容もあり一般客・子供連れにはわかりやすい内容です。

(学芸員的な方が大変親切でした。)
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もやし秤 (麹造りの時に種麹を量る)
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酒母用温度計
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麹箱と麹米をならすための板           速醸造りの道具の一つf0193752_140972.jpg
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あっ、これいいな!と思った展示がこちら。
1升のお酒を造るのに必要な玄米の量がわかり易く比較されていました。f0193752_1474546.jpg
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普通酒と大吟醸ではお米の量が5倍も違うことが視覚でわかります。

さらに、使われるお米の単価も全く違うことを考えると、普通酒は儲かるんだ!と (笑)


【一の蔵 無鑑査】

”一の蔵”といえば『一の蔵 無鑑査』  若い頃よく飲みました。

いまでは口にすることもほとんどなくなってしまいましたが、当時の三倍醸造酒に慣れた

のんべえの舌にとっては米の香りを感じる旨い酒でした。

当時の特級・1級・2級という等級別制度に逆らって、敢えて酒類審査会の鑑査を受けず

2級酒として発売された酒。

その経緯をラベルの細かく書いて、飲み手へ問題定義して話題になりました。

その文言は「本当に鑑定されるのは、お召し上がりになるあなたご自身です。」で終わります。 

今でいえば本醸造クラスのお酒なのですが、当時はそれ以下のお酒でも

高率の税金を払えば1級・特級の表示ができて高く売れた時代です。


【すず音 米米酒】

最近は「すず音」「ひめぜん」などの低アルコール系のお酒

が飲み手のニーズをうまくとらえての大ヒットです。

さらに、ライスパワーエキスを開発した四国の勇心酒造がと協力し、ライスパワープロジェクト

を立ち上げ、「米米酒」の開発・販売を行っています。

「米米酒」は胃潰瘍予防に効果があるお酒です。 ⇒ 勇心酒造レポートへ

このような一の蔵さんの企業姿勢に、のんべえは共感しています。


【金龍蔵】

一の蔵にはもう一つの酒蔵があります。

岩手県との県境で先の地震の震源地だった,栗原市の山奥にある「金龍蔵」です。

地震で古い赤レンガの煙突が崩壊しましたが、蔵には支障がなく幸いでした。

こちらの蔵では老練な杜氏・蔵人が少量仕込みの吟醸酒を専門に造っています。

大きな蔵ながらも、こうゆう部分を保っているのも一の蔵の魅力です。f0193752_2345529.jpg
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・杜氏     …照井丸實(前列中央)
・頭(もと屋)…高橋松夫(前列左)
・麹屋    …渕澤一男(前列右)
・麹屋補佐 …玉山 誠(中列右)
・もろみ師  …作山久男(後列左)
・釜屋    …阿部明治(中列中央)
・船頭    …吉田 力(後列右)
・まかない  …清水栄子(中央左)
  (以上 一の蔵HPよりコピーさせていただきました。)

販売量が限られており、まだいただいたことはありません。

これを機会に今年の仕込みが出回ったら飲んでみようと思います。




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by sakenihon | 2009-09-18 02:48 | 酒蔵めぐり  

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