一の蔵 『大和伝 特別純米』
一の蔵 酒ミュージアムでも一本購入しておりました。

『大和伝 特別純米酒』というお酒。
”大和伝”は宮城県内限定ブランドらしいです。
一の蔵さんは基本的に日本名門酒会経由の販売のようなので、
『大和伝』はそのルートには乗せずに販売ということでしょうか。
せっかくですから、首都圏で手に入らないものをと購入。
【大和伝 特別純米】
酒米 宮城県産蔵の華
精米歩合 50%
日本酒度 +1~+3
ALC 15~16度
製造年月 21年8月
(10~15℃で飲むことを推奨)
このお酒、”純米”の表示ですが精米歩合は50%となっています。
限定給水をやってないのか、低温長期発酵をやってないのか、
何らかの吟醸造りを行っていないということで”吟醸”の表示がないのでしょうが、
価格は1500円(720ml)で、純米吟醸並み。
コストダウンとか手抜きというよりも、敢えて造ったという印象で興味が湧きました。
【感 想】
酸は軽めで、ライト系ながら水っぽはなく、しっかりと締まりがあるキレのいい酒。
”あたごのまつ”の純米吟醸と同系統です。 (お米も同じ”蔵の華”)
しかし、鼻腔に残る巨峰のような華やいだ甘い香りは特徴的です。
たしかにこの香りを楽しむには、お燗より冷やのほうがいいのかも・・・・
純米吟醸といわれても問題がないお酒だと思います。
のんべえの中の『一の蔵』のイメージが大きく変わりました。
どちらかというと重厚でコクのある男性的なタイプのお酒と思ってましたが、
今回のお酒は繊細な貴婦人タイプです。
この20年ほど一の蔵はご無沙汰でしたが、もう一度飲み直してみてもいいかな・・・・
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by sakenihon | 2009-09-24 19:19 | 本日の一献