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塩竃神社

宮城の酒蔵巡り、仙台国分町で居酒屋をはしご酒。

翌日3日目は朝寝坊してしまいました。  

お酒が抜けないままに塩釜(本塩釜駅)へ。 

塩釜へも20年ぶりです。
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仙台出張のついでに寿司を食べに来てました。 ホントいい時代・・・・

当時は地面を走っていたJRが高架になっていたのには驚き。

駅前も見違えるほど変わってしまい、20年の歳月を痛感。


目的は浦霞さんへの訪問ですが、その前に東北鎮護・陸奥国一之宮 塩竃神社へお参り。

浦霞は代々塩竃神社のお神酒を造ってきた酒蔵なのです。
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愚かにも、どこにでもあるような小さな神社を想像していました。

その想像を100倍上回る素晴らしい、荘厳な神社。 

奈良の春日大社を思い出しました。

まずは、本殿まで202段の階段。
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階段の両側の杉の巨木からも霊気を感じるような気がします。(二日酔いでフラフラだったから?)
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一段一段が高い階段を頑張って登り終えると広い境内。
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社殿の奥に左宮と右宮の2社があります。
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左宮に武甕槌神(たけみかづちのかみ)右宮に経津主神(ふつぬしのかみ)

祀られています。

武甕槌神(たけみかづちのかみ)は茨城県の鹿島神宮に祀られていろ神様。

経津主神(ふつぬしのかみ)は千葉県の香取神宮に祀られている神様。

どちらも戦いの神様。

鹿島・香取の付近は大和朝廷が東国へ勢力を拡大する前線基地だったとか。

蝦夷制覇に向かう過程での陸奥国(東北)での拠点が塩釜だったのか・・・・・


香取付近も以前は香取海と呼ばれる内海に面しており、塩竃神社も昔は海沿いの

高台であったことを考えると、大和朝廷時代に海路を伝って東北へ侵攻したのか?

そんなこんな、いろんな想いが膨らむのんべえ。

この神社は航海の守り神として船乗りからも厚い信仰を集めています。
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境内からは塩釜の海が見えて気持ち良かった~~
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お参りを済ませて二日酔いの頭が少しスッキリ。

帰りは裏口の緩やかな参道からのんびりと下山。
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塩竃神社の真下に阿部勘酒造があります。
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銘柄は「於茂多加男山」「四季の松島」「於茂多加(おもたか)」「阿部勘」「一宮」の5銘柄。
主に「阿部勘」が県外用、「於茂多加(おもたか)」が県内向け。
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こちらの酒蔵も塩竃神社のお神酒を造っています。

『一つの神社に2つの酒蔵』は、万が一のことがあってもいいように、今風に言えば

危機管理用のバックアップシステムとか。(浦霞さんでの説明)


阿部勘酒造さんは自動化できるところは自動化する方針だとか。

麹を育てる作業を完全に自動化した自動製麹機「杜氏くん」という機会を導入

しているってんで、少し興味があったんですが店頭の方からは何も聞けず

あっさり退散してきました。
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つぎはいよいよ最後の酒蔵、浦霞さんへの訪問。

見学の申し込みをしていますが、大手蔵だからどうなるか? 

あまり期待せずに向かいました。



歴史に興味が湧かない方にとっては、全く面白くない内容でごめんなさい。



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by sakenihon | 2009-09-30 00:06 | 日本の風景  

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