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大川の寿司屋での会話


宿泊は筑後川のほとりの大川市。
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(プロットは佐賀県の酒蔵。筑後川から東側は福岡県です。)

ホテルに到着したときは午後8時を過ぎていました。 

お腹ぺこぺこ。 燃料(アルコール)切れ。

大川市は家具の町ですが、お隣の柳川とは違い観光には無縁の街。

繁華街、飲食店街の様なものはありません。

ビジネスホテルのカウンターの女性に教えてもらった近くの寿司屋に直行。 

残念ながら、レポートするほどのお店ではありませんでした。

でも、ちょっと面白い会話が・・・・・

板さん   「飲み物は何にされます?」
のんべえ 「日本酒は何があります?」
板さん   「?」
のんべえ 「日本酒の銘柄はなんですか?」
板さん   「清力ですが・・・」
のんべえ 「他にはないんですか?」
板さん   「ウチは清力だけです」

清力とは大川市の地酒です。

しかし焼酎は立派な別メニューがあって10種類以上の銘柄が並んでます。

なのに日本酒はたった一種類?  ここは”寿司屋”ですよ。 そんな馬鹿な!

「じゃあ、清力ください。」 というしかありません。

出てきた燗酒をチビチビやりながら、改めてメニューを見ていると、『冷酒  とんぼ』の表記。

”とんぼ”は明日行く予定にしていた若波酒造さんの”蜻蛉”という銘柄。

のんべえ 「とんぼ、あるじゃないですか!」
板さん   「とんぼは冷酒です。」
のんべえ 「?????」
板さん   「お客さんは日本酒って言ったでしょ! とんぼは冷酒です。」
のんべえ 「日本酒と冷酒は違うんですか?」
板さん   「日本酒はお燗ですから」

ようやく、ここまできて二人の間のちぐはぐな会話の原因がわかりました。

この地方で”日本酒”というと燗酒のことなのです。 これが常識だったのです。

いい方をかえると、日本酒を冷たい状態で飲む習慣はほとんどないのです。

だれが何と言おうが、日本酒は燗酒であって、冷酒は別物だったのです。


また新たな日本酒の風景が見えてきた気がします。

ここは日本有数の日本酒王国エリア。 

昔ながらの日本酒の飲み方、日本酒の常識がしっかり残っているのかもしれません。

ここでは日本酒を冷やして飲むなんてのは”邪道”。

おらが町の酒が一種類あれば、それでいいじゃないか。 昔からそうだったのだから・・・・・

そういわれたら、”おらが町の酒”がない私には返す言葉は見つかりません。 


今更ですが、酒の飲み方は百人百様、各地各様。

だからこそ『酒の向こうに日本が見える』んですな。

またまた、勉強になりました。
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刺身は全く大したことありませんでしたが、お皿や醤油差しは素敵でした。

さすがに土地柄ですね。



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by sakenihon | 2009-11-25 03:01 | 酒蔵めぐり  

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