『能古見』 馬場酒造場さん
時間的に半分あきらめていた『能古見』の馬場酒造場さんにも行けました。
『能古見』は”のごみ”と濁るんですね。
福岡市出身ののんべえは、つい”のこみ”と発音してしまいます。
博多湾のなかに”能古島(のこのしま)”という小さな島があるからなんです。
小学校の遠足などで気楽に行ける市民の憩いの公園のような島です。
”能古島(のこのしま)”は作家”壇一雄”が晩年を過ごしたことでも知られ、
井上陽水の”能古島の片想い”なんて歌もあったりします。(って完全、脱線。)
肥前浜から川伝いに少し登ったところに能古見はありました。
”能古見”というのはこの付近の古い地名。
今では小学校の名前として残っているくらいだそうです。
山と河に挟まれた小さな集落の中の酒蔵という感じです。

風景でお酒の味が決まるわけじゃありませんが、いかにも美味しいお酒ができそうな環境です。
実際、多良岳から流れる伏流水は柔らかくて、水には非常に恵まれていると聞きました。


蔵の玄関を入るとオシャレで和風なサロン風になっていて、旅館のエントランスのようです。

その片隅にお酒(見本)が並んでいます。
季節商品は別として、基本ラインナップは4アイテムと大吟醸の5種類。
左から「山廃純米」「本醸造」「特別純米」「純米吟醸」

山廃はまだ始めたばかりだそうです。
400石弱の限られた造りとはいえ、アイテムが絞り込まれていますね。
価格も非常にリーズナブル。
これしかない!飲んでみてくれ! という気迫のようなものを感じます。
元々の銘柄『芳薫』から『能古見』が誕生してまだ10年くらいなのでしょうか。
現在では『能古見』が70%以上だそうですが、旨甘口という本来の傾向はしっかりと継承。
日本酒度もほとんどが±0前後と、昨今の辛口人気に迎合することなく地元の伝統と
現在のユーザーニーズを上手く融合した銘柄といえるのでしょうかね。
せっかく現地までいったのに、どうして『芳薫』を買ってこなかったのか?
思い至りませんでした。 あ~~バカ・ばか・馬鹿! 悔やまれます。
お酒を眺めているとグレーの毛並みふさふさの猫ちゃんが足元に絡みついてきました。
お蔵の方とも少しお話ができました。
蔵元さんかどうかはわかりませんが、穏やかで落ち着いた感じの男性でした。
非常に家庭的で落ち着いた時間が流れているような印象を受けたのは、
仕込み開始前の”嵐の前の静けさ”だったのか、
お蔵が持つ本来の空気だったのか・・・・・?

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by sakenihon | 2009-12-01 00:48 | 酒蔵めぐり

