博多練酒 若竹屋酒造場さん
でも、これからもう一軒だけ寄って行きたい酒蔵さんがありました。
今回初めての福岡県の酒蔵。 田主丸(たぬしまる)の若竹屋酒造場さんです。

ここには『博多練酒(ねりざけ)』という商品があります。
自分の生まれ育った”博多”の文字が冠されたお酒。
それがいったいどんなお酒なのか?
以前から興味がありました。
残念ながら到着した時には外は夕闇。
お酒の直売コーナーで一本買っていければ良しとしよう!
そんな感じで立ち寄った若竹酒造場さんが、
思わぬ出会いを招くのですから不思議です。
まずは練酒のご紹介。
室町時代から戦国時代に飲まれていた白酒の一種です。
太閤秀吉が好んで飲んだとも伝わっています。詳しくはパッケージの説明に任せましょう。


酒母から初添えくらいまで発酵させた状態のものをすりつぶし、絹布で漉したということですかね。
一応漉しているので”清酒”の条件は満たすんですね。
アルコールはわずか3度です。
もち米を使うので一層甘くなりますね。

甘~~~~い! もう酒とはいえない領域。
お米のネクターです。
香りはすこしフルーティーで涼しげです。
秀吉さんは甘党だったのかなあ?
「日本酒は本来甘いもの」と言いますが、これを飲むと
その通りだと納得できます。
”酒母”もこんなかんじなのかなあ・・・・

いろいろ考えた結果、練酒と甲類焼酎を同量程度混ぜて、
それを炭酸で割ってみました。
日本酒ハイとでもいいますか・・・・・・
ここまでやる自分に多少呆れながらも
「ん~、これはこれでアリだな」なんて納得しながら呑んでます。
【若竹屋酒造場】
博多練酒から偶然に興味を持った酒蔵さんでしたが、調べてみますとなかなか面白い
お蔵さんです。
練酒は例外として、基本的には大変コシのあるしっかりしたお酒を造るお蔵さんです。
現在の蔵元は第十四代の林田浩暢氏。 1965年生まれですから若き当主です。
かなりアグレッシブに新しい挑戦をされているようです。
若竹屋十二代目当主の林田博行さんが日本で初めて、田主丸で”巨峰”の栽培を
始めるきっかけを作った方だとか。 詳しくはこちらを=>ここ
のんべえが子供のころ、”巨峰”というブドウを初めて食べたときは衝撃でした。
そのころの”巨峰”の箱には必ず”田主丸”の文字が印刷されていました。
今、十三代蔵元の林田正典さんはその巨峰を使ってワインを造っているそうです。
そして、第十二代林田博行さんの奥様、林田春野さんが作った会社が”紅乙女酒造”
なんだそうです。
胡麻で焼酎を造ることを考えたのも、それを長期貯蔵して熟成させることも春野さんの
発案というから驚きです。 詳しくはこちらを=> ここ
驚きの発酵一族ですね。
さて、練酒を買ったときにそこにおられたお蔵の方といろいろとお話をしているうちに、
「これから福岡にもどるのなら・・・」ということで、若竹屋さんのお酒を置いている
日本酒のバーを教えていただきました。
これが思わぬ出会いを巻き起こしました。
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by sakenihon | 2009-12-05 03:23 | 酒蔵めぐり

