喜代娘 2008年金賞受賞酒
金賞を取ったからと言ってその蔵のお酒が全て美味しいというわけではありません。
最近はイギリスで開催されるIWCの方に重きを置く酒蔵さんも多くあります。
そうゆう状況を踏まえても、自分が応援しているお蔵さんがいい成績を残すと
嬉しいものですよね。
今年の鑑評会の結果には嬉しいことが重なりました。
① 宮城の宮寒梅酒造さんの金賞受賞。
『ひより』という自社田のお米を使った純米市販酒での受賞。
② 茨城の木内酒造さんの金賞受賞。
『ひたち錦』という茨城県の酒造好適米を使った純米酒での受賞です。
③ 福島の自然郷の大木代吉本店さんの金賞受賞。
福島県産の『五百万石』の精米50%での金賞受賞です。
どこも山田錦以外のお米、さらに県産米か自らが育てたお米を使っての受賞です。
第一部(山田錦以外)の純米酒での金賞受賞はわずか6蔵のみです。
山田錦を35%精米して、吟醸向けの協会酵母を使えば金賞が取れる、なんていわれた
こともあったそうですね。
そういう型にはまらない酒造りでのお酒が評価を受けるのは
へそ曲がりなのんべえとしては堪らなく嬉しいのです。
そして、どの蔵も造りの主役が20代~30代の若い蔵人。
『本当におめでとう!』と何度もいいたい想いです。
さてさて、金賞繋がりではないのですが、さなぶりの開店前からずっと抱えていた一本を
メニューに載せました。
三重の清水醸造さんが平成20年度の新酒鑑評会で
金賞を取った時のお酒『喜代娘 大吟醸』です。
鑑評会に出すお酒は熟成させることは考えずに、
搾ってすぐに評価される為だけのお酒ですから、
2年経過してどうなっているのか?
心配でもあり、楽しみでもありましたが・・・・・
さて、結果は?
それはさなぶりへご来店いただいてご自分の舌と鼻でお確かめくださいまし~~!
このお酒の内山智広杜氏も、まだ三十代の超若手。
十四代の高木さんや伯楽星の新澤さんと並ぶ、これからますます楽しみな造り手です。
60ml 700円からのご提供にさせていただいております。
『浦和 和酒処さなぶり』のHPへ
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by sakenihon | 2010-06-27 02:52 | さなぶり

