『勝駒 純米 生』
基本的には定番はありません。
お客様がいつご来店になっても、常に新しい驚きを感じていただけるように、
年中銘柄はめまぐるしく変わります。
しかし、ほんの一部だけ例外はあります。
お客様の固定的な人気と店主の好みがピッタリ合致した場合に「ほぼ定番」となります。
今現在は『屋守』と『鶴齢』。 そして『勝駒』です。
富山県高岡市のわずか300石ほどしか造らない
わずか5人で醸す小さな酒蔵。
さなぶりでは勝駒の純米酒をずっと置いています。
純米といっても麹米は山田錦、掛米は五百万石の
精米50%ですから贅沢な純米酒。
華やかさを抑えてお米の旨みとサラリとしたキレ。
くせのない旨みと柔らかだけどチャンとした酸味。
軽くも重たくもない絶妙のボディー。
これといった特徴を表現するのが難しいほど完成度が高いと思います。
あえていうなら「バランスの良さ」。
とにかくバランスが良くて呑み飽き無縁の酒と言えると思います。
冷酒でも旨いけど、お燗するとさらに旨み・甘み・丸みが増します。
今はその生バージョンの季節。
いつもに純米が少しだけ弾けて暴れます。
普段は落ち着いた紳士が、羽目を外して弾けちゃった感じです。
ホントにすぐに売り切れてしまうので正に季節の風物詩です。
今回は一升瓶で2本仕入れましたが、すでに一本目は終了間近。
この2本が終わったら、またいつもの火入れバージョンの勝駒に戻ります。
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by sakenihon | 2011-03-07 02:30 | さなぶり