高知 赤岡 高木酒造さんへ

途中、高校野球で有名な阿波池田を通過しました。

西日本一の標高を誇る石鎚山を源流とした吉野川に沿って列車は走ります。


どんどん河を遡り、次第に渓谷となってゆきます。

気が付くと、そこは名勝『大歩危(おおぼけ』でした。

さらに列車は南下して、土佐くろしお鉄道との分岐駅『御免駅』へ到着。


この日の一つ目の酒蔵、『高木酒造』さんのある『赤岡駅』までのことは、10月20日の『唐突ですが、アンパンマンの写真の説明します』に記載していますので、ご覧ください。
アンパンマンン列車で赤岡駅に到着。
先ほどまでの渓谷の景色とは打って変わって、駅のホームからは広大な太平洋が一望できる
海辺の街でした。

駅から徒歩5分ほどで目指す『高木酒造』さんに到着。

高木酒造といえば山形県の『十四代』の高木酒造さんが有名になってしまいましたが、
こちらのお酒の銘柄は『豊の梅』です。

高木酒造さんは大きなお蔵ではありませんが、土佐の伝統の味をしっかりと守りながらも
新しい酒造りに果敢に挑戦している、若き5代目自らが杜氏を務める酒蔵です。
今年の観評会で金賞も受賞されているお蔵です。
まずは、お酒を一通り利き酒させていただきました。

メインの『豊の梅』は土佐らしいすっきりした辛口の中に穏やかな旨味と吟醸香
漂う大変バランスのいいお酒です。
『土佐金蔵』はキリッと締まりのある純米酒で、お燗にしますとその良さが
グンと際立つお酒です。
写真の左から2番目の『おり酒』はこの地方独特のお酒で、敢えて糖分を
添加した大変甘いお酒です。
暑い夏の盛りに漁師さんが糖分補給のために好んで飲まれた味だそうで、
今でもお年寄りを中心に人気が高いそうです。
地元のお年寄りは、これのワンカップが手放せないとか・・・・
そして一番右の『おかしな純米にごり酒』はあるアクシデントによって生まれた
sell24という高知県の酵母を使った発砲性のフルーティーな甘口のお酒。
続きはまた今夜・・・・
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by sakenihon | 2008-12-01 06:54 | 酒蔵めぐり