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『土佐の一本釣り』の街の酒蔵 『西岡酒造店』

7月17日、四国上陸から4日目の朝は酒蔵からスタートでした。

大谷旅館から徒歩2分で『西岡酒造店』さんへ到着。f0193752_14264862.jpg
小さな街の小さな酒蔵といった感じです。
間口はこじんまりとしていますが、奥行きがある建物。

入ってすぐが昔の酒造りの道具類が置かれたギャラリー風の展示場。
今は使われなくなった和釜。こうして見ると巨大です。  f0193752_1432545.jpg
この滑車を使って、お米などを二階に持ち上げていました。f0193752_144022100.jpg
お店の奥の古いお蔵の二階部分には今でも同様な滑車が。
ただし、現在ではこちらも使われてはいないそうです。f0193752_1452401.jpg
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こちらは新しいお蔵部分。
洗米機などの近代的な設備が設置されています。f0193752_151531.jpg
ところが、こちらの設備もほとんど使われていないそうです。
製造量の減少と吟醸酒など特定名称酒の増加によって、手造りへ戻ってしまったためです。
このようなことは、現在の小規模の酒蔵ではよく目にする現象です。
せっかくの設備投資は無駄になってしまいますが、いいお酒はやっぱり機械では作れないのです。f0193752_1565812.jpg

薄暗い蔵の一番奥には貯蔵タンクの中でお酒が眠っています。
猛暑の高知ですが、蔵の中はクーラーもないのに快適な気温です。
タンクの下三分の一くらいの部分に青っぽいシートが巻かれているのが見えますでしょうか?
これは冷却シートで、発酵によるタンク内の温度上昇を調整するためのものです。f0193752_15121724.jpg
上の写真をクリック拡大してみると、左側の柱に貼った紙に『酸素欠乏 危険作業』
の文字が読めます。
タンクの中は発酵によってできた二酸化炭素でいっぱいで無酸素状態。
お酒の仕込み中に誤ってタンクの中に落ちてしまったら、助からないそうです。
毎年そのような事故で何人かが亡くなっているそうです。
お酒造りには危険な面もあるんですね。

お蔵を見せていただいたあとで、少しだけお酒も味見させていただきました。
なんせまだ朝でしたから・・・・
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銘柄は純米酒系が『久礼』、本醸造・普通酒が『純平』の二本立てです。

『純平』はネーミングも含めて観光客を想定したお酒なのでしょうか。

私には『久礼』を薦められ、純米酒を試飲してみました。

想像通りのいい酒でした。 しまりがあって旨味がある。 旨い!酒でした。

このお酒をお燗で飲みたくて、後日東京で置いてあるお店を探して飲みに行ったほどです。
(京橋 『酒 龍馬』で飲めました。)

写真真ん中の『にごり酒』は、昨日高木酒造さんで飲んだ『おり酒』と同種でしたが、こちらのほうが
スッキリしたタイプ、高木酒造さんのほうがコッテリ甘口タイプといった感じでした。


お酒は重いので東京で探すことにして、代わりにこんなお土産買ってきました。
のんべえのお気に入りの一品。  シブイでしょ!
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by sakenihon | 2008-12-06 16:50 | 酒蔵めぐり  

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