日本酒 酒造り体験講座 第三回報告 《搾り》
多いようで有難いのですが、チョット微妙。
できるだけマニアックな内容は避けているんですがねえ・・・・・・
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さて、ところで立ち食いそば食ってから行ってきましたよ!
木内酒造さんの『日本酒造り体験講座』。
思えば、5月の田植えにはじまり・・・・10月5日の稲刈り 、
26日の『仕込み(初添え)』以来44日間の発酵期間を終えて、ついに酒造りの最終段階の
『搾り』を行うのです。
うまくできてるかな~~~神頼み!
ん~~いい香りだよ~~
お酒と酒粕が混ざり合った、もろみの状態で、お米は原形をとどめていません。
お酒と酒粕を分ける作業が『搾り』ですね。
よーし、さっそく搾り開始!!
仕込みタンクの下からホースを使って、お酒を搾る装置まで運びます。
お酒を搾ることを『上槽(じょうそう)』といいます。
下の写真の長細い箱のようなものを『槽(ふね)』といい、
この搾り方を『槽搾り(ふなしぼり』といいます。
『槽搾り(ふなしぼり』は古来からの搾り方で手間がかかります。
したがって現在では主に吟醸酒などの高品位なお酒を造る時に行います。
今回の私たちのお酒は常陸錦の精米50%、大吟醸酒です。
仕込みタンクからホースを伝って来たもろみを、小分けにして化繊の袋に入れ
槽(ふね)の中に並べてゆきます。
昔は麻に柿渋を塗った袋が使われていましたが、現在では強度と衛生面を考慮して
化学繊維の袋になっています。
参加者全員がかわりわりばんこに体験しましたが、けっこう要領が必要な作業でした。
下手くそだと粕がドバッとこぼれてしまいます。
槽に袋を並べている間も仕込みタンクの中のもろみをかき混ぜ続けます。
お酒と粕が混ざり合ってバランスよく流れてゆくためです。
タンクはきれいに空になりました。
袋もすべて並べ終えて作業終了!
このまま1日放置し、お酒が自重で自然に流れ出てくるのを待った後、槽の上から
蓋のような重しで、ゆっくりと圧を掛けてさらに搾ります。
さあ、来週14日は最後の工程、『火入れ』と『瓶詰め』で講座は終了となります。
早く飲みたーい!!!
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by sakenihon | 2008-12-09 01:29 | 日本酒の作り方