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2008年 10月 03日 ( 1 )

 

田園調布に突撃!

第二次世界大戦の前には、全国に1万軒以上の日本酒の蔵元があったそうです。
そのころは日本の税金の60%近くが日本酒の酒税だったといいますから、一大産業だったんですねえ。
ところが現在は1800軒ぐらいまで減ってしまって、いまでも毎年廃業するお蔵が後を絶ちません。

一番の原因は消費の減少です。

アルコール全体の消費量は増えているのですが、ワインや焼酎、缶酎ハイなどに押される格好で日本酒は急速に立場が弱くなってます。つまり人気がないんです。
地域によっても差がありますが、首都圏の食品スーパーでの店頭陳列構成比はワイン=60%、焼酎20%、日本酒10%、その他10%てとこのようです。

実際の消費もそんなんかいな?と思い、独自に市場調査?をしたことがあります。

東京都大田区の資源ごみ回収日は週一回(木曜日)ということを確認し、とある木曜の早朝に田園調布に突撃しました。
捨てられたゴミを見たら、どんなものがどのくらい飲まれているかわかるかな?と考えたからです。
それにしても、今考えると何で田園調布?という気はしますが、千葉の田舎者の好奇心ということにしておいてください。

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(ちょっと脱線しますが)田園調布のお金持ちはさすがです。ゴミの出し方が大変きれい!驚きました。田園調布では一般庶民のようにゴミの集積所に捨てるのではなくて、各おうち(邸宅)の勝手口の前に出すシステムなんですね。ですから、このゴミはどこの家のゴミってことが明白なんで、変な出し方はできないようです。自治会も滅茶苦茶厳しいそうです。
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そんなわけで、調査も以外に楽でした。(それでもお屋敷街をくまなく徒歩で、ゴミ収集車に追いつかれないように調査しましたから大変でしたが。)

やっぱりアルコールの中ではワインの空きビンが8割以上で圧倒的でした。
ワインの瓶が5本、6本まとめて出されている邸宅が結構あります。つまり、ほぼ毎日1本ペースで飲んでるんですね。   勝手なお世話ですが・・・・・
それに反して日本酒はというと、残念ながらほとんど発見できませんでした。(全体でも2~3本てところでした。)
やはり時代はワインやねーと痛感しました。


私が住んでいる千葉の田舎の住宅街でも同じことをやってみました。

こちらでは缶ビール、発泡酒、缶酎ハイの類の空き缶が圧倒的多数、次がワインと焼酎の瓶で日本酒の瓶はやはり少数派でした。
最近はパックのお酒が多いのかもしれませんが、これは確認できませんでした。

秋田県や新潟県ではまだ日本酒の消費は多いようですが、都市部に行くほど日本酒を飲む人が減っているようです。
特に都市圏の高所得者ほどワインの消費が多いのかな?
なんでこんなに日本酒は飲まれなくなったんだろう??? 
なんでワインは人気があるのかなあ?

次回はデータも交えながら、もう少しかんがえてみたいと思います。

by sakenihon | 2008-10-03 01:37 | 日本酒が抱える問題