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2008年 11月 27日 ( 2 )

 

本日の一献 《11月26日》  満寿泉 全麹

本日の一献 《11月26日》  満寿泉 全麹_f0193752_18595390.jpg
6月に金沢・富山・山形・福島と酒蔵巡りをしてきました。

その時訪れた酒蔵で買い集めた日本酒は4合瓶で20本以上

あったのですが、全部飲んでしまい、冷蔵庫に残っていた

最後の一本が『満寿泉 全麹』(ますいずみ ぜんこうじ)でした。


それを遂に開栓してしまいました!

残していたのは、価格が結構高い(3150円)ということもあった

のですが、それ以上にどんなお酒なのか想像できなくて、

どうやって飲むか迷っていたためです。


『満寿泉』は富山市の『舛田酒造』さんのお酒で日本酒ファンには人気の銘柄です。

舛田酒造には三盃幸一(さんばいこういち)さんという吟醸酒造りの名人杜氏(能登杜氏)

がおられることでも有名でしたが、三盃杜氏も80歳を越え平成19年度で完全引退されました。
(杜氏(とうじ)は日本酒造りにおける製造責任者)

通常は『富山の酒』と言えば『立山』に代表されるキリッとしまった辛口です。

それに対して『満寿泉』は米の旨味が生きた濃醇辛口という感じの酒だと思います。

しかし、それも普通の『満寿泉』のことです。

普通の『満寿泉』なら都内でも買えます。

せっかく富山まで行ったのだからということで買ったのが、今回の『全麹』

普通は蒸米を掛米として投入しますが、『全麹』はそこにすべて麹を使ったというお酒です。

どうゆう飲み方が一番美味しいのか?考えている内に4ヵ月が過ぎてしまいました。

製造年月が09年12月で三盃杜氏最後の年度のお酒ということも開栓をためらう理由でした。

でも、いつまでも取っておいても仕方がない!   開栓!!
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本日の一献 《11月26日》  満寿泉 全麹_f0193752_21522517.jpg


開けたからには美味しく頂きましょう!

ということで、造ったのが『さすの昆布〆』。 富山の名物の一つです。
「さす」とは「かじきまぐろ」のこと。
本日の一献 《11月26日》  満寿泉 全麹_f0193752_205720100.jpg

富山は全国でも1.2を争う昆布消費県です。

これは江戸時代から北前船によって北海道の昆布が大量に入ってきていたためです。

そのため昆布をつかった料理が非常に多いところです。

たとえば、『おでん』。昆布出汁が利いた大根の上に「とろろ昆布」が乗っているという具合です。

『さすの昆布〆』はヒラメよりも濃厚でねっとりとした食感です。

ミネラル、アミノ酸が豊富で辛口の富山の酒に大変良く合います。

何度か造ってみましたが、今回は「マカジキ」を使いました。結果、大成功!

「黒皮カジキ」でもよかったですが「メカジキ」はNGでした。(脂が多すぎて)
(カジキは廉価です。写真の量でスーパーで300円程度。昆布は上野アメ横で購入)
本日の一献 《11月26日》  満寿泉 全麹_f0193752_2185028.jpg
昆布も細かく刻んで添えました。

この昆布がまた美味しいんです。子供も大好き!大量にあってもすぐになくなるほど。

美味しい上にミネラルたっぷり。美容と健康にもばっちりの肴です。


さて、『全麹』は! 

写真でもわかるように色はまさにゴールド。

口に含んだ感じは梅酒のようなトロッと感。

味は甘口。ドイツのリースリングワインを思い浮かべるような上品な甘さ。

べたべたはしていません。

香りは「干しブドウ」や「ナッツ」の香りに近いかな?ほんのわずかに「老香」(ひねか)のような

香りもありますが嫌なものではなくお酒の深みを感じる香りとなっています。

結論はおいしい!

ウマい!ではなく、「美味しい」という感じ。上品なお酒。

まるでワインのようですが、その味と香りの奥深さは日本酒そのものだと思いました。

できれば、みんなに飲んでほしい!こんな日本酒もあるってことを知ってほしい!ってお酒。

ご希望の方、まだ少し残ってます。 飲みに来ます?(笑)

今宵はいつもに増して、お酒も肴も極上でした。 ほんとーに幸せ!

感謝! 感謝!
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今回『全麹』を購入したのは満寿泉さんの酒蔵に隣接した酒蔵のような酒屋さん『田尻本店』。
満寿泉の品揃えは間違いなく全国一です。全銘柄はもちろん、古いものは平成6年頃からの
毎年のお酒が最高の貯蔵環境下で保管されている酒屋さんでした。
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満寿泉さんを訪ねたことがきっかけで『北前船』というものに興味が湧きました。
(満寿泉さんは元々、廻船問屋だったんです。)
『北前船』は江戸時代のお米、お金、流通などを知るための重要なキーワードになりそうです。
また、改めて『北前船』と満寿泉さんがある『富山市東岩瀬』については
レポートしたいと思ってます。
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by sakenihon | 2008-11-27 22:11 | 本日の一献  

【菌類のふしぎ】見てきましたよん!

四国旅行記、本日はお休みです。

本日、写真多いため連射バージョンでいきまーす。

【菌類のふしぎ】見てきましたよん!_f0193752_0494349.jpgぐっと冷え込む小雨まじりの連休最終日、のんべえは一人上野の森に立っておりました。
【菌類のふしぎ】見てきましたよん!_f0193752_0533085.jpg目的は『国立科学博物館』通称『科博』!
のんべえらしからぬアカデミックな!
【菌類のふしぎ】見てきましたよん!_f0193752_0584548.jpgただいまこちらでは『菌類のふしぎ』なる大変に地味ーな特別展を開催中です。
【菌類のふしぎ】見てきましたよん!_f0193752_14152.jpg 大枚1300円の入場券。 高い!
 絶対こんなの誰も来ないっしょ!
【菌類のふしぎ】見てきましたよん!_f0193752_164688.jpgと、思いきやすごい人!
なんで!
それも20代とおぼしき若い人が・・・・カップルまで・・・・楽しそうに・・・・なんで?

のんべえとしては、日本酒を造るのに必要な麹菌や酵母菌に興味があってきたわけですが・・・・
【菌類のふしぎ】見てきましたよん!_f0193752_1365569.jpg クリックで拡大!
【菌類のふしぎ】見てきましたよん!_f0193752_111533.jpgほどなく疑問の答えは見つかりました。
いま人気のコミック『もやしもん』

『もやしもん』はビックコミックイブニングに連載中の人気コミック。
舞台は某農大。
普通、人には見えないはずの『菌』が見えてしまう特殊能力を持った男の子が主人公。
すっごいニッチな世界なんですが、これが男の子だけでなく女の子にも受けているらしいんです。
会場内はそんな熱い若い男の子女の子がいっぱい! 
いやー驚きました。

展示内容も『もやしもん』との完全コラボレーション。
ファンにとっては一種のアミューズメントになってます。
実にうまい演出です。

【菌類のふしぎ】見てきましたよん!_f0193752_1442166.jpgクリックで拡大!
まず、今回の展示会の対象は
『きのこ』『かび』『酵母』の『真核生物』=光合成をしない『真菌類』なんですって!?
この時点で興味のない人はご退場ください・・・・

では、マニアックネタを連射でご紹介します。
【菌類のふしぎ】見てきましたよん!_f0193752_1245541.jpgまずは「各種きのこ類」の展示
【菌類のふしぎ】見てきましたよん!_f0193752_1251445.jpg
【菌類のふしぎ】見てきましたよん!_f0193752_1253219.jpg
【菌類のふしぎ】見てきましたよん!_f0193752_1255438.jpg
【菌類のふしぎ】見てきましたよん!_f0193752_2173075.jpgこのあたりは日本酒の醸造に深い関係が・・・
【菌類のふしぎ】見てきましたよん!_f0193752_2202229.jpg
【菌類のふしぎ】見てきましたよん!_f0193752_2205734.jpg
【菌類のふしぎ】見てきましたよん!_f0193752_2224343.jpg
【菌類のふしぎ】見てきましたよん!_f0193752_2231781.jpg『麹カビの模型』
【菌類のふしぎ】見てきましたよん!_f0193752_2244599.jpgこれが『もやしもん』の題名の由来。
【菌類のふしぎ】見てきましたよん!_f0193752_2262964.jpg 『かもす』
この言葉も必須! 

『発酵する』『酒を造る』の意。

私のブログ内では「造る」を使ってきました。
【菌類のふしぎ】見てきましたよん!_f0193752_2313427.jpgこちらは泡盛麹。
いわゆる『黒麹』の模型。
【菌類のふしぎ】見てきましたよん!_f0193752_233936.jpgもちろん菌類は私たちの健康にも欠かせませんよね。
【菌類のふしぎ】見てきましたよん!_f0193752_2343734.jpg
【菌類のふしぎ】見てきましたよん!_f0193752_2352395.jpg
【菌類のふしぎ】見てきましたよん!_f0193752_2385670.jpg『きのこ』と『樹木』は共生関係なんですね。
だから、松茸は赤松の根元に生えるんだね。
【菌類のふしぎ】見てきましたよん!_f0193752_241811.jpg『オオシロアリタケ』だって。

白アリとキノコの共生。

白アリはキノコの菌糸を食べる。

キノコは白アリのウンチが栄養になる。

ふ~ん。
【菌類のふしぎ】見てきましたよん!_f0193752_253065.jpgこんな60cmのシメジが。

2週間でこんなに大きくなるんだって!
【菌類のふしぎ】見てきましたよん!_f0193752_245423.jpgいろんなところにこんな落書きが。
【菌類のふしぎ】見てきましたよん!_f0193752_2463816.jpg落書きを探すのも楽しみの一つ。
【菌類のふしぎ】見てきましたよん!_f0193752_2482472.jpgこの展示会は写真撮影が自由なこともうれしい!
【菌類のふしぎ】見てきましたよん!_f0193752_2492299.jpg展示物のテーブルの脚なんかにも落書きが隠されています。
【菌類のふしぎ】見てきましたよん!_f0193752_2545999.jpg『もやしもん』の
原画展も同時開催!
【菌類のふしぎ】見てきましたよん!_f0193752_2581839.jpg
【菌類のふしぎ】見てきましたよん!_f0193752_2591384.jpg
【菌類のふしぎ】見てきましたよん!_f0193752_312459.jpgおみやげも
『もやしもん』の
キャラクターグッズ。

売れてました。

のんべえも思わずクリアシート買ってしまった。
【菌類のふしぎ】見てきましたよん!_f0193752_331621.jpgコミックも
大量販売!
【菌類のふしぎ】見てきましたよん!_f0193752_342259.jpgさすがに、
きのこのTシャツは遠慮します。

『菌類のふしぎ』は1月12日まで開催中。
思いのほか楽しめます。



【菌類のふしぎ】見てきましたよん!_f0193752_31142.jpg国立科学博物館は常設展を見るだけでも半日がかり。
のんべえは『日本館』が好きですねえ。
特に建物がすばらしいです。

【菌類のふしぎ】見てきましたよん!_f0193752_3123878.jpg是非一度どうぞ!






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by sakenihon | 2008-11-27 03:21 | その他いろいろ