人気ブログランキング |

2008年 12月 01日 ( 2 )

 

高知 赤岡 高木酒造さん つづき

高知県独自の酒造好適米は『吟の夢』『風鳴子(かぜなるこ)』の二つです。

『吟の夢』『山田錦』『ヒノヒカリ』の交配種、『風鳴子』『一本〆』『露葉風』

というお米の交配種だそうです。

特に『風鳴子』には興味をそそられました。

なんと『風鳴子』は心白が100%のお米だというのです。f0193752_2012445.jpg
日本酒に少し詳しい人なら『そんな馬鹿な!』って思いますよね。

吟醸酒はお米の中心部にある『心白』というデンプンの塊りを残すように周りの透明部分を

手間暇かけて削っているのですから、『心白』が100%なら精米をしなくても吟醸酒ができる

のか?って思ってしまいます。

残念ながらそうはいかないようで、高木酒造さんでは『おり酒』を造るのに使っていました。

『風鳴子』は早場米で8月には収穫ができるという特徴もあります。

そのため夏場に飲まれる『おり酒』に用いて、9月に日本一早い新酒として出荷しているそうです。


その他、ソ連の人工衛星ソユーズでわざわざ宇宙に運んで育てた高知酵母を使った

『土佐宇宙酒』なんてお酒もありました。f0193752_2059361.jpg
これは高知県を揚げて推進された一大プロジェクトだったようです。『宇宙酒誕生物語』

『土佐宇宙酒』は高木酒造さんを始め高知県内の各酒蔵統一ブランドとして造られています。

宇宙酒なんて、高知県の熱さが伝わってくるではないですか!

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

そういえば高木酒造5代目の高木直之さんも大変熱い方でした。
f0193752_2043172.jpg

お酒造りはもちろんのこと、郷土である赤岡町に対する熱い思いを大変強く感じました。

酒蔵の中に赤岡町の年中行事の表示もありました。
f0193752_2122465.jpg
毎年4月末に行われる『どろめ祭り』は全国ネットのテレビでも時々放送されます。

赤岡町の浜辺に全国から酒豪が集まって、日本酒を飲みまくるお祭りです。

男性は一升(1.8L)、女性は5合(900ml)を大盃で飲み干す速さを競います。

男性の記録は12.5秒、女性は10.8秒だそうです。 おそろしいスピード!

そして、昔行われていたこのお祭りを復活させたのが高木酒造の4代目現会長だそうです。

親子して熱い男! これぞ『土佐のいごっそう』ですね!


そして7月の『絵金祭り』

残念なことに、私が今回訪れた前の夜に行われたそうで、1日遅れでした。

こちらも全国からカメラを抱えたお客さんが多数集まるお祭りだそうです。

江戸時代の絵師『金蔵』が残した芝居絵屏風二十数点が飾られます。
f0193752_2128430.jpg
お祭り以外では絵金蔵にて見学することができます。
私も案内していただき見てきました。
(高木社長はこちらの世話役もされていました。)

ちょっとオドロオドロシイ絵でしたが、
迫力があり一見の価値ありです。


また、金蔵の芝居絵に描かれたお芝居を町民自らで復活させようと、大変立派な
歌舞伎小屋まで造られていました。f0193752_2133845.jpg
 本当に暑い熱い街でした。

普通の町並みにも味があります。
f0193752_2141735.jpg
こちらは『隠し2階』の名残だそうです。
この通りは大名行列が通ったことから、二階建てはご法度だったそうです。f0193752_21414996.jpg


お昼も御馳走になってしまいました。

高木社長、何から何まで本当にお世話になりました。 

遅ればせながら感謝感謝です。
f0193752_21511381.jpg


7月16日はまだまだ終わりません。

もう一度、『ごめんはなり線』で御免駅まで戻り、土讃線で西を目指します。
f0193752_21521091.jpg


次の目的地は高知市を通り過ぎた佐川駅。    『司牡丹酒造』さんです。

つづく・・・・・・・




いつものんべえのつぶやきを読んでくださり感謝感謝です。
「酒ブログランキング」ってのに参加しています。
ワンクリックがのんべえの励みになります。
こちらのバナーをポチっとお願いしま~~~す。⇒⇒⇒ にほんブログ村 酒ブログへ

by sakenihon | 2008-12-01 21:57 | 酒蔵めぐり  

高知 赤岡 高木酒造さんへ

7月16日8時20分発の特急「しまんと5号」で高松駅を出発、一旦多度津まで西に戻って土讃線でひたすら南へ、高知県を目指します。
f0193752_5311512.jpg
途中、高校野球で有名な阿波池田を通過しました。f0193752_53247.jpg
西日本一の標高を誇る石鎚山を源流とした吉野川に沿って列車は走ります。
f0193752_53251100.jpg
f0193752_5332872.jpg
どんどん河を遡り、次第に渓谷となってゆきます。f0193752_536182.jpg
気が付くと、そこは名勝『大歩危(おおぼけ』でした。f0193752_5372049.jpg
さらに列車は南下して、土佐くろしお鉄道との分岐駅『御免駅』へ到着。f0193752_5404218.jpg
f0193752_5411922.jpg御免駅で土佐くろしお鉄道『ごめんなはり線』の素敵なアンパンマン列車に乗り換えて、一路太平洋沿いを東へ向かいます。

この日の一つ目の酒蔵、『高木酒造』さんのある『赤岡駅』までのことは、10月20日の『唐突ですが、アンパンマンの写真の説明します』に記載していますので、ご覧ください。
アンパンマンン列車で赤岡駅に到着。
先ほどまでの渓谷の景色とは打って変わって、駅のホームからは広大な太平洋が一望できる
海辺の街でした。f0193752_559890.jpg
駅から徒歩5分ほどで目指す『高木酒造』さんに到着。
f0193752_643622.jpg
高木酒造といえば山形県の『十四代』の高木酒造さんが有名になってしまいましたが、
こちらのお酒の銘柄は『豊の梅』です。
f0193752_651291.jpg
高木酒造さんは大きなお蔵ではありませんが、土佐の伝統の味をしっかりと守りながらも
新しい酒造りに果敢に挑戦している、若き5代目自らが杜氏を務める酒蔵です。
今年の観評会で金賞も受賞されているお蔵です。

まずは、お酒を一通り利き酒させていただきました。
f0193752_620376.jpg
メインの『豊の梅』は土佐らしいすっきりした辛口の中に穏やかな旨味と吟醸香
漂う大変バランスのいいお酒です。
『土佐金蔵』はキリッと締まりのある純米酒で、お燗にしますとその良さが
グンと際立つお酒です。
写真の左から2番目の『おり酒』はこの地方独特のお酒で、敢えて糖分を
添加した大変甘いお酒です。
暑い夏の盛りに漁師さんが糖分補給のために好んで飲まれた味だそうで、
今でもお年寄りを中心に人気が高いそうです。
地元のお年寄りは、これのワンカップが手放せないとか・・・・
そして一番右の『おかしな純米にごり酒』はあるアクシデントによって生まれた
sell24という高知県の酵母を使った発砲性のフルーティーな甘口のお酒。

続きはまた今夜・・・・





いつものんべえのつぶやきを読んでくださり感謝感謝です。
「酒ブログランキング」ってのに参加しています。
ワンクリックがのんべえの励みになります。
こちらのバナーをポチっとお願いしま~~~す。⇒⇒⇒ にほんブログ村 酒ブログへ

by sakenihon | 2008-12-01 06:54 | 酒蔵めぐり