それにしても12時間も止まってしまうって、チョット困りますね。
昨日は東京へ出かけておりました。
やっぱり東京は刺激がいっぱい、情報いっぱい、ネタいっぱい。
空いた時間に銀座から晴海通り沿いを勝鬨橋まで歩きました。
途中、デジカメでパチパチやりながら。
全くの御上りさんです。
東銀座の歌舞伎座前の三原橋交差点界隈は特にネタの宝庫でした。

歌舞伎座の筋向いの角には明治初年創業、”江戸手ぬぐい””足袋”の『大野屋』さん。
小さな古い民家のようなたたずまいの店舗です。

そして、少し視線を上げると、
巨大な『白鶴』の看板。
こんなところに、白鶴酒造東京支社。
その名も「白鶴ビルディング」。
銀座の一等地に自社ビルとは・・・
さすが大企業ですな。
白鶴HPを見ますと「銀座でつくったお米で、銀座生まれの日本酒を造る!」というセミナーの参加者を現在募集中です。
ビルの屋上で稲を栽培しているようです。
その他にもミニ寄席などいろんなセミナーをやってるみたいです。
白鶴さん、普段は馴染みがないけど、お世話になっちゃおうかな・・・・・
大野屋さんから信号を渡ってすぐの角に、 『ぐんま総合情報センター』なるお店を発見。
群馬県のアンテナショップです。

もちろん、のんべえは地酒コーナーへ。

またまた無知を晒しますが、”群馬の酒”っていままで飲んだ記憶もなくイメージが全くありません。
とりあえず、ならんだ瓶を一本づつ見ていると、
気になる一本がありました。

『日本酒度と酸度はあえて公表しておりません。
お酒の味は数字に惑わされず、
ご自身で感じていただければ幸いです。』
いいねえ~~ガツンと来たぜ!
いったいどんなお蔵さんだい?
まずは一本買って試してみなけりゃな!
しかし、まさかこんな展示台の上で光に晒されたものを売ってるんじゃなかろうな・・・・
と聞いてみたら、販売分はバックヤードの保存されているそうで、一安心。
と思ったのも束の間、「現在在庫切れ」ということで購入できず。
このお酒、前橋市の柳澤酒造さんの『桂川』というお酒です。
帰って、ネット検索してみるとやはり人気のお蔵さんみたい。
みなさんご存知でした?
若い兄弟杜氏で醸していて、今は吟醸系の『結人(むすびと)』という銘柄の方が人気なようです。
さらに、嬉しいのは『甘口の酒』にこだわっているとのこと。
通常の三段仕込みの後に、あえて”もち米”で四段目をやるんだそうです。
みりんの醸造にも”もち米”を使います。
”もち米”を使うと甘さが違うのでしょうか? すっごく興味があります。
甘口にこだわる理由がまたいい!(以下、HPから抜粋)
『現在の生活環境は多少変わりましたが、男女共、肉体労働の多い土地柄には変わりありません。仕事を終えて自宅に戻り、お風呂に入り晩酌で2合ぐらいお酒を飲む。疲れた体が自然に甘味を欲しがるのですね。大吟醸のように甘味を感じるお酒では物足りないのです。本当に甘味(ブドウ糖)の存在する力強いお酒でないと満足しないのです。そのような土地柄ですから、幣蔵の「上州一 桂川」が求められたのでしょう。』
地元の生活とか味覚から生まれた酒の味、ということですね。
これはこのブログのコンセプトにピッタリ!!!
”運命の出会い”のような・・・・・ただ、現物が手元にないのが残念。
そして、自らの酒の特性を以下のように総括しています。
『幣蔵代表酒、「上州一桂川」等は、ブドウ糖を多くさん残して、甘口のお酒をいかに、五味と調和して甘味だけを強調しないように、スッキリ飲めるかを求めているお酒です。』
本当に期待が膨らみます。
来週、また東京に出てゆきますので、今度こそゲットしてきます。

桐生市の隣、渡良瀬川沿いに位置するみどり市の奥村酒造さんの酒。 『起龍』純米吟醸。
これを選んだ理由。
地元産酒米『若水』を使っていたからと、
裏ラベルの精米歩合が手書きだったから。
なんとなく・・・

三原橋交差点界隈のネタはまだあります。
次回つづけま~す。
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▲ by sakenihon | 2009-08-05 22:26 | 日本の風景