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2009年 10月 11日 ( 1 )

 

菊姫の里 鶴来(つるぎ)

昨日の記事に対していろいろとコメントをいただきありがとうございます。

なんだか話が広がって、酒呑親爺様からもう少し広い範囲でという2次元的拡大の

ご提案をいただいたと思ったら、タンタンさんからは貝殻層という時間軸でのご教示

をいただき、3次元的な広がりもありそうな気配で、3連休を使って出来るだけ

がんばってみたいと思います。

おもしろい”酒の向こう”になりそうで、皆さまありがとうございます。


菊姫の里 鶴来(つるぎ)_f0193752_18572657.jpgさてさて、それでは菊姫『鶴乃里』のご報告

といきたいところですが、少しお時間をください。

昨夜、一杯だけ利いてみましたが、あと2~3日

置いての方がいいレポートが出来そうです。



昨夜時点での印象を表現すると・・・

『とろとろじわ~っ』 って感じです。


今回は菊姫の酒蔵がある『鶴来(つるぎ)』という場所についてまとめておきたいと思います。

金沢市街地から”北陸鉄道石川線”という私鉄電車で手取川を遡って約30分。
菊姫の里 鶴来(つるぎ)_f0193752_19133154.jpg

終点の一つ手前の”中鶴来”という無人駅で降りると間もなく菊姫が見えてきます。
菊姫の里 鶴来(つるぎ)_f0193752_1914382.jpg

手取川が近くに流れ、近くに”萬歳楽”の小堀酒造店もあります。
菊姫の里 鶴来(つるぎ)_f0193752_1925814.jpg


鶴が来ると書いて”鶴来”。 

美しい水と田園風景の中に、鶴が舞い降りていたのでしょうか。

今回購入した『鶴乃里』の銘柄名もここからきたのでしょう。


鶴来という場所は扇状地の根元、扇の”かなめ”の部分ですが、今は寂しい田舎町。

中鶴来の次の駅(終点駅)は”加賀一の宮駅”

菊姫の新蔵”平成蔵”があります。

さらにそこには駅名のとおり、『白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)』という

由緒ある神社があります。
菊姫の里 鶴来(つるぎ)_f0193752_19435984.jpg

この神社の創建は2000年以上前、紀元前です。

全国2000社の白山神社の総本社で、白山を神体山とし白山山頂に奥に院が

あるという、なんだかすんごい神社です。

山や河川にも神々の力を感じていた人々の時代。 まるで宮崎駿の世界ですね。

菊姫の里 鶴来(つるぎ)_f0193752_21144862.jpg
この神社の祭神である白山ひめ大神(しらやまひめのおおかみ)は

『菊理媛神(くくりひめのかみ)』ともよばれます。

菊姫の最高級大吟醸『菊理媛』はここから頂いたんですね。

山の神様はやはり女性ですね。

カミサンのことを”やまのかみ”っていうもんなあ・・・

いやいや、それより”もののけ姫”の方がロマンがあっていい・・・って、また宮崎駿。



”山の神様”は春になると里に下りてきて”田の神様”になるといわれ、農耕には

大変重要な神様です。

江戸時代には前田家の殿様の加護も厚く、鶴来への街道は参拝者で大変栄えたようです。

現在は寂しい田舎町ですが、ここに”菊姫””萬歳楽”という二つの酒蔵が

江戸初期から栄えてきたのも納得ができます。


秋深く 山へ帰る神様へ感謝をこめて、菊姫”鶴乃里”今夜も一献。


今では初詣以外には参拝客も少ないようで、2009年11月1日で鶴来~加賀一の宮間は廃線
となってしまうそうです。
今後、菊姫に行くときは中鶴来のひとつ前の”鶴来”下車となります。
ちょっと寂しいなあ・・・



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by sakenihon | 2009-10-11 22:00 | 酒蔵めぐり