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2010年 02月 05日 ( 2 )

 

『寺田本家』 五人娘 自然酒 純米吟醸

以前にも何度かこのブログで取り上げさせていただいた、千葉県香取市の寺田本家

もう300年以上続く歴史のあるお蔵ですが、記録に残っている限りこの数百年は

男の子が生まれたことがない家系だそうで、そんなことも関係して銘柄は『五人娘』。

このお蔵は生もと造りです。
『寺田本家』 五人娘 自然酒 純米吟醸_f0193752_12462185.jpg

現在のお酒の大多数を締める”速醸もと”の作り方は、発酵の過程で工業的に

作られた乳酸を添加しています。

それは石油由来の物質なんだとか・・・

寺田本家ではこの乳酸添加を”添加物”と位置づけて否定しているのです。

『寺田本家』 五人娘 自然酒 純米吟醸_f0193752_12474826.jpg"無添加”という表示はその意味。

あくまで自然発酵にこだわると”生もと”

しかないというのが蔵元の考え方です。

酵母も蔵付き酵母が自然に降りてくるのを

待つという、本当に昔ながらの製法に

こだわっています。

全国に"生もと”のお酒は数多くありますが、

協会酵母を使った"生もと”も存在します。

ところが、寺田本家ではこれも否定。

あくまで菌の自然な働きでの造りに

こだわっています。


普通は酒母室を始め蔵内はアルコール等の薬品で消毒しますが、ここでは水洗浄のみ。

なんと酒母室の窓が開いていて、外の原っぱがみえるのです。

これでは雑菌や野生酵母が入ってしまうのでは?とハラハラしますが、本来の強い

酵母の働きは火落ち菌までも取り込んで発酵過程の中で消化してしまうという

ことのようです。

確かに山廃もとが始まる明治以前のお酒造りはこいうふうだったのでしょう。

さて、そのお味はというと純米吟醸といえどもアミノ酸の塊りで濃厚。

古酒のような干しブドウやバニラっぽい香りも感じますが、本当に多種多様な

香りと旨味が襲ってきます。

多分、他のお酒には入っていないアミノ酸が多数混入?しているのでしょう。

かなり強烈ですので、最後のお酒として呑んでいただくようにご案内しています。

かなりクセの強いお酒ですが人気はあって、お蔵でも完売状態。

搾ってすぐの出荷はせず、秋まで熟成させて出荷するというのも昔ながら。

ですから、この季節から秋までは品切れが続くのだそうです。

さなぶりの一升瓶ももうなくなりそうです。

今のうちに探して仕入れておきましょうか・・・・


このほか、『醍醐のしづく』と『むすひ』という、これまたとてつもなく変わった

お酒もありますが、それについてはまた次回に。


3月14日に寺田本家と『不動』の仁勇鍋店(じんゆうなべだな)合同の

『お蔵フェスタ』が開催されます。

昨年は2万人以上の人で小さな田舎町があふれました。

仕込み途中の寺田本家の酒蔵も見学できますので、興味のある方は是非。

=>昨年のお蔵フェスタの模様は2009年3月21日~24日の記事をご覧ください。 



『浦和 和酒処さなぶり』のHPへ 



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by sakenihon | 2010-02-05 13:19 | さなぶり  

獺祭 呑み比べ

ちょっとミーハー(死語)かな?とは思いましたが、現在の品揃えがあまりに

マニアックかな?との反省で、”獺祭(だっさい)”を入れてみました。

獺祭の旭酒造の桜井社長との出会いは一昨年の7月。

『かわうそ寄席』に参加するため酒蔵まで訪れたのが始まりです。

当時の記事へ=> 『山口の山奥の小さな酒蔵『獺祭』 かわうそ寄席』

その後なにかと相談に乗っていただき、今回の起業における恩人の一人です。

ですから、さなぶりに獺祭を置けるのは私にとっても喜びなのです。

せっかく獺祭を置くのであれば!ということで、通常の50%と遠心分離搾りの50%を

呑み比べが出来るようにしました。(90mlx2 900円・・・おお、リアル)

獺祭 呑み比べ_f0193752_2453357.jpg

獺祭の酒蔵を見学させていただいている途中に、蔵内のデータ管理室で

私自身もこの呑み比べをさせていただきました。(贅沢!)

正直そのときまでは遠心分離ってどうなの?って感じでしたが、明確に違いが

わかって感激でした。

遠心分離は雑味がさらにさらに洗練されてスッキリ度が増してます。

あまりにすっきりしすぎるという声もありますが・・・・

私自身としては、3割9分や2割3分に高額なお金を使うより、

精米50%の遠心分離が一番リーズナブルで獺祭を楽しめると思っているのです。

ところで、その時呑んだ水道からほとばしる仕込み水は

本当に柔らかくって美味しかった~~~。

てなわけで、大変有名は獺祭ですが、のんべえにとっては大変思い出深いお酒なのです。


ああ~~久々の酒ネタ。  

でも、それはお店のめにゅ~だった・・・これからはこんな感じになっちゃうのかな?



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by sakenihon | 2010-02-05 03:13 | さなぶり