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カテゴリ:本日の一献( 96 )

 

”秋あがり” を実感!

木内酒造さんの酒造り体験で昨年の12月に出来上がったお酒が一本残ってました。
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”ひたち錦”という茨城県の酒米を50%まで精米して造った

純米大吟醸の生酒です。

春の田植え、秋の稲刈り、洗米・浸漬・蒸し・麹造り・初添え、搾り、

瓶詰・ラベル貼りと一貫して自分たちの手で造ったお酒です。

最後の一本をずっと大事に冷蔵庫に寝かせておりました。

搾ったのが12月7日、 瓶詰が12月14日でしたので、

10か月ほど熟成させたことになります。

”生生”ですので、厳密には”ひやおりし”とは言えませんが・・・


でもそれなりの熟性は進んでいるはず。

できたての味は覚えていますので、どう変わっているのか楽しみでした。


で、結果は・・・・・・

変わってましたよ。 まったく別物のようでした。

実は出来立てはガッカリするくらい腰がないというか、柔らかすぎて頼りない、

旨味も甘みも酸味も不十分なお酒だったんです。

ところが、今回は酸も旨味もグンとまして、どっしりとした酒になっているではありませんか!

これが”秋あがり”ってことか!と実感しました。

普段は完成形の酒しか飲めないので、未完成のものと比べる機会はありませんよね。

こんなに変わるものなんだあ~~~

”日本酒は搾りたてはまだ未完成” ということが、よ~~く理解できました。

いい経験になりました。


正直なところ、この酒の味自体はあまり褒められたものではありません。

素人が集まって作った酒ですから、それはそれなり。

でも、自分で造らないと解らないことはたくさんありますから、これはこれで満足です。


今年も今月18日から始まります。

18日は洗米・浸漬・蒸し・放冷・製麹の工程。 一番面白いところです。

今年は五百万石を使って造るようで、大変楽しみです。


朝、9時に常磐線の神立駅に来れる方であれば参加できますよ。

もし、参加ご希望の方がおられましたらご遠慮なくコメントください。

いっしょに酒造りしましょう!





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by sakenihon | 2009-10-09 23:06 | 本日の一献  

宮寒梅 ひより 純米大吟醸

f0193752_2338343.jpg 宮城酒蔵巡り で蔵元で購入してきた寒梅酒造さんの

『宮寒梅 ひより 純米大吟醸』をチビリチビリといただいています。

”ひより”は近年宮城県で交配された新種の酒米で、

自社栽培自家醸造は寒梅酒造さんだけ。

もっと早くレポートしたかったのですが、苦戦しておりました。

このお酒、フルーティー系です。

実は、のんべえは”フルーティー”は苦手なんです。

キライなのではなくて、普段フルーツをほとんど食べないので、

フルーツに関するボキャブラリーが乏しいのです。

どのように表現したらいいのか自信がないのです。

言い訳からのスタートですみません。


で、考えた末。このお酒の特徴は『キャンディー系』としました。

上立ち香はおとなししいフルーツ系。 (フルーツだけどなんの香り??って感じ)

口に含むとさわやかなカルピスのような甘酸っぱい酸味。(ヨーグルト臭がするわけではなく)

味は甘くはないのですが、香りのせいで甘~く感じます。


そして残り香が印象的。

”イチゴキャンディー”をカリッと噛んだ後のような甘い香りが広がります。

メロンでもなく、梨でも、バナナでもなくイチゴです。 

これは初代宮城酵母からの特徴でしょうか?

舌に残るのではなく、鼻腔に広がり、後を引きます。(キレが悪いのではありません。)


食中酒ではなく、食後の〆にさわやかな香りを楽しむお酒だと思います。

寝る前に一口だけいただくと、いい夢見れるかも・・・

こうゆうお酒が一本冷蔵庫に入っていると、晩酌のバラエティーが広がって楽しいですね。


酵母は宮城MY酵母のはずですが、寒梅酒造さんのお酒は全般に香り系のようです。

この特徴はお米由来なのか、酵母由来なのか、造り由来なのかわかりません。

たぶん全てが絡み合ってこうなるんでしょうね。

もう一度、寒梅酒造の岩崎社長にお会いする機会があれば、もっと詳しく聞いてみます。


やっぱり、良く分からないレポートになってしまったな~?

ちょっと不完全燃焼のレポートですが、以上です。 

お粗末!!


★ 写真の瓶のラベルが少し浮いています。
  寒梅酒造さんも全量瓶貯蔵ですので、購入時にその場で貯蔵冷蔵庫から取り出した瓶に
  岩崎社長直々に急いでラベルを貼っていただいたので、こうなってしまいました。
  これも蔵で買ったという証拠のようなもので、思い出の空瓶になりそうです。




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by sakenihon | 2009-10-08 01:01 | 本日の一献  

東京八重洲に博多屋台出現


博多の屋台の雰囲気を再現させた店を東京駅前の八重洲で発見。

いただいた名刺には『やきとり 博多 手一本』となってますが、

看板もなく、ガード下のモツ焼き屋的店構え。 

古い住宅を改装したお店のようでが、店内はきれいです。


すごいなあと思ったのは、”砂肝刺し”(西日本では”すなずり”)がメニューにあったこと。

九州では全然珍しくありませんが、東京ではなかなかお目にかかれません。

残念ながら、のんべえがうかがった日は売り切れ。

代わりに出てきたのが”ハツ刺し”。  これも美味珍味!
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(注:博多の屋台では生モノは提供できません。)

”酢もつ”も博多でもポピュラーな逸品。

のんべえの大好物で、帰省の時にはスーパーで買って買えるほど。

シャッターを押す前にほとんど食べてしまい、汚い状態ですみません。
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残念ながら日本酒は飲みたいものがなく、ホッピーで我慢。

お値段も屋台並み。 店員さんも元気で親切で好感触。

持ち込み料を払っても好みの一本を持って、もう一度行きたい店ができました。


”手一本”とは博多独特の手締めの方法、”博多一本締め”ともいいます。

夏の祭り”博多祇園山笠”にはなくてはならない伝統の儀式です。





やきとり 博多 手一本
東京都中央区八重洲1-4-4
03-5202-8555
営業時間 16:00~23:00 日曜定休



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by sakenihon | 2009-10-07 02:18 | 本日の一献  

酒蔵巡り 番外編 白河で一献

3日間の宮城酒蔵巡りがすべて終了した帰路。f0193752_22163750.jpg

仙台で乗車した新幹線を新白河で下車してしまいました。

ばるべにーさんのグログ 『Bar White River』に度々登場する白河の

”酒菜屋 梅宮”さんへお邪魔するためです。

いつも見るたびにヨダレ垂れ流し状態になるほど旨そうな肴の数々。

一度、お邪魔したいお店でした。


ご主人とママさんがリズムよく切り盛りする満員状態のお店に到着したのは7時半。

最終の各駅新幹線の時間まで1時間半。 短期決戦です。 
 
まず、真っ先に注文したのは”鯨の刺身” 。  これを食べたくて寄ったんです!
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(フラッシュを使わなかったので色が変。 残念。)

”鯨の刺身”というと冷凍物をスライスした、ドリップまみれのしか知りません。

子供時代は鯨をたくさん食べたけど、生はありませんでしたから、これがお初です。

歯ごたえは新鮮な馬肉に似てますが、ケモノ臭さ・生臭さがありません。 美味!

その日のおススメ、”上喜元の純米吟醸”とともにいただきました。


念願かなった後は、カウンターのクーラーボックス一杯の牡蠣が目の中に・・・・

宮城で満足できる牡蠣に巡り合えていなかった、のんべえの胃袋がうずきます。

9月の中旬は夏牡蠣(岩牡蠣)と普通の牡蠣のシーズンの狭間。

あきらめていましたが、こんなところで上物の牡蠣の初物に遭遇です。。
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幸せでした。

と、ここで弱った胃袋が「もっとタウリンを~~~!」と求めています。

忙しいところ、無理をお願いして”牡蠣の土手鍋”を作っていただきました。

いきなり来て、牡蠣ばかり注文する客。 変なヤツと思われたでしょう。
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ぷっくらと膨らんだ牡蠣がお鍋からあふれそうです。

牡蠣の旨味を吸った白ネギとグツグツ揺れる豆腐と旨甘い味噌のハーモニー。 最高!!!

上喜元の純米酒をヌル間にしていただきました。

これぞ”のんべえの幸せ”の一瞬。

鍋の中身は上喜元とともにすべてのんべえの胃袋へ。 おかげで胃袋が上機嫌。
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お鍋の底には焦げ付かないように大きな昆布が敷いてあって、

ご主人の料理への心遣いがうかがわれます。


大きなリュックを背負って入ってきた一見客。 

さぞや変な客が来たもんだと警戒されていたと思っておりましたら、ばるべにーさんから

事前に連絡をしていただいていたそうで・・・・・

温かく迎えていただき、お心遣いいただきました。 本当にお世話になりました。

ご馳走さまでした。 

胃袋も大量のタウリン補給で元気になりました。


最後の最後まで、お世話になりながらいい思い出をたくさんいただきました。
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皆さまへ 感謝 感謝!




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by sakenihon | 2009-10-06 00:20 | 本日の一献  

夜の仙台 国分町で酒蔵巡り?

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9月13日日曜日、米沢から仙台に戻った時にはすでに夜9時過ぎ。(上の写真は翌朝のもの)

仙台は若いころ出張で頻繁に訪れた街。

まだ、日本の景気が良かったころだったので随分飲み歩きました。

仙台の夜の中心は”国分町通り”

その中にあって大きな飲み屋ビルの”グランパレ”。 

ここにも来てました。  お~っ懐かしや~~
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しかし、このお隣に酒蔵があったことは、今回初めての発見。

夜の繁華街のど真ん中に『千松島』さんという酒蔵があったのです。

創業は1660年(万治三年)。伊達藩三代藩主伊達綱宗の時代。

ここには仙台城城下町があったんですねえ。 

どんな街並みだったのか・・・・タイムマシンで覗いてみたい。

現在はパーキングと飲食店ビルになってしまっていますが、他の蔵へ生産委託し、

細々とパーキングの片隅で販売を続けられています。
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そして、繁華街エリアから少しだけ離れたところにもう一軒。

『志ら梅』というお酒を造っている『吉岡酒造店』さん。

こちらもほとんどが立体駐車場になっていましたが、酒蔵らしい店構えは残ってました。

残念ながら、現在は休造中。
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形ばかりの蔵巡りでしたが、また違った感慨がありました。

この日は石巻で2蔵、米沢で1蔵(資料館だけど)、仙台で2蔵(?)廻ったことになるかな?


あ~~腹へった! のど乾いた~~~!

日曜日でやってる店を探すのが大変でした。
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まずは、シーズンのサンマの刺身。 
思い起こせば生まれて初めて”サンマの刺身”を食したのも仙台でした。
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それに牡蠣。本当は岩牡蠣を頼んだんですが・・・・
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吉次のカマ焼き。 東京ではキンキという魚。これも仙台の名物。
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その日廻った日高見 墨廼江などいただきながら国分町の夜は深~く、深~く

ふけてゆきました。


明日は3日目。 朝から塩釜へ行く予定・・・



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by sakenihon | 2009-09-28 20:22 | 本日の一献  

一の蔵 『大和伝 特別純米』


一の蔵 酒ミュージアムでも一本購入しておりました。
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『大和伝 特別純米酒』というお酒。

”大和伝”は宮城県内限定ブランドらしいです。

一の蔵さんは基本的に日本名門酒会経由の販売のようなので、

『大和伝』はそのルートには乗せずに販売ということでしょうか。

せっかくですから、首都圏で手に入らないものをと購入。


【大和伝 特別純米】
酒米 宮城県産蔵の華
精米歩合 50%
日本酒度 +1~+3
ALC  15~16度
製造年月 21年8月
(10~15℃で飲むことを推奨)

このお酒、”純米”の表示ですが精米歩合は50%となっています。

限定給水をやってないのか、低温長期発酵をやってないのか、

何らかの吟醸造りを行っていないということで”吟醸”の表示がないのでしょうが、

価格は1500円(720ml)で、純米吟醸並み。

コストダウンとか手抜きというよりも、敢えて造ったという印象で興味が湧きました。


【感 想】

酸は軽めで、ライト系ながら水っぽはなく、しっかりと締まりがあるキレのいい酒。

”あたごのまつ”の純米吟醸と同系統です。 (お米も同じ”蔵の華”)

しかし、鼻腔に残る巨峰のような華やいだ甘い香りは特徴的です。

たしかにこの香りを楽しむには、お燗より冷やのほうがいいのかも・・・・

純米吟醸といわれても問題がないお酒だと思います。

のんべえの中の『一の蔵』のイメージが大きく変わりました。

どちらかというと重厚でコクのある男性的なタイプのお酒と思ってましたが、

今回のお酒は繊細な貴婦人タイプです。

この20年ほど一の蔵はご無沙汰でしたが、もう一度飲み直してみてもいいかな・・・・




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by sakenihon | 2009-09-24 19:19 | 本日の一献  

伯楽星の蔵の『あたごのまつ』

本当は『愛宕の松のお蔵の伯楽星』なんですが、わかりやすさでは逆になってしまいます。

新澤酒造さんで購入した『あたごのまつ』 二種です。
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【あたごのまつ 特別純米】f0193752_18191978.jpg
酒米 ササニシキ
精米歩合 60%
日本酒度 +3
ALC  15~16度
製造年月 21年8月


【あたごのまつ 限定純米吟醸 ひやおろし】
酒米 蔵の華
精米歩合 55%
日本酒度 +4
ALC  16度
製造年月 21年9月
(限定純米吟醸のラベルが少し波を打っているのは、
その場で貯蔵庫の在庫にラベルを貼ってくれたから。 )

(参考データ) 蔵の華
宮城県古川農業試験場で交配された宮城県の酒造好適米。
美山錦に代わる耐冷性、耐倒伏性、いもち病抵抗性を目指して開発。
  交配組合せ:「東北140号」×(「山田錦」×「東北140号」)
         (東北140号:チヨニシキ×コガネヒカリ)
  交配年次 :昭和62年


【感 想】
今回、2本を同時に開けて呑み比べしてみました。
どちらも旨味 酸味はかろやかでフレッシュ系でキレがいいお酒でしたが、
それぞれにしっかりと違った個性がありました。
食米の”ササニシキ”と酒造好適米の”蔵の華”の違いも大きいように感じました。

(あたごのまつ 特別純米の印象)
上立ち香はやさしく涼しげでわずかにフルーティー。

冷やのまま口に含むと、少しだけ酸のザラツキを感じますが、食米で精米60%

としては雑味やコメっぽさは少ないほうだとおもいます。

40度ほどにお燗をしますと燗上がりして、旨味が増します。

薫り、酸味は控えめで、軽めの旨味と甘みが口中に広がり、何にでも合う食中酒。 

するすると燗酒が口から喉へ、そして胃袋へと流れてゆきます。

個人的には大変好きなタイプ。 (飲み過ぎて困るタイプ。)


(あたごのまつ 限定純米吟醸の印象)
こちらは純米よりもメロン香がはっきりします。

決してプンプン薫るようなものではなく、あくまで控えめ。

純米が3歩下がって歩くタイプなら、純米吟醸は1歩下がって歩くタイプ。

酸のザラツキはほとんど感じず大変滑らか。

しかし、お燗をしてもあまり燗上がりはしなかったようです。(下がってもいません。)

このお酒は常温か少し冷やした程度で飲む方がよさそうです。

食中酒というよりは、旨味が強くない軽い肴と合わせて楽しみたい感じです。

冷蔵庫で冷やしていましたので、口の中で少し温めながら薫りの広がりを楽しんでいたら、

瓶の中身はどんどん減ってしまいました。


もしここに伯楽星があって比較できたら、もっと楽しかったでしょうね。

のんべえ宅の近くでは手に入りません。  残念です。

今回、合わせた肴は仙台で買ってきた『仙台長茄子の浅漬け』

長茄子からでる塩分とお酒の甘みのバランスがばっちりの相性でした。
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4合瓶2本は2日でほぼなくなってしまいました。


美味しいお酒は呑み過ぎにご用心!




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by sakenihon | 2009-09-23 18:47 | 本日の一献  

豊盃 特別純米 直汲み生酒

先日の田酒は、あまりにスルスルと心地よく喉の奥に流れ込み、

あっという間に空瓶となってしまいました。

その勢いで青森の酒をもう一本買ってきてしまいました。f0193752_22424252.jpg

弘前 三浦酒造さんの『豊盃』

2月の蔵訪問以来のお気に入り。

特別純米生酒に遭遇。

この季節には珍しい!

なんと最後の一本だって。


酒屋のリーチイン冷蔵庫の前に立つと、「おーい!ここだよ~」と手招きされているような

錯覚さえ覚えました。
f0193752_2251122.jpg瓶詰めはH20年12月です。

9か月が経過していますが、この酒屋さんは信頼できます。

三浦酒造さんとは10年来の直取引。 

生酒類は-4度で保存されていますから保存期間は

問題にはなりません。

早速、開栓しますと「ぽんっ!」といういい音。

元気に生きていますよ~~~~

舌に転がすと”ピチピチ シュワシュワ~ッ”と飛び跳ねます。

奥の方に甘みや旨味がたくさん隠れているのはわかるのですが

”ピチピチ シュワシュワ~ッ”のせいで少し辛めに感じます。

日々、酸が抜けてゆくに従って、酸と旨味のバランスの

変化を楽しめる酒です。

実は今日で二日目。 二日目でも「ぽんっ!」がありました。 

ほんとに元気な生酒です。


薫りは控えめながら、お米の薫りと酵母由来の軽い吟醸香が両方楽しめます。f0193752_22275255.jpg

お米は何を使っているかは不明です。

麹米と掛米で別々の種類を使って、品質とコストを

両立させているのではないかと思います。

酸に堅さがない、やさしい口当たりと芳香です。

いかにも青森らしい酒。

肴はなくともお酒自体を楽しめる一本です。
  (購入価格2800円)



【購入した酒屋さん】

地酒の青野 (成田山新勝寺のすぐ近くの隠れた酒屋さん)
〒286-0025
千葉県成田市東町245
TEL:0476-24-1161
FAX:0476-24-1051
★三浦酒造さんも毎年ご挨拶に来るんだそうです。



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by sakenihon | 2009-09-08 23:14 | 本日の一献  

本日の一献 【田酒 山廃特別純米】


唐突ですが、田酒が手に入りました。

やっと富山まで南下した北前船を青森まで戻さなくっちゃ・・・・笑

説明不要と思いますが、青森市の西田酒造店さんのお酒。

屈指の人気銘柄ですねえ。
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我が家の冷蔵庫に田酒が入ったのは初めてのこと。 

今回入手できたのは特別純米でそれほど高価格ではないのですが、

価格以前に売っていないですものね。

たっぷり飲めるこの機会に感謝!


f0193752_18342528.jpg「田酒 山廃 特別純米酒」

お米は「華吹雪」。  精米歩合は55%。  

購入価格 3100円(1.8L)。


酸は軽め、爽やかでスッキリしたお酒。 

のんべえの”華吹雪”のイメージ通りの酒質。

薫りは控えめ、山廃らしいヨーグルト香もほのか。 いい山廃です。

超人気酒「田酒」となると、つい力が入ってしまいそうですが、

そんな”リキミ”をさらりと受け流してしまうお酒です。


芯にはしっかりと酸とアミノ酸が存在するのに、それが上手く隠れているという感じ。

軽快な口当たりと爽やかな薫りですが、チャンとコシがあるので飲み飽きしません。

つい飲み過ぎる食中酒タイプのお酒です。

こんなのが手軽に手に入るなら日本酒の復権も夢じゃない?


せっかくの青森の銘酒ですので、ホタテを合わせてみました。
(青森県はホタテ消費量ダントツ日本一なんだって。)

ホタテに、砂糖・みりん・酒粕・ユズ胡椒などを混ぜた味噌を塗って、
オーブントースターで焼いてみました。
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これはこれで美味しいが、会津あたりの濃醇なお酒に合う肴でした。

今回のような優しいお酒には、普通に塩焼きのほうがよかったかも・・・・・

理想をいえば”いちご煮”かなぁ~~~ 贅沢すぎですな。


今晩はお燗で試してみよっと!
美酒に感謝 感謝。   



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by sakenihon | 2009-09-04 20:12 | 本日の一献  

満寿泉 平成17BY 大吟醸無ろ過生原酒

台風一過とともに9月がやってきました。
もう完全に秋の空気。
そろそろ2009年も終盤ですよ。  
だれか時計の進み方を速めたんじゃないでしょうか。


さてさて、三盃杜氏最後の造り平成17度醸造 満寿泉を開けちゃいました。
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このお酒は吟奏の会のお酒ですので、加水なしの原酒です。
(吟奏の会はすべて原酒です。 原酒は寝かすと旨くなるというのが吟奏の会のコンセプト)

すべて表記すると一般品との価格の整合性が取れなくなるからでしょうか、

”純米”とも”吟醸”とも表示がありません。

しかし、ラベルを見ると間違いなく精米50%の純米大吟醸。 

お米も山田錦で間違いないと思います。


f0193752_3244859.jpgさて、感想です。

古酒にもいろいろあります。

元々のお酒のレベルがあって、さらに寝かせ方で老い方が全く変わります。

ですから、古酒といっても多種多様。 


このお酒の第一印象。  ”背筋がピンと伸びて眼光鋭い、旧日本軍人”

”明治生まれの滅茶苦茶厳格でカクシャクとした老人”という感じです。

つまり、年は取ってるけどまったく老けていない、弱っていない、腰が曲がっていない・・・

ここまで書いて、ハタと気がつきました。 私の三盃杜氏のイメージそのままですわ!


色はわずかに黄身がかっていますが、無ろ過であれば当然のレベル。

搾りから4年を経過しているのに、丸みはほんのわずか。

飲んで見ろ!と挑戦してくるような ガッツーンとくるしっかりした古酒。

香りは微かに紹興酒っぽい熟成香がありますが、ひね香には至っていません。

甘み・旨味は間違いなく増幅・凝縮しているんだと思います。

しかし、酸がしっかり残っているので全くダレた感じなく、キリッとしまってます。


すでに二日にわたって飲んでます。 

二日目に栓を開けた時、軽く酸が抜ける音がしました。

無ろ過生原酒とはいえ、4年経ってもまだ生きているんだと驚き。

しかし、二日目になるとかなり丸みが出てきて、甘み・旨味が前面へと出てきました。

正直、のんべえには二日目の方が好みです。

開栓当日は三盃杜氏から睨まれているようで、怖すぎる酒でした。

4年前の搾りたてはどんなお酒だったのか、飲んでみたくなりました。

そしてできれば三盃杜氏ともお会いしてみたかった・・・・

しかしどちらも、もう叶わぬ願い。


こんな古酒もあるんだと大変勉強になりました。

そして、保存温度の重要性も改めて認識しました。

本当に古酒は千差万別。  
   (このお酒は500mlで1575円でした。)


このお酒に合わせた肴は「さすの昆布〆」 ( のんべえ手作り)
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"さす”というのは富山の方言で”カジキ”のこと。 つまり「カジキの昆布〆」です。

ヒラメよりもコクがあるカジキに、さらに昆布の旨味が絡まる逸品です。

お酒の味をグッと引き立てる富山名物の肴です。

富山の銘酒に富山の肴、これぞのんべえの楽しみ。

贅沢な一献をいただけました。

=====================================
富山県は昆布の消費量が全国一。
かまぼこにも昆布が入ってますし、昆布出汁のおでんの上にはとろろ昆布が乗ってます。

これも北前船が北海道から大量の昆布を運んできた結果の文化です。
昆布の旨味が利いた肴と、硬水で造った辛口の富山の酒は最高の組み合わせ。
これぞ日本の食文化。
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by sakenihon | 2009-09-02 03:31 | 本日の一献