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<   2009年 09月 ( 26 )   > この月の画像一覧

 

庄屋さんの酒蔵 『寒梅酒造』

宮城県大崎市の酒蔵、3件目は『寒梅酒造さん。

醸すお酒は『宮寒梅』。  約400石のお蔵さんです。

蔵元の岩崎家は江戸時代から戦前までは、広大な土地を持つ庄屋さん。

戦後の農地解放でほとんどの土地を失いましたが、大正5年から始めた酒造業は

現在5代目の岩崎隆聡社長杜氏を中心に、自社田のお米での酒造りが続きます。

田んぼの真ん中の酒蔵はのんべえも初めてです。
庄屋さんの酒蔵 『寒梅酒造』_f0193752_17352195.jpg


生粋の”農家酒蔵”ということで、今回の酒蔵巡りで最も楽しみな酒蔵さんでした。

事前にお願いしてはいましたが、岩崎社長自らが大変丁寧に案内していただきました。

まずは、酒蔵の中を見せていただきました。

洗米・浸漬用金ザルの他に竹ザルが一つ。
金ザルはお米がザルの目に挟まりやすく、
竹ザルのほうが使いやすいこともあるのだそうで、いまでも現役です。
庄屋さんの酒蔵 『寒梅酒造』_f0193752_1825126.jpg

こちらの木桶は浸漬用のタライ。 吟醸系の少量仕込みの場合に使うそうです。
樹脂製の大きなものより使いやすくて、捨てがたいとか。 (手入れは大変なのでしょう)
庄屋さんの酒蔵 『寒梅酒造』_f0193752_1831984.jpg

仕込みタンク。 当然いまはまだ空。
貯蔵はすべて低温瓶貯蔵に切り替えたため、貯蔵タンクはないそうです。
庄屋さんの酒蔵 『寒梅酒造』_f0193752_1835224.jpg

10畳ほどの事務所は蔵人の休憩室の面影が。 真ん中にはストーブ。 黒板にも・・・
庄屋さんの酒蔵 『寒梅酒造』_f0193752_1873187.jpg

蔵人の寝泊まりスペースだった事務所の二階への急階段。
蔵人達の生活がしのばれます。
庄屋さんの酒蔵 『寒梅酒造』_f0193752_0443632.jpg



宮寒梅さんも上槽後に瓶詰・火入れをして、すべて冷蔵庫・コンテナに貯蔵しています。

私が訪れた時、コンテナの温度計は-10度を指していました。

搾る前までと同じくらいに搾った後の管理も大事にしている酒蔵です。


そして、なんといってもこのお蔵の特徴はお米。 

庄屋さんの酒蔵 『寒梅酒造』_f0193752_18335956.jpg

「田んぼも見てみますか?」とのお誘いに、「是非に!」とお願いして外へ出ました。

酒蔵の前がすぐに岩崎家の田んぼです。

近づくとたくさんのアマガエルがぴょんぴょんと逃げていきます。

生き物が育つ生命感を感じます。

現在栽培している酒米は 「美山錦」 「ひより」 「愛国」の三種。

すべて減農薬栽培です。

そのほかに食用として「ササニシキ」も栽培しています。

自家用の他は知り合いの東京のお寿司屋さんが欲しがるから送ってるんだそうです。 

美味しいお米なんですね。


【美山錦】
先代は米造りの名人で、宮城県で初めて美山錦の栽培に成功したそうです。

長野県と宮城県ではそれほど気温の違いがないのでは?と思ったのですが、

東北太平洋側独特の”やませ”の有無が違うのだそうです。

【ひより】
2002年に品種登録されたばかりの宮城県の酒米です。

「山田錦」「ササシグレ」の交配種で、宮城県岩沼市の平塚さんという個人農家が

独自に開発したもので、平塚さんが許可した農家でしか栽培できないのだそうです。

宮城県内の数蔵(新澤酒造 阿部勘酒造など)でも「ひより」を使ったお酒がありますが、

自社栽培は寒梅酒造さんだけです。

千粒重、心白は山田錦並みで高精白にも耐えられるそうです。

山田錦は生育が遅いため、宮城県では未熟に終わるリスクが高く栽培が難しいそうです。

そんな山田錦の弱点を改良したのが「ひより」のようです。

【愛国】
明治時代の古い品種で、栽培が難しく一度消滅していた酒米でした。

現在の社長が苦労して復活させた品種です。 まさに寒梅酒造さんだけの酒米です。

背丈が山田錦並みに高く倒れやすい品種です。
庄屋さんの酒蔵 『寒梅酒造』_f0193752_20162384.jpg

穂先に赤紫色の針状の毛のようなものが長く伸びているのは古い品種の証?
庄屋さんの酒蔵 『寒梅酒造』_f0193752_20194292.jpg

そのために田んぼ全体が紫色っぽく見えて、他の品種との違いが一目瞭然。
庄屋さんの酒蔵 『寒梅酒造』_f0193752_20214496.jpg

まったく未知の酒米。

是非、呑んでみたかったのですが、すべて売り切れで蔵元にも在庫はゼロ。

それどころか、今年の造りまですべて酒販店からの予約でいっぱいなんだそうです。

田んぼの広さの制約があって増産は無理。 収穫量が不安定で委託生産も無理。

正に「幻のお米」「幻の酒」です。

(今回、ひよりの純米大吟醸を購入しました。別途レポートします。)


【後継者】
平成19年に大学を卒業したばかりの娘さんが夫婦で蔵へ戻り、酒造りへ参加されました。

大変若く、楽しみな6代目夫婦の誕生です。庄屋さんの酒蔵 『寒梅酒造』_f0193752_1141419.jpg

従来は『岩崎』の銘柄もあったそうですが、家族会議で『宮寒梅』

一本で進むことに決定。 

ラベルデザインも若夫婦が考えて、横書きのものへ変更中。

数年後には愛媛の『石鎚』石鎚酒造さん、福島県会津若松の

『会津中条・ゆり』鶴の江酒造さんのように、

『家族で醸す注目の酒蔵』となる予感があります。

『ゆり』のパターンでゆくと、こちらでは『真奈』ができるかも!?(笑)

ホントに楽しみ。 要注目のお蔵さんです。


★ 岩崎社長との雑談の中で偶然わかったのですが、『豊盃』三浦酒造さんの次男

三浦文仁さんは寒梅酒造さんで3年間修業されたんだそうです。

そういえば、三浦酒造さんも『家族で醸す注目の酒蔵』でしたね。

またまたビックリの新情報でした。



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by sakenihon | 2009-09-20 01:45 | 酒蔵めぐり  

TSUTAYAでブラックニッカ?

先日、DVDレンタル半額に惹かれてTSUTAYAに行ってきた。

といっても借りるのは娘たち。 

お父さんは会員カードとお金を出すだけ。

でも、レンタルのお金を払うとウイスキーをくれた。
TSUTAYAでブラックニッカ?_f0193752_14314189.jpg

ラッキー!

でもなんで、ツタヤでウイスキー???

顔に”のんべえ”と書いてあったのか?

当然、全員に配っているわけではないはず・・・・

”選ばれた客”というわけか!  店員さん、見る目あるなっ、と喜んでいただきます。


ブラックニッカ、懐かし~~

髭のおじさんも健在ですよ。

安ウイスキーで大変なことになった学生時代を思い出します。


一口含んでみたら、想像してたより旨かった。

香りもちゃんとしていて、ちょっと驚き。

むかしよりモルトの比率が上がっているよう・・・

良く見ると”Clear Blend”って書いてあるし、度数は37度で少し低め。

いまどきの嗜好に合わせているのかな?

最近、ハイボールが復権しているって聞くけど、ウイスキーも頑張ってますね。

久々のウイスキーでした。




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by sakenihon | 2009-09-18 14:59 | その他いろいろ  

一の蔵 酒ミュージアム

一の蔵 酒ミュージアム_f0193752_21415079.jpg総石高19000石。 

『一の蔵』は宮城県最大の酒造メーカー。

県内4つの酒蔵(松本酒造・浅見商店・勝来酒造・桜井酒造)の企業合同で

昭和48年に生まれた会社。

合併ではなく合同ですので、4社の蔵元が持ち回りで社長を務めています。

赤い枡のようなロゴマークはその4社の合同を現わしています。

松本酒造があった大崎市松山に現在の『株式会社 一の蔵』はあります。

元々の酒蔵の場所からは少し離れたところに近代的な蔵を新築し、

当初の酒蔵跡は『酒ミュージアム』という施設になっています。
一の蔵 酒ミュージアム_f0193752_114563.jpg

東京農業大学醸造科学科創設にかかわった松本憲次教授の実家が

松本酒造だったそうです。 ⇒ 醸造科学科50年史

こうゆう背景が、現在でも全量手造りを続けていることにつながっているのでしょうかね。

松本憲次氏の生家は酒ミュージアムの前にそのまま残っています。
一の蔵 酒ミュージアム_f0193752_1123676.jpg


酒ミュージアムは有料です。(300円)

館内はきれいに整っていて、ヤマタノオロチとスサノウノミコトのアニメーションでお酒造り

を説明するなど、お金がかかった内容もあり一般客・子供連れにはわかりやすい内容です。

(学芸員的な方が大変親切でした。)
一の蔵 酒ミュージアム_f0193752_1351798.jpg

もやし秤 (麹造りの時に種麹を量る)
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酒母用温度計
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麹箱と麹米をならすための板           速醸造りの道具の一つ一の蔵 酒ミュージアム_f0193752_140972.jpg
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あっ、これいいな!と思った展示がこちら。
1升のお酒を造るのに必要な玄米の量がわかり易く比較されていました。一の蔵 酒ミュージアム_f0193752_1474546.jpg
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普通酒と大吟醸ではお米の量が5倍も違うことが視覚でわかります。

さらに、使われるお米の単価も全く違うことを考えると、普通酒は儲かるんだ!と (笑)


【一の蔵 無鑑査】

”一の蔵”といえば『一の蔵 無鑑査』  若い頃よく飲みました。

いまでは口にすることもほとんどなくなってしまいましたが、当時の三倍醸造酒に慣れた

のんべえの舌にとっては米の香りを感じる旨い酒でした。

当時の特級・1級・2級という等級別制度に逆らって、敢えて酒類審査会の鑑査を受けず

2級酒として発売された酒。

その経緯をラベルの細かく書いて、飲み手へ問題定義して話題になりました。

その文言は「本当に鑑定されるのは、お召し上がりになるあなたご自身です。」で終わります。 

今でいえば本醸造クラスのお酒なのですが、当時はそれ以下のお酒でも

高率の税金を払えば1級・特級の表示ができて高く売れた時代です。


【すず音 米米酒】

最近は「すず音」「ひめぜん」などの低アルコール系のお酒

が飲み手のニーズをうまくとらえての大ヒットです。

さらに、ライスパワーエキスを開発した四国の勇心酒造がと協力し、ライスパワープロジェクト

を立ち上げ、「米米酒」の開発・販売を行っています。

「米米酒」は胃潰瘍予防に効果があるお酒です。 ⇒ 勇心酒造レポートへ

このような一の蔵さんの企業姿勢に、のんべえは共感しています。


【金龍蔵】

一の蔵にはもう一つの酒蔵があります。

岩手県との県境で先の地震の震源地だった,栗原市の山奥にある「金龍蔵」です。

地震で古い赤レンガの煙突が崩壊しましたが、蔵には支障がなく幸いでした。

こちらの蔵では老練な杜氏・蔵人が少量仕込みの吟醸酒を専門に造っています。

大きな蔵ながらも、こうゆう部分を保っているのも一の蔵の魅力です。一の蔵 酒ミュージアム_f0193752_2345529.jpg
一の蔵 酒ミュージアム_f0193752_2351563.jpg
・杜氏     …照井丸實(前列中央)
・頭(もと屋)…高橋松夫(前列左)
・麹屋    …渕澤一男(前列右)
・麹屋補佐 …玉山 誠(中列右)
・もろみ師  …作山久男(後列左)
・釜屋    …阿部明治(中列中央)
・船頭    …吉田 力(後列右)
・まかない  …清水栄子(中央左)
  (以上 一の蔵HPよりコピーさせていただきました。)

販売量が限られており、まだいただいたことはありません。

これを機会に今年の仕込みが出回ったら飲んでみようと思います。




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by sakenihon | 2009-09-18 02:48 | 酒蔵めぐり  

宮城県大崎市 と 鳴瀬川

今回の酒蔵巡りの最初の目的地は「大崎市」

しかし、東北新幹線の駅名は「古川駅」

調べてみますと「大崎市」というのは2006年3月に合併で出来た新しい行政区分なんですね。

古川市、遠田郡田尻町、志田郡三本木町・松山町・鹿島台町、玉造郡岩出山町・鳴子町が合併。
宮城県大崎市 と 鳴瀬川_f0193752_18522636.jpg

今回、この付近をレンタカーで走り回ったのですが、印象は「河」「お米」です。

鳴子温泉方向の源流から流れ、石巻市内で旧北上河に合流する”江合川(えあいがわ)”

山形県境から流れて松島湾へ注ぐ”鳴瀬川(なるせがわ)”の二つの河川。

さらにその二つの河川からわかれる無数の運河状の支流が網の目のように流れます。

その水を使って栽培される広大な稲田。

特に今回は稲穂が頭を垂れる季節だったため、その印象が強烈でした。
宮城県大崎市 と 鳴瀬川_f0193752_19322339.jpg
新澤酒造さん付近を流れる鳴瀬川

宮城県大崎市 と 鳴瀬川_f0193752_19332233.jpg


そして、この豊富な水とお米から醸され続ける銘酒の数々。

河村瑞賢が東廻り航路を開拓した江戸時代初期から、この付近はお米が豊富で江戸への

移出だけでなく、お酒を造る余裕も十分にあったのでしょう。

いま残る酒蔵も、もとは農家(庄屋)だった蔵もあります。

まさに水処、米処、酒処。

今回の行動エリアの地図です。(赤丸が酒蔵) クリック拡大してください。
宮城県大崎市 と 鳴瀬川_f0193752_19381377.jpg
鳴瀬川に沿って酒蔵が存在することがわかっていただけますでしょうか?

できたお酒は運河や河で運ばれ、沿岸部へも流通していたのかな?などと空想が広がります。


次回は松山エリアの『一の蔵 酒ミュージアム』のレポートです。

”一の蔵”  第一次地酒ブームを支えた酒蔵の一つ。

のんべえのようなオヤジには懐かしい銘柄です。



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by sakenihon | 2009-09-16 19:50 | 日本の風景  

宮城県大崎市 新澤醸造店

宮城県大崎市三本木の新澤(にいさわ)醸造店
わずか300石の小さなお蔵さんです。
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”愛宕の松”は旧来の銘柄。
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今は”伯楽星”の蔵元といえば知名度はグンとアップするでしょう、
宮城県大崎市 新澤醸造店_f0193752_21284863.jpg
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この日は土曜日。午前中なら営業してます、とのことで一番に訪れました。
しかし、お蔵の中までは見せてはいただけませんでした。
代わりにカタログの写真を一枚。
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お店におられた女性がしっかりされた方で、
造りのことにも詳しく、しっかりと対応していただけました。
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残念ながらここでは”伯楽星”は買えません。
想像はしてました。 
品薄の商品がお蔵では買えるとなれば酒販店さんの立場がありませんものね。
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伯楽星は酒販店で購入することにして、首都圏では手に入りにくい”愛宕の松”「限定純米吟醸ひやおろし」「特別純米」を購入。
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新澤醸造店さんのコンセプトは「究極の食中酒」「究極の三杯目」。
「究極の三杯目」とはわかりやすいコンセプト。
肴とのバランスが良くて邪魔にならない酒、口が汚れない酒、ということでしょうか。

しかし、この方向では鑑評会での入賞は無理でしょうが、それはそれ。
あくまでも、飲んで美味しい、飲み手のニーズに合ったお酒を醸すということなんですね。
(鑑評会にも「三杯目の部」なんてのがあってもいいじゃない?)

杜氏は蔵元(専務)杜氏の新澤巌夫氏
まだ30代の若き杜氏さんながら、利き酒の能力がとびぬけた方のようです。
いい舌をお持ちなんですね。 羨ましい限り。
(のんべえも昔は自信があったんですが、今ではボロボロ。 イビキの影響が大きいんだろうな・・・)

以前は誉められたものではない酒質のお蔵だったそうですが、
2002年に方針変更。 品質重視の”伯楽星”を自ら立ち上げて急成長。
JALのファーストクラス用機内酒にも選ばれています。

昨年から精米も自社精米に切り替え、さらに思い通りの酒が造れる環境が整ったとか。

伯楽星には山田錦や雄町が使われることが多く、
愛宕の松には”ササニシキ”や”ひより”などが使われているそうです。
(”ひより”については、他で詳しく紹介します。)
酵母も山形酵母のなかでも”愛宕の松”のほうが、いくらか香りが軽いものを使うようです。

搾ったお酒は火入れをして、すべて瓶詰めし-5度以下の貯蔵庫で貯蔵してます。
この店は大変好感がもてますね。
タンク貯蔵ではやはり温度管理が心配になります。
今後の温暖化傾向を考えると多くのお蔵さんでやってほしいものです。
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何と、伯楽星が南アフリカサッカーワールドカップのオフィシャル日本酒に選ばれたと・・・
オフィシャル日本酒なんてものがあったことも驚きですが、まずはおめでとうございます。
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シャンパンボトル入りの伯楽星ができるんでしょうか?
全国いくつかの蔵のお酒で記念ボトル入り商品を出し、並べて販売されるようです。
けっこう大々的に販売するらしいでが、量ができないでしょうからすぐに売り切れですね。

さて、お蔵の外観。
蔵の中では掃除や道具類の洗浄中の蔵人さんの姿が覗けました。

宮城県大崎市 新澤醸造店_f0193752_0523092.jpg
なんと!無残な状況です。

そうです。地震です。ここは何度も大きな地震に見舞われているんです。
特に2008年6月に発生した岩手・宮城内陸地震マグネチュード7.2の大地震。
大崎市でも震度6弱で大きな被害が出たのです。
数千本の在庫が割れてしまったのだそうです。 なんと勿体ない。
正直なところ、こんな被害が出ていたとは知りませんでした。

当時、栗原市の一の蔵・金龍蔵が心配で問い合わせたところ、大きな被害はなかったとのことでしたので安心していたのですが、実情は全く違っていたことが今回わかりました。
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宮城県というところは大きな地震が何度も発生しているんですね。
その中で蔵を維持して酒造りを続けてきたのは大変だったと思います。
また、地震の度に廃業に追い込まれた酒蔵があったのではないかと思います。
今後、これ以上の被害が出ないことを願うばかり。

【最近の宮城県で発生した大きな地震】
宮城県沖地震 1978年6月12日 (震源地)宮城県沖 M7.2 死者28 負傷者1万人
三陸南地震 2003年5月26日  (震源地)宮城県気仙沼沖 M7.1
宮城県北部地震 2003年7月26日 (震源地)宮城県北部 M6.2
宮城県南部地震 2005年8月16日 (震源地)宮城県牡鹿半島東方沖 M7.2
岩手・宮城内陸地震 2008年6月14日 (震源地)岩手県内陸南部  M7.2




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by sakenihon | 2009-09-16 01:54 | 酒蔵めぐり  

酒蔵巡りへ出発!

9月12日~14日の3日間、また酒蔵巡りの旅へ出てきました。

今回もJR東日本の『大人の休日倶楽部パス』を使っての旅です。
酒蔵巡りへ出発!_f0193752_20152160.gif
最初は北陸、二回目が函館・青森、そして今回が3回目の利用。 お世話になってます。

今回の『大人の休日倶楽部パス』の利用設定期間は9月3日~14日。

行かないと損なような気もして、半分騒動的な旅立ち。

ですから、準備不足。 酒蔵さんへの事前アポもほとんどとれないままの出発でした。

朝ごはん。 ハゲ天の天丼弁当。酒蔵巡りへ出発!_f0193752_20193776.jpg
朝から胃袋元気です。 旅気分も盛り上がります。

この重い朝食が結果的に正解でした。 昼ごはんの時間は取れなかったんです。

東北新幹線、仙台の次の駅”古川”が最初の目的地。 午前10時に到着。 

駅前には”萩の月”の看板。 お~宮城県。酒蔵巡りへ出発!_f0193752_20274573.jpg

駅でレンタカーを借り、まず向かった先は大崎市三本木の『新澤醸造店』さん。
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”愛宕の松”??? 随分古臭い銘柄・・・・・・知らねえなあ~~

いえいえ、みなさん御存じのはずです。



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by sakenihon | 2009-09-15 20:55 | 酒蔵めぐり  

帰ってきました。

帰宅したのは0時を過ぎてましたが、一応無事に帰ってきました。

昨夜の仙台からの更新時は完全酩酊状態。  記憶がありません。

いま読み返して、「こんなこと書いてたの~?」状態。

お恥ずかしいです。


明日からご報告させていただきま~す。




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by sakenihon | 2009-09-15 02:25  

国分町より愛をこめて

ただいま仙台のホテルの無料パソコンです。

塩釜の日高見さん、すみのえさん、大崎の伯楽星さん、宮城にもいいお蔵さんがたくさん。

そして、これから間違いなく伸びるお蔵さんも・・・・・


あすは塩釜です。



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by sakenihon | 2009-09-14 03:12 | その他いろいろ  

ちょっと、旅に出ます。

更新さぼってます。

もう少しさぼります。

”大人の休日倶楽部パス”を使って12~14日、酒蔵をフラフラしてきます。

ですから、15日頃まで更新できません。

帰ってきたら、怒涛の更新をいたしますので、ご容赦ください。


どこに行くかって?ちょっと、旅に出ます。_f0193752_2353930.jpg

ナイショ。      笑




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by sakenihon | 2009-09-12 02:40 | 酒蔵めぐり  

豊盃 特別純米 直汲み生酒

先日の田酒は、あまりにスルスルと心地よく喉の奥に流れ込み、

あっという間に空瓶となってしまいました。

その勢いで青森の酒をもう一本買ってきてしまいました。豊盃 特別純米 直汲み生酒_f0193752_22424252.jpg

弘前 三浦酒造さんの『豊盃』

2月の蔵訪問以来のお気に入り。

特別純米生酒に遭遇。

この季節には珍しい!

なんと最後の一本だって。


酒屋のリーチイン冷蔵庫の前に立つと、「おーい!ここだよ~」と手招きされているような

錯覚さえ覚えました。
豊盃 特別純米 直汲み生酒_f0193752_2251122.jpg瓶詰めはH20年12月です。

9か月が経過していますが、この酒屋さんは信頼できます。

三浦酒造さんとは10年来の直取引。 

生酒類は-4度で保存されていますから保存期間は

問題にはなりません。

早速、開栓しますと「ぽんっ!」といういい音。

元気に生きていますよ~~~~

舌に転がすと”ピチピチ シュワシュワ~ッ”と飛び跳ねます。

奥の方に甘みや旨味がたくさん隠れているのはわかるのですが

”ピチピチ シュワシュワ~ッ”のせいで少し辛めに感じます。

日々、酸が抜けてゆくに従って、酸と旨味のバランスの

変化を楽しめる酒です。

実は今日で二日目。 二日目でも「ぽんっ!」がありました。 

ほんとに元気な生酒です。


薫りは控えめながら、お米の薫りと酵母由来の軽い吟醸香が両方楽しめます。豊盃 特別純米 直汲み生酒_f0193752_22275255.jpg

お米は何を使っているかは不明です。

麹米と掛米で別々の種類を使って、品質とコストを

両立させているのではないかと思います。

酸に堅さがない、やさしい口当たりと芳香です。

いかにも青森らしい酒。

肴はなくともお酒自体を楽しめる一本です。
  (購入価格2800円)



【購入した酒屋さん】

地酒の青野 (成田山新勝寺のすぐ近くの隠れた酒屋さん)
〒286-0025
千葉県成田市東町245
TEL:0476-24-1161
FAX:0476-24-1051
★三浦酒造さんも毎年ご挨拶に来るんだそうです。



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by sakenihon | 2009-09-08 23:14 | 本日の一献