人気ブログランキング |

タグ:酒の肴 ( 49 ) タグの人気記事

 

本日の一献 《11月5日》 茨城の割烹『喜作』

今週は嬉しいことに夜な夜な飲み歩いております。
おかげでブログの更新がストップしておりました。
昨日などは、家に帰ってそのまま朝まで居間で寝込んでしまったようです。
だいぶ朝方は気温も下がり、風邪をひいたかと思いましたが、日本酒のお陰でしょうかねえ、全くそんな気配なしでした。
近々、このブログでも書いておきたいのですが日本酒は身体を暖めてくれます。
基礎体温が上がるような気もしまして、健康増進に極めていい影響を与えてくれているようです。

さて、昨日の夜は、茨城県土浦市まで足を伸ばしまして、割烹居酒屋『喜作』さんで一献いただいてきました。(実際は二献、三献とかなりいってしまいましたが・・・)
実は『喜作』は木内酒造さんの日本酒造り体験講座の実質的仕掛け人です。
日頃のお礼を兼ねて茨城の旨いものを求めてフラフラと行ってまいりました。
これからの時期は「あんこう」や「ふぐ」の鍋が最高のシーズンですが、昨日は一人だったのでコースターだけで我慢!
本日の一献 《11月5日》 茨城の割烹『喜作』_f0193752_1381627.jpg


で、まずはお通しで一献。
本日の一献 《11月5日》 茨城の割烹『喜作』_f0193752_1424235.jpg


「お通し」といっても、インゲン豆、子持ち昆布、鴨のスモーク、蓮根の炊きものが並んでいます。
いきなりこんなまともなお通しでは、思わずズルッと涎が垂れます。
お酒は茨城県築西市、来福酒造さんの『真向勝負』純米吟醸をぬる燗にしていただきました。
花酵母を使ったお酒のようで、豊かな吟醸香とやさしい舌ざわりながら切れのある酸味にふくよかな旨味も加わり、バランスがとれた純米吟醸という印象でした。
ただ、冷酒だと多少香りがきつかったかもしれない、ぬる燗で正解!という感想です。

次に、せっかくなのでお刺身を頂きました。
茨城県って海の印象が薄かったんですが、認識不足で近海ものの新鮮なお魚が豊富なようでネタ数も多く満足しました。
本日の一献 《11月5日》 茨城の割烹『喜作』_f0193752_26231.jpg


お酒はお隣りの福島県喜多方の大和川酒造さんの『酒星眼回』純米吟醸。
本日の一献 《11月5日》 茨城の割烹『喜作』_f0193752_217172.jpg
お酒で星が見えるほど目が回る~というイメージのネーミングでしょうか?夢のようないい名前です。
身体も温まったのでこちらは冷でいただきましたが、チョット驚くような酒でした。
木の香りというかかすかなヒネ香というか、熟成した感じがあるもののフルーティな甘い香りととろりとした舌触りで濃厚な甘さも感じるお酒でした。



まだまだ、先は続きましたが、写真に残す冷静さも徐々に失い、最後は記憶も失いながら桃源郷を彷徨う一夜でございました。

ごちそうさまでした。
感謝!



ランキングへ参加してま~す。
ポチっとワンクリックのお恵みを・・・・・・

こちらをクリック⇒人気ブログランキングへ

by sakenihon | 2008-11-07 02:29 | 本日の一献  

本日の一献 《10月30日》 『銀だら粕漬け』で飲み過ぎです

昨日の夜はついつい飲み過ぎてしまいました。

本日の一献 《10月30日》 『銀だら粕漬け』で飲み過ぎです_f0193752_23515161.jpg
先日ご紹介した藤井酒造さんの『龍勢 夜の帝王』、一升瓶でしたのでまだまだ残ってまして、先日と同じく熱燗にして飲んだんですが、これが旨かった~~

先日、栓を開けてすぐは酸味がかなり強かったんですが、それから2日ほど経って適度に酸が抜けて、私にとってはすごーくいい感じ!に化けておりました。
いやー、これだから日本酒は面白いんです。
さすがは『夜の帝王』。 夜な夜なよく化ける酒です。


日本酒は栓を抜いてすぐが一番旨いとおっしゃる方もおられるようですが、私はそうとは限らないと思ってます。
特に酸が強かったり発砲性のものの場合は、舌への刺激が強いので自分好みの飲みごろというものがあっていいと思いますね。
つうことで、昨夜のこのお酒は私の飲みごろとピッタリ一致していたようで、盃がついつい進んでしまいました。
チョット反省。

肴も久々のヒットでした。
いつもの御徒町吉池で購入した銀だらを2日間ほど酒粕に漬けて焼いただけのもの。
脂ののった銀だらに、きりっとしまった辛口燗酒がど真ん中にはまりました。
こんなんがあったら、どうしてもグビっといってしまいます。
本日の一献 《10月30日》 『銀だら粕漬け』で飲み過ぎです_f0193752_18394416.jpg


銀だらの粕漬けって結構いい値段しますよね。一切れ300円とか。
今回は大きな一切れを400円で買ってきて、写真のように5つに切り分けて粕に漬けました。
お値段も超お手頃で大満足の夜。

今宵も美味しいお酒と素晴らしい食材に感謝 感謝。




ランキングの参加してま~す。
ポチっとワンクリックのお恵みを・・・・・・

こちらをクリック人気ブログランキングへ

by sakenihon | 2008-10-31 19:05 | 本日の一献  

本日の一献《10月28日》 夜の帝王はお燗好き

今日の一献。

日本酒は藤井酒造さんの『龍勢 夜の帝王』です。
本日の一献《10月28日》 夜の帝王はお燗好き_f0193752_23515161.jpg

ちょっと怪しいネーミングですが、中身は全く怪しくありません。
だいぶ肌寒くなってきましたので、『お燗で一杯』が恋しい季節になってきましたね。
この『龍勢 夜の帝王』はまさにお燗で化けるお酒です。

八反錦を60%精米した特別純米酒です。
常温で飲むとかなり強い酸を感じます。
旨味が強い酸味に隠れてしまいがちなのですが、これをお燗にしますと酸が随分まろやかになり、隠れていた旨味がパッと開きます。
余計なヒネ香などがなくて、大変すっきりした味わいの純米酒らしい純米酒です。


本日の一献《10月28日》 夜の帝王はお燗好き_f0193752_2125190.jpg
お燗はぬる燗よりも50℃くらいの熱燗にした方が、より旨味が立つように感じました。
ぬる燗がお好みなら、一度熱燗にしたものを多少冷まして飲むといいと思います。
冷めても香味は損なわれません。
日本酒独特の燗酒の美味しさを、是非お試しください。



藤井酒造株式会社は広島県竹原市にある、純米酒100%の酒蔵です。
藤井酒造「龍勢」は軟水による酒造法を確立した三浦仙三郎から直々に指導を受け、明治40年に行われた第一回全国清酒品評会で第一位を獲得しています。
平成17年にはヨーロッパのワインコンテストの日本酒部門でゴールドメダルを獲得した実力蔵です。
造りの規模を抑えながら、一つづつ徹底して丁寧な仕事を守る頑固さを持っています。
そのため、時代に流されず本当にしっかりとした酒らしい酒を醸している蔵です。

今年7月に訪問し、蔵元の弟さんで杜氏の藤井雅夫さんから直接に話を聴けました。
大変腰が引くく控え目な方でですが、こと酒造りの話になると厳格さや頑固さが話の隅々で感じられる方でした。

お蔵が立地する広島県竹原市も大変素晴らしい、日本の原風景を残す街です。
本日の一献《10月28日》 夜の帝王はお燗好き_f0193752_31373.jpg


本日の一献《10月28日》 夜の帝王はお燗好き_f0193752_325970.jpg


この先に蔵元があります。
一般の方が気軽に見学できるギャラリーもあります。
機会があったら是非足を運んでいただきたい街です。



ブログランキングに参加しました。
ワンクリックのお恵みを~~
人気ブログランキングへ

by sakenihon | 2008-10-29 03:23 | 本日の一献  

本日の一献《10月25日》 喜島三宅

ここは日本酒主体のブログではありますが、せっかく三宅島のmbabanomeさんから情報をいただきましたので、『喜島三宅』という芋焼酎を求めて(本当は三宅島に向かいたいところですが)今日は都内水道橋で三宅島に出会ってきました。

つい最近までJR水道橋駅は私の通勤駅でしたのでかなり土地勘はありましたが、こんな店がこんなところにあったとは・・・・
本日の一献《10月25日》 喜島三宅_f0193752_2014112.jpg


本日の一献《10月25日》 喜島三宅_f0193752_20363241.jpg
店名『潮騒SHIO‐SAI」』
ここは伊豆七島から直送された味覚を存分に味わえます。
それもそのはず、親会社は三宅島でスーパーマーケットを経営している、まさに島直営のようなお店です。 『喜島三宅』をネット検索して見つけました。
噴火による全島避難で開業されたそうです。


まずは一献!
目的の『喜島三宅』をロックでいただきました。
命名は石原都知事だそうです。もちろん「喜島」は「帰島」を掛けたネーミング。

本日の一献《10月25日》 喜島三宅_f0193752_20455364.jpg
本日の一献《10月25日》 喜島三宅_f0193752_20493220.jpg


残念ながら酒蔵自体は未だ復興できていない状態のため『喜島三宅』は三宅島産のサツマイモを鹿児島県に送って、鹿児島の酒造メーカーで造られています。
苦肉の策なんでしょうが、三宅島と鹿児島、ともに火山で苦労している地域の連携プレーで美味しい焼酎が造られている。 それもまた良しです。
ラベルに表記はありませんでしたが、芋は黄金千貫、麹は黒麹かな?という本格焼酎です。
お芋の甘い香りがかなりしっかり出ていて、どっしりとした味わいの『焼酎好きの焼酎』という感じですね。飲んでみる価値ありです。
人気が出ると生産が間に合わず、冷凍や中国産のサツマイモを混ぜてしまう蔵もあると聞きます。
その点『喜島三宅』は三宅島産の芋を使うことに意味がありますから、安心できる焼酎ですね。
その代り品切れもあるようですが、自然相手ですから仕方ありません。
三宅のそして東京の芋焼酎と胸を張れる一品だと思います。

それに合わせてた肴は『尾長鯛の造り』
尾長鯛の造りも生まれて初めてです。7kgほどの大きなものだったそうです。
本日の一献《10月25日》 喜島三宅_f0193752_20523329.jpg

尾長鯛。最高です。
ねっとりした食感がたまりません。(表現、下手かな?)
余計な脂がなくて、新鮮さが伝わってきます。本当に美味しかったです。
塩、わさび醤油、そして伊豆七島独特の刺身の食べ方「からし醤油」がそろった嬉しい演出。
島の魚は全体的にあまり脂はのらないあっさりした味わいだそうです。
日本酒に合います。

続いては日本酒で二献目!
お酒は栃木県小山市 小林酒造『鳳凰美田』
小さいながらもコツコツがんばってる実力派のお蔵さんのようです。
このお酒、お友達の高橋さんからウマい!っと聞いて、飲んでみたいと思ってたんです。
これもめぐり合わせ!? それも季節柄の「ひやおろし」ですよ~~~
これは頂くしかないでしょう。
本日の一献《10月25日》 喜島三宅_f0193752_21553375.jpg
本日の一献《10月25日》 喜島三宅_f0193752_2156984.jpg
ちと、写真が曲がってますが・・・
五百万石の精米50%ですから、大吟醸の生詰めといえますね。
美味しくないはずはないんです。
ん~~いい酒でした。
淡麗な口当たり、適度ですっきりした吟醸香。
今度は地元美田地区産「若水」を使った純米酒も飲んでみたいなと思います。


肴は『金目鯛のなめろう』
本日の一献《10月25日》 喜島三宅_f0193752_22114419.jpg


聞いたことありますか?『金目鯛のなめろう』なんて。
『なめろう』は普通は新鮮なアジの刺身をたたいて、酒・みりんなどで溶いた白みそを合わせた房総の郷土料理です。三宅島では金目鯛ですか?贅沢ですよーー

これは、酒がすすむでしょう。しかたないでしょう?

調子に乗って三献目!
お酒は高知県安芸郡の南酒造場の『南』。
高知県は7月に回ってきたばかりですが、まったくノーチェックのお蔵です。
(またまた写真が曲がってます。ごめんなさい。)
本日の一献《10月25日》 喜島三宅_f0193752_22385770.jpg
松山三井を60%まで精米した特別純米です。
辛口ですが高知県のお酒の割にはやさしい口当たり。
酵母は高知酵母としか書いてませんが、結構香りが出るタイプのCELL‐11あたりかな?
本日の一献《10月25日》 喜島三宅_f0193752_22432349.jpg
肴は調子に乗って『くえの煮付け』を頼んだんですが、あまりの美味しさに写真を撮るのを忘れて、こんな状態になってしまいました。


てなわけで、島のうまい魚を堪能して上機嫌な時を過ごせました。
「くさや」だけでも5~6種類。「サメのくさや」なんてものもあって、次回は友達を誘って行きたい店です。
三宅島に行くともっとおいしいんでしょうねえ。更なる復興を心よりお祈りします。

お陰様で鳳凰美田まで飲めました。
本当に感謝!感謝! ごちそうさまでした。  
美味しい魚たちに合掌。

by sakenihon | 2008-10-27 00:11 | 本日の一献  

千葉県印旛郡栄町の丹波の黒豆『どらまめ』

先日天ぷらとなって紹介した、『どらまめ』の追加説明です。

明日、木内酒造さんの酒造り講座に行きますが、終了後の懇親会で一人一品持ち寄りなので、私はどらまめを持ってゆくことにしました。
それで、今日購入してきたんで、その時の写真です。
千葉県印旛郡栄町の丹波の黒豆『どらまめ』_f0193752_116743.jpg


成田市のとなりに位置する印旛郡栄町の名産品です。
どらまめの「どら」はドラゴンの「どら」。栄町には龍角寺という奈良時代の大変古いお寺跡があり、竜神伝説が残っているため、町おこしとして「どら」をアピールしているようです。
印旛沼周辺に龍腹寺、龍尾寺というお寺もあったそうで、天から落ちた龍の頭、お腹、しっぽをそれぞれ祀ったとか。

もとは兵庫県の有名な丹波黒を持ってきて栽培したものです。
毎年、この時期に2~3週間だけの販売ですので、即席のテントで販売所ができます。
ここで、とれたての枝豆をおばさんたちが、枝から外しながら袋詰めして販売してます。
のどかでしょう。
千葉県印旛郡栄町の丹波の黒豆『どらまめ』_f0193752_1425342.jpg


大変大粒で、実がふっくらしており、おまめの味が濃い枝豆です。
もし、この時期に成田近辺にお越しの際は是非一度お試しあれ!
わかりやすい販売所は千葉県立『房総のむら』内の「ドラムの里」という産直品販売所で販売してます。
一袋(300g)で350円程度です。

by sakenihon | 2008-10-19 01:58 | その他いろいろ  

本日の一献 《10月14日》

昨日はご報告の通りでホッピー一本で二日酔いという前代未聞のテイタラク。
その分、今日は食材がいろいろありまして、一献ではなく二献となりました。

まずは、御徒町の吉池で買ってきて大吟醸の酒粕に放り込んでおいた『ふぐ』ちゃんです。
本日の一献 《10月14日》_f0193752_0445810.jpg
もともとが一夜干しの上に、結果的に丸三日も漬けてしまって、かなり塩辛くなってないか心配でしたが、きれいに粕を洗い流してからオーブントースターで炙りました。


すると、思ったほど塩辛くなくていい味になってました。
ただの一夜干しに比べて、ずっと味の深みが増しますし、水分も抜けてぷりぷりとした食感も増していました。



次の一品はしばらく前に購入していていたホタテのヒモ。
やはり吉池で購入したものですが、ヒモだけのとてつもない量で250円ぐらいだったんで、きれいに洗ってから小分けにして冷凍してました。
それを味噌を加えた田舎風の酒粕につけ込んだ上でフライパンで軽く焼いてみました。
本日の一献 《10月14日》_f0193752_0555442.jpg
こちらもコリコリとした食感で、噛めば噛むほど貝の旨味が出てきます。
味噌の風味が強く濃厚な味わいの肴になっておりました。



さらにおまけの一品。
私が住んでいる千葉県の限定エリアの名産品。
『どらまめ』というネーミングの枝豆。
丹波の黒豆からの交配種らしく、すごーく大粒で、ホクホクしていて濃厚な味わいの枝豆です。
本日の一献 《10月14日》_f0193752_23647.jpg
毎年、10月中旬の2週間ほどの大変短い間で地元限定で販売されます。
農家のおばちゃん達が道端の掘っ立て小屋で袋詰めしながら販売してます。
普通は夏の味覚の枝豆ですが、これはまさに秋の風物詩です。


本日の一献 《10月14日》_f0193752_144021.jpg


今日は奥様がこれを天ぷらにしてくれました。
枝豆の天ぷらなんて、粒が大きいからこそできるものですよね。
美味しいので、この写真を撮った時には既に子供たちの餌食となって、四分の三は食べられてしまい、わずかしか残ってないさみしい状態です。


さてさて、これらの肴にたいしてのお酒ですが、先日の稲刈りに行った時の蔵元で購入したお酒。
木内酒造さんの純米酒。
ラベルは純米酒となってますが、五百万石を53%まで磨いたもので、さらに吟造りの表記もありますので、間違いなしの純米吟醸です。
本日の一献 《10月14日》_f0193752_1205188.jpg
本日の一献 《10月14日》_f0193752_123491.jpg


購入した時に蔵の方に意地悪く聞いてみました。
「なんでこれは吟醸の表記をしないんですか?」って。
答えは多少苦しそうに、
「他にもすでに純米吟醸があるんで・・・・・」
確かに、山田錦を43%まで磨いたものを純米吟醸で商品化されてますから、二つも同じネーミングにするとお客様が混乱するということで、五百万石のほうはただの純米酒表記になったようです。
よく見るとどこのお蔵でもこういうことはよくあります。
価格は山田錦43%のほうが2300円ほどに対し、五百万石の53%は1300円程度。
これはお得!っと即購入してきたものです。

酒質としてはまさに吟醸系の香り高くすっきりした口当たりのお酒でした。
グラスに鼻を近づけた時の香りは、リンゴやナシのような香りにお花のような香りも加わり、華やかな甘い香りです。
口に含んだ時の舌先にはしっかりした酸の刺激があって辛口の部類に入ることを教えてくれます。
あまり後を引くことはなくすっきりとしたキレも感じるお酒です。
コストパフォーマンスはかなり高いと思いました。

どらまめ天ぷらとの相性は抜群です。
大変リッチな感覚になれる取り合わせです。
天ぷらに少しお塩をつけると、お酒の香味とマッチして口になかで化学融合を起こしました。

ふぐもまあまあです。ちょっと味が濃い目かなとも思いますが 悪くはありません。
欲を言えばきりっとしまってうまみが強い、石川や新潟のお酒のほうがより良かったかもしれません。

ただし、ホタテのヒモはその濃厚さ故にこのお酒とは合いませんでした。(想像はしてましたが)
そこで、まだ少し残ってた香取90の一升瓶をチビリと合わせてみましたら、やはり濃厚系の魚にはこちらのほうが合いましたね。
本日の一献 《10月14日》_f0193752_26328.jpg


左が木内の純米。右が香取90です。
木内の純米もわずかですが黄味がかった色があります。
香取90のほうは無ろ過ですので、さらに濃い黄みがあるのが写真でわかりますでしょうか?


本日も美味しいお酒と肴に感謝、感謝     合掌!

by sakenihon | 2008-10-15 02:11 | 本日の一献  

肴の買出し

昨日の夜の帰宅途中、上野御徒町の吉池で肴になりそうなものを探索してきました。

肴の買出し_f0193752_1415265.jpg


吉池の一階の鮮魚売り場にはバイヤーが全国から探し出してきた海鮮食材でいっぱい。
すぐとなりがデパート(上野松坂屋)ですが、海鮮関係では断然こちらの勝ちです。
特に北海道の鮭は自社工場を持っていることもあって、大変豊富です。
幻の鮭といわれる『鮭児』にさえお目にかかれます。(見るだけで買ったことはありませんが)
お正月の買い出しにはアメ横が有名ですが、私は吉池のほうが間違いなくコストパフォーマンスが高くお勧めです。

今日も美味しそうなものをいくつか見つけてきました。

まずは広島の珍味『でびらかれい』
肴の買出し_f0193752_1422814.jpg


15cmくらいのが1パックに7~8枚入っていて400円。安い!即購入です。
ご存じない方が多いと思いますが瀬戸内海で獲れたタマガンゾウビラメをカチカチペラペラになるまで干したものです。
かなり硬いので、カナヅチで叩いてから軽く炙って食べます。
さらに食べる前に手で背骨を折るような要領でもんでから食べます。
頭から全部食べられます。
熱燗の肴によく合うと思います。


そのほかには以下の3点を購入。
①左上=> 沖縄産天然もずく 118円 (「天然」の部分に反応しました。)
②右上=> 平貝 韓国産 値引きで300円 (国産の価格は2~3倍。つい価格に反応)
③下 => ふぐの一夜干し 4枚で300円 (珍しくはないけど、また酒粕漬けにしようかと)
肴の買出し_f0193752_14514581.jpg



帰宅後、ふぐの一夜干しはすぐに酒粕の中に。
これで1日漬け込んで軽く焼けば、あとは何の味付けもなしでいい肴になるはず。
肴の買出し_f0193752_1563236.jpg
でも生でなくて一夜干しを漬け込んでよかったのかな?
まっ、すぐにわかるお楽しみ。

by sakenihon | 2008-10-12 15:29 | その他いろいろ  

本日の一献 ≪10月8日≫ 安納芋

今日の一献は「あまから」のお話からになります。
前置きが長くなりますが、お付き合いください。

日本酒の肴は一般には多少なりとも塩辛いものとか味のしっかりしたものが合う、というイメージがありますね。
たぶんこれは一昔前の日本酒が大変甘かったため、その甘さとのバランスを取るために自然肴は塩辛いものになったのだと思います。
江戸時代からつい最近までは砂糖は大変高価なものであり、『甘さ』は庶民にとって大変貴重な味覚だったのです。
日本酒も『甘い酒がいい酒』という時代が大変長く続いていたようで、そのような甘い日本酒に合う肴は塩辛いものというのが定石となっていったのではないかと思います。

ところが現在の日本は甘いものが溢れているための反動か、『あまり甘くない』ものが好まれる時代です。
最近の日本酒はそのような背景から『淡麗辛口』がいい酒の代名詞になっております。
しかし、それに合う肴は昔のような塩辛いものとは限りません。
理論的には『辛口のお酒には甘い肴があう』可能性は十分あります。

先日、ある知り合いが「塩ようかんとか甘納豆は日本酒に合うよ」ということを教えてくれ、そうだろうなあ・・・、今度試してみよう! と思っておりました。

と、その矢先にこんなものが手に入りました。
種子島でとれる『安納いも』というさつまいもです。
めちゃくちゃ糖度が高く、蜂蜜のような甘さをもつお芋とのことで、最近注目されているようです。
人工的な甘さではなく、まさに自然の恵みの甘さです。
辛口酒との相性を試すにはバッチリの食材ではありませんか。
本日の一献 ≪10月8日≫ 安納芋_f0193752_0435092.jpg


写真でお芋の表面が濡れているように見えると思いますが、なんとこれは焼いている間にお芋の中から噴き出してきた糖分(蜜)なのです!  安納いも 恐るべし!!

中はこんな感じです。
本日の一献 ≪10月8日≫ 安納芋_f0193752_050143.jpg


今まで食べたことがない濃厚で自然の滋養を感じるような甘さ。
水分が多くてネッチリとした感じの食感で、でまるでお正月のきんとんのようです。

そして、ここに合わせたお酒は、またまた地元千葉県、佐倉市の地酒『旭鶴』の「特別本醸造 拾壱萬石」です。
残念ですが旭鶴さんは県外ではほとんど無名で、県内でも佐倉以外では影が薄いようです。
本日の一献 ≪10月8日≫ 安納芋_f0193752_19648.jpg
《お酒のデータ》
(お米)        佐倉産ふさのまい100% 
            (千葉県の酒造好適米)
(精米歩合)     60%
(アルコール度数) 16~17%
(日本酒度)     +9
(酸度)         1.5

味はまさに辛口。実感では+9以上に感じます。
さらに本醸造ということもありすっきりした端麗な酒です。
極めてまともな辛口本醸造です。
ネーミングが『拾壱萬石』であることを考えると、地元向けより観光客向けでしょうから、多少現在の嗜好に沿った造りの味になっているのかも。
私自身も先日『国立歴史民族博物館』に行った時に佐倉駅前の酒屋さんで購入しましたので、正に観光客として購入しました。

『安納いも』との相性を試すにはピったしの酒と思われます。
先にお芋を口にふくみ、ネチョネチョとその天然の甘みを絞り出し、口の中が甘味でいっぱいになったところに、常温の酒をすーっと流し込んで口の中でお芋と絡めたら、もう最高!です。
『安納いも』の大人の楽しみ方ですなあーー。
今日もおいしくお酒が飲める幸せをしみじみ感じる一瞬でした。
感謝。

『辛口のお酒には甘い肴があう』という仮説がここで実証されたことをご報告させていただきます。

by sakenihon | 2008-10-08 23:53 | 本日の一献  

本日の一献 ≪10月4日≫

今日の夕食では千葉県香取郡神崎町の寺田本家、『香取』というお酒をいただきました。

実は最近、この寺田本家さんのお酒にはまってます。
千葉県にこんな個性的なお蔵さんがあったことを今まで知りませんでした。
『寺田本家』さんには一度お邪魔していろいろお話を伺いたいと思いますので、そのあとで改めて詳しくご紹介したいと思います。

本日の一献 ≪10月4日≫_f0193752_361756.jpg


このお酒は大変めずらしいものです。
生もと造りで大変しっかりしたお酒なんですが、なんと精米歩合が90%なんです。
瓶には「豊穣自然米」「純米自然酒90」のラベルがあります。
「試してみて 美味しかったら それは 自然の味だからです」なんていう言葉もあります。
お米ほぼ無農薬米を栽培して使っているようです。

今までに精米歩合90%なんてお酒は飲んだことはありませんし、聞いたこともありませんでしたので、店頭で見つけて即購入、常温と燗酒で飲んでみました。
精米歩合90%ということは飯米とほとんどおなじですので、お米のタンパク質なんかから出る雑味や癖のある匂いがあるのかと思ってましたが、見事にはずれました。
確かに洗練された酒とはいえないけれど、けっしてまずくない。超濃醇辛口タイプのお酒です。
生もとのせいでしょうか、まさにヨーグルトのような乳酸の香りがあるものの、できそこないの山廃のような変な匂いではなく、私にとっては嫌なものではありませんでした。

また、お燗をすると乳酸臭はほぼ消えて旨味が増し、かすかな甘みさえ感じて味わいの奥深さが増しました。
酸味が強いので大変男性的でどっしりとした味わいがありますが、いやな雑味とかアルコールのチクチクくる感じはありません。フルボディー以上のヘビーボディーの酒っていう感じでした。
精米歩合90%でもこんなお酒ができるんですねえ。いやはや驚きです。
まるで青カビの生えたチーズを初めて食べた人の驚きといえば大げさですが、そんな感じです。
一升瓶で1600円ほどの価格でしたので、価格的にも満足でした。

ただし、肴は選ぶ酒です。
鯛やヒラメのような淡白なものでは負けてしまいそうです。
味のしっかりしたものでないとバランスが取れないお酒です。

そこで本日合わせた肴は、スーパーで買った安ものの生ホタテ(かなり小さいもの)を2日間ほど酒粕に漬け込んで、フライパンで軽く焼いたものです。
酒粕は石川県久世酒造店で購入した大吟醸酒粕に塩とみりんを加えました。
はじめてのメニューでしたが、けっこうイケてました。
特に今回のような個性の強い男性的な酒にはバッチリ合う肴でした。
本日の一献 ≪10月4日≫_f0193752_3525451.jpg




明日は茨城県の木内酒造さんに稲刈りにいってきます。
軍手とカマ持って。

by sakenihon | 2008-10-05 04:31 | 本日の一献